Amazon 試着し返品できる「Prime Try Before You Buy」を活用法

節約

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Amazonで服やシューズなど購入するって少々ハードル高いと思いませんか?「サイズが合わなかったらどうしよう」「色やデザインが思っていたものと違うなら嫌だな?」みたいな心理的な壁が立ちはだかります。そんな時Amazonプライム会員なら完全無料で使える 「Prime Try Before You Buy」(支払い前の試着)が超便利です。サイズや色、デザインの異なったものを一度に最大6点まで自宅で試着、気に入った商品だけ手元に残してあとは7日以内に返品します。「返品理由」などの記入が求められる通常の返品と違って、「Prime Try Before You Buy(旧「Prime Wardrobe」」では一切後ろめたさを感じる必要なく返品可能です。しかも返品処理はめっちゃ簡単で拍子抜けしたほどでした。

\ 完全無料で試着 /

Amazon「Prime Try Before You Buy」

以下に私が複数のデザインやサイズの異なるワイシャツを購入した際に利用した「Prime Try Before You Buy」のメリット・デメリット、さらには通常の返品との違いや利用法を解説します。

⬛ 新着情報 >>>

■2021年10月13日(水曜日):「Prime Wardrobe」は「Prime Try Before You Buy」という名称、つまり「購入前の試着」というサービス内容にそった分かりやすい名称に変更されました。自宅に配送された対応商品を試着後7日以内に返品すれば、手元に残った商品だけが精算されるプライム会員用のサービスです。

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通常の返品と「Prime Try Before You Buy」の返品の違い

Amazon「Prime Try Before You Buy」なら支払い前に試着し返品可能。
Amazon「Prime Try Before You Buy」なら支払い前に試着し返品可能。

Amazonで買った服・靴・バッグは30日以内なら返送料無料で返品可能のはご存知だと思います。

しかし、それはあくまで決済が終了したものを返品することで、返品後に全額返金されるシステムです。

通常の服/シューズ/バッグ/アクセサリーは 「Amazon Fashion」 というカテゴリーに分類され、30日以内であれば通常の返品手続きで返品可能です。もちろん条件を満たす必要あります。

一方 「Prime Try Before You Buy」 はどう違うのでしょうか?

決済(課金)前に気になる服や靴、特にサイズや色を確認するために複数の商品を自宅に送ってもらって試着したあと、自分に合わないものだけを送料無料で返品できたら嬉しくないですか?しかも超簡単な返品処理で。これが、Amazonプライム会員が無料で受けられる試着サービス「Prime Try Before You Buy」です。

\ 完全無料で試着 /

「Prime Try Before You Buy」

実際に私は今回「Prime Try Before You Buy」を利用して、サイズ/柄や色の異なった複数のワイシャツを自宅で試着し、気に入ったものだけを決済、あとは全部無料で返品できました。あまりの満足度で、思わず「Amazon最高!」とつぶやいてしまいました。

おまけに「Prime Try Before You Buy」を利用した返品は、決済後の通常の返品につきものに、後ろめたさが一切ないのです。これってかなりのメリットじゃないでしょうか?個人的には最も嬉しいメリットです。

さて次に 「Prime Try Before You Buy」のメリットデメリットを様々な観点で取り上げます。

「Prime Try Before You Buy」 のメリット・デメリットとは?

好みにサイズや色、デザインを手にとって確認できる

ぶっちゃけ「Prime Try Before You Buy」も通常の「Amazon Fashion」も無料で試着できるという点には変わりありません。

しかし、「Prime Try Before You Buy」 の最大のメリットはなんといっても、異なった色やサイズを 最大6点選んで自宅で試着可能であることです。自分が本当に気に入ったもの意外は全部返品しちゃって大丈夫。全部気に入らなければ全品返品しちゃえばいいわけです。

返品に付き物の後ろめたさが一切なし

Amazonでの通常の返品はなんとなく後ろめたさが残るが、「Prime Try Before You Buy」 にはそれが一切ない。
Amazonでの通常の返品はなんとなく後ろめたさが残るが、「Prime Try Before You Buy」 にはそれが一切ない。

しかし、個人的に「Prime Try Before You Buy」 が通常の返品に勝ると思っている点は、すでに述べましたが、返品する際の後ろめたさが一切ないということ。

通常の返品は商品ごとに返品理由を書く必要があります。だれでも経験するかもですが、せっかく購入した商品が思ったほど使い物にならなかったり、イメージが全然違ったりすると、なんとなく「選んだ自分が悪い」みたないな心のささやき、罪悪感、が生じて返品するのに躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。← 経験ありますよね。

でも、 「Prime Try Before You Buy」 は返品前提のサービスから、返品理由など選択したり記入したりする必要は一切ありません。返品する際のあの独特に気持である後ろめたさが一切生じないのです。

返品の手間が圧倒的に少ない「Prime Try Before You Buy」

決済(課金)の違いはすでに述べた通りですが、返品の手間は圧倒的に「Prime Try Before You Buy」 のほうが少ないです。返品手続きは、商品を自宅で受け取って7日以内3つの手順(1)~(3)を踏むだけ。以下の通りです。

返品の手続き(1)/ 3

自宅で試着したあと、ネット上での手続きは「購入」したいものだけを選んで「購入を確定」します。

返品手続き(2) / 3

次にAmazonの通常の返品と同じように、送られてきた箱に ① 返品する商品と、送られてきた箱に梱包されていた ②「返品用伝票」を入れます。

返品の手続き(3) / 3

最後に箱の表に「着払い伝票」(あらかじめ梱包されている)を貼りけて、コンビニから返送するだけです。郵便の集荷サービスでもOKです。もちろん返送料も無料です。

以上のようにたった3ステップで返品できちゃう「Prime Try Before You Buy」 は最高です。

もしこれが「Prime Try Before You Buy」 対象商品でないなら、以下のように面倒な通常の返品手続きを取る必要があります。

  1. 返品したい商品を「注文履歴」から探す
  2. 「商品の返品」をタップする。
  3. 「返品・交換の理由を選択」
  4. 「具体的な理由」(必須)を書