【2019年版】確定申告を郵送する方法とは?不備、控え、必要書類、封筒および期限について解説

節約

確定申告の時期に入りました。個人事業主の私はすでに書類をそろえて提出するのみとなっています。今年は郵送で提出しようと考えております。「エぇ~!確定申告は郵送できるの?不備があったらどうするの?」大丈夫ですよ!以下に確定申告書を郵送する封筒必要書類をまとめておきます。また見落としがちな「控え」のための返信用封筒や提出期限についても解説します。

確定申告を郵送すると不備や間違いがあったらどうするの?

「確定申告を郵送したら、税務署の職員に不備をチェックしてもらえないじゃん!不備間違いがあったらどうするの?」と思われるかも。確かに一昔前だったらそうかもしれません。10年前は手書きで苦しんだ覚えがあります。

しかし今では、ネットが普及PCだけでなくスマホでも【確定申告書等作成コーナー】で確定申告書を作成可能です。(国税庁の確定申告作成コーナー  に関しては後述します)

※ スマホで確定申告書を作成する場合、給与所得者で源泉徴収が一箇所だけという条件があります。スマホ × 確定申告 スマート申告始まります!|国税庁 。

ネット上での確定申告書作成作業は入力画面に数字を打ち込んでいくだけですから、不備や計算間違えが発生することはほぼありません。仮に万が一記入漏れや不備が見つかったら確定申告の訂正 をすればOKです。

ネット上で出来上がった確定申告書はPCやスマホにダウンロードし、自宅のプリンターやコンビニで印刷すればOKです。カラーでなくてモノクロ(グレースケール)で十分ですよ。

出来上がった確定申告書は必要書類を添付して税務署に届けるだけです。ネット上で作成した正確な確定申告書、つまり不備や間違いは全くないと考えて良いので、確定申告相談の長い列に並びあえて税務署員のチェックを受ける必要はありません。郵送で十分なわけですね。

まずPCで確定申告を作成しよう!でも手書きでもOK

ネットに続できる環境にある方は、国税庁の【確定申告書等作成コーナー】を利用可能です。

繰り返しになりますが、計算が面倒な医療費控除額や生命保険料控除額、またふるさと納税のような各種控除の計算はすべて自動です。源泉徴収があれば、還付金なども自動で計算してくれます。

image

私は、10年近く【確定申告書等作成コーナー】を利用してきましたが、一度も税務署から不備や間違いを指摘されたことはありません。

■ 出書きでもOK
ネットが普及する前はだれでも手書きでした。私もそうでした。今でさえPCで作成するよりも手書きのほうが速い場合があります。毎年税務署から送られてくる「確定申告の手引き」を参照しながら申告書を作成するだけです。収入元や控除の種類が少ないシンプルな生活をしている方は、30分もあれば仕上げられます。(2,3回すればね。)
私のように個人事業主で青色申告をしている方はどうでしょうか。

青色申告をしている方は、青色申告ソフトでもプリントアウトされると思いますが、上記の「確定申告書等作成コーナー」からも青色申告決算書(損益計算書、貸借対照表など)が作成可能です。

私は 3年前から会計ソフトをクラウド型「青色申告ソフト」のナンバーワン「やよいの青色申告オンライン」に変更し、銀行口座やクレジットカード取引を自動で記帳しています。超快適ですよ。なお主要なクラウド型「青色申告ソフト」3サービスをこちらの記事で徹底的に比較しております。

なお白色申告の場合は無料の「やよいの白色申告オンライン」がおすすめです。使わない手はありません。

必要書類を添付

ご存知のように、確定申告書提出する場合、必要書類を添付しなければなりません。確定書類を郵送 郵送する場合も、必要書類を漏らさず封筒に入れて郵送する必要があります。

以下に必要書類や封筒について解説します。

「控え」と返信用封筒も忘れずに!

郵送する確定申告書に添付する必要書類には含まれませんが、確定申告書の「控え」と返信用封筒をあげることができます。この2つは忘れがちです。

なぜ「控え」と返信用封筒の同封も必要かと言うと、「確かにあなたの確定申告書を税務署で受け取りましたよ!」という証明を手元に残すたです。つまり収受日付印(受付印)が付された「確定申告書の控え」を自宅に返送してもらえるのです。

「確定申告書の控えなんて必要ないんじゃないの?」と思われるかもしれません。しかし私はかつて何かと必要になったことがあります。例えば、アパートを契約したりする場合の収入証明書として提出を求められたことがあります。その場合「確定申告書の控え」は税務署の受付印がなければ収入証明書としての効力がないのです。ですから、税務署へ提出した正式の確定申告書の控えを手元にとっておきたいものです。

このように確定申告書の郵送時にしっかり「返信用封筒」を入れておけば、日付入りの受領印が付された「確定申告書の控え」をきちんと返信してもらえます。そのためにも、正確な宛名(例:「田中 太郎 行」)を記し、切手を貼った返信用封筒を同封しましょう。

切手の額面は確定申告書の「控え」が1枚なら80円で十分ですが、青色申告申告決算書などの控えも含まれるなら90円切手が無難かもしれません。

マイナンバーの記載及び本人確認書類

平成28年からですが、確定申告の郵送に含めるべき必要書類が増えています。

マイナンバー制度の導入で、申告書類にマイナンバーを記載すると同時に、なりすまし防止のためにマイナンバーを確認できる書類が必要になりました。以下の通りです。

  • マイナンバーカード(写真入り)の写し。

    確定申告の郵送書類に同封するマイナンバーカードのコピー

  • または、以下の2点。
  1. マイナンバーが確認できる書類(通知カードの写し、または住民票の写し)
  2. 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポートなど)の写し。

確定申告の郵送書類に同封する通知カードと本人確認書類のコピー

顔写真入りのマイナンバーカードをすでに発行されている方は、その写しだけでOKです。それ以外の方は必要書類が増えます。是非とも マイナンバーカード早めに発行しておきましょう

源泉徴収票

確定申告書を郵送するにあたって、忘れてはならないのは源泉徴収票です。勤め先で年末調整をしていないのであれば所得税が還付される可能性があります。給与所得者が確定申告書類を税務署に提出したい理由の一つにこの源泉所得税の還付にあるはずです。

ですから職場から源泉徴収票は必ずもらってください。

ただし給与から源泉所得税を天引きされていないなら添付する必要はありません。しかし 大抵の場合は天引きされていますので、しっかり確定申告書に記載し、源泉徴収票を添付しましょう。

社会保険料控除証明書

これも確定申告書に記載し、郵送時に添付しないと、所得税控除だけでなく市県民税の控除も受けられません。社会保険料控除証明書には以下のものが含まれます。

  • 社会保険料(サラリーマン)
  • 国民健康保険料(個人事業主)
  • 国民年金保険税(個人事業主)
  • 国民年金基金(個人事業主)
  • 小規模企業共済(個人事業主)
  • ふるさと納税(サラリーマン/個人事業主)

最後の、国民年金基金小規模企業共済 は自営業者の節税としてあまり知られていないものですが、加入しているならその控除証明書も添付して郵送しましょう。

また、ふるさと納税をされた方は、当然のこととして納付先の地方自治体が発行してくれている「寄附金受領証明書」も必要です。

生命保険料など任意保険の控除証明書

民間の任意保険に入っている方も、その保険料が所得税控除の対象になります。勤め先で年末調整していない方は控除の対象にするためにぜひとも必要書類として郵送に含めましょう。以下の保険料が含まれます。

  • 生命保険料(医療保険、生命保険、共済なども)
  • 地震保険料
  • 介護医療保険
  • 個人年金保険料

他にも寄付金控除などの証明書も必要となる場合があります。

医療費控除

こちらは、医療機関、薬局、ドラッグストアで支払った医療に関するものなら何でも計算に含められる控除です。絆創膏や通院のための交通費もOKです。平成29年分(平成30年提出分)からは、領収書やレシート添付が不要になりました

正式には、医療費控除を受けるためにリスト(医療費控除の明細書)を作成しなければなりません。

医療費控除の明細書

でもこれはとても面倒です。

しかし、家計簿ソフトや手書きでリストを作成しているなら、それを添付しておけば受理してくれます。税務署の方は提出者を信頼してくださいます。というか、低所得者を厳しく扱う余裕はありません。(←税務署勤めの友人から聞きました。)

セフルメディケーション税制対象の書類

また最近ではセフルメディケーション税制が導入され、これも所得税控除の対象となっています。

セルフメディケーション税制とは、医療費控除を受けるほど医療費を払っていないけど、病気予防/早期発見の一環としての人間ドッグや健康診断の費用、薬局やドラッグストアで購入した医薬品などを所得税控除に含めることができるというもの。つまり病気にならないよう努力をしている人には税金をおまけしてあげますよ、という趣旨の税制です。

国税庁のホームページより引用。

たとえばドラッグストアのレシートに「セルフメディケーション税制対象品」という記載があるものはすべて所得税控除の対象になります。

なおこのセルフメディケーション控除をする場合の添付書類の詳細はセルフメディケーション税制をご覧いただければ分かります。

なおセルフメディケーション税制を利用する場合は、通常の医療費控除は受けられません

郵便の種類、封筒、サイズ、送料

国税庁の 申告書の提出 によると、確定申告の郵送は「信書便物」として送付することが記載されています。しかし気にすることなく普通郵便で郵送すればOKです。気になるなら、右上に赤で以下の2文を記載しましょう。

  • 「信書便物」
  • 「確定申告書類等在中」

封筒サイズに決まりはありません。確定申告書が入ればいいわけです。しかしながら、確定申告書を折り曲げずに入れられる「角形2号」が一般的です。添付書類が多ければこのサイズが一番です。税務署が用意している郵送用の封筒もこのサイズです。

image

封筒の「角形2号」は定型外郵便扱いです。ですから郵便局で送料を教えてもらい切手を貼りましょう。たいてい120円から140円程度です。ちなみにレターパックでもOKみたいです。

なお確定申告書は「信書」(手紙やはがきと同じ扱い)になるので、荷物扱いの「ゆうパック」「EXPACK500」などで送付できません。でも「信書」を扱ってくれるなら、郵便局以外でも、たとえ佐川急便でも送付可能です。

※ 税金はもっと安くなるかも!

個人事業主の私は、 青色申告ソフトの比較 で紹介しているように、青色申告で必須の複式簿記の知識はほとんど無いにもかかわらず やよいの青色申告 オンライン という超便利なクラウド型青色申告ソフトを利用して、超簡単に確定申告を済ませております。65万円の青色申告特別控除によって、所得税10%+市県民税10%+国保税10%=30%×65万円=19万5000円の節税ができていますので、 やよいの青色申告 オンライン の経費、初年度 無料(電話サポート付は6,480円/年)、2年目から8,640円/年(電話サポート付は12,960円/年)を差し引いても18万円以上の節税となるわけです。格安簡単節税できるようになりました。

【公式ページ】 ⇒  やよいの青色申告 オンライン

※どうしても無料で青色申告をしたい方で、取引が少ない個人事業主の「マネーフォワードクラウド確定申告」は無料で使える青色申告ソフトの決定版だ!を参考にしてください。

宛先の管轄税務署

上記の「確定申告書」や添付書類をどこに郵送すればいいのでしょうか?それはお住い地域を管轄している税務署です。税務署名、所在地、管轄地域は 税務署の所在地|国税庁 で調べられます。

確定申告を郵送する封筒に記載する税務署。

封筒にお住まい管轄の税務署の住所と宛先、たとえば福岡市なら「博多 税務署 御中」と書けばOKです。当然ですが、差出人である自分の名前や住所も書きます。

提出日はどうなるの?

上記のように郵送で確定申告書を送付すると、どの時点が確定申告の提出日となるのでしょうか?持ち込んだら、受領印の日付が提出日になりますが、郵送なら切手の消印が提出日になるそうです。

これが確定申告郵送のメリットと言えます。3月15日ぎりぎりセーフという技も使えるわけです。でも数日遅れただけで、追加徴税されるみたいなペナルティを一般庶民が受けるなんて聞いたことがありませんのでご安心ください。

ではここであらためて確定申告書を税務署に郵送するメリットとデメリットをまとめます。その後、郵送する方法や注意点を説明します。

確定申告を郵送するメリットとデメリットとは

さてここまで、確定申告書類の郵送方法や必要書類についてまとめてきましたが、以下にあらためて確定申告書を郵送するメリットとデメリットもまとめておきます。

メリット

  • 自宅で書類を完成させられるので楽。手書きでも可能だがネットの利用ならさらに楽。
  • 交通費より安上がりな郵送料金で節約。管轄の税務署が遠いならなおさら。
  • 時間を節約。ポストに投函するだけなので。または郵便局かローソンで。
  • 税務署職員の仕事やストレスを減らし、税務調査すべき企業や事業者に時間を充ててもらい、国の財政が良くなる。

デメリット

  • ネットではなく手書きで確定申告書を作成する場合、自分で勉強して確定申告の書き方を学ばなければならない。
  • 不備間違いを指摘されたら、対応するのに手間や時間がかかる。(【確定申告書等作成コーナー】 で作成すれば不備や間違いはほとんどなし。)
  • 不安が残ることも。「もっと節税できたのでは?」「間違えが指摘され、追徴課税されてしまうのではないか?」など。

繰り返しになりますが、確定申告を郵送するはリットはデメリットをはるかに上回ります。

繰り返しになりますが、今は国税庁のWebサイトの「確定申告書等作成コーナー」で指示される通りに打ち込んでいけば、難なく確定申告の書類を完成させられます。それを利用すれば手書きより正確です。計算の間違い不備、また所得控除可能な項目の記載漏れなどを限りなくゼロにしてくれます。

まとめ

以上、確定申告を郵送で手早く済ませる方法、さらに郵送するメリットでデメリットでした。

さて毎年この時期、確定申告(白色/青色)の記帳に頭を抱えている個人事業主におススメのサービスがあります。

もしかしたらこれまで、パソコンにインストールする申告ソフトで帳簿を作成していたかもしれません。でもその手入力を省けたら嬉しいと思いませんか?

実はそれを実現しているのが、最近大人気となっている格安クラウド型(オンライ型)申告ソフトがあります。

このクラウド型白色/青色申告ソフトのメリットは、銀行やクレジットカードの取引明細を自動で取り込むことで、手入力の手間を最小限にしているkことです。

通常のソフトと同様に決算書や貸借対照表だけでなく、確定申告などの必要書類を簡単に作成してくれ、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を利用する必要がなくなります。

私も平成28年分からオンラインでの青色申告ソフトを利用しています。主要3サービスの中でダントツで使いやすい「やよいの青色申告 オンライン」です。初年度は無料、2年目は月々700円台から使えますよ。以下のページでそれれらを比較しています。

コメント

  1. 参考になりました。
    医療費控除を始めて申請します。
    税務署で、書類を貰って来たのですが、手引きを読んでも、どこまで書くのかわかりにくいし、
    計算も面倒だなぁと感じていました。
    確定申告等作成コーナー
    で、やってみたいと思います。

    • りんご 様

      ブログをご覧下さり感謝します。
      確定申告たいへんですが頑張ってください。
      Amamo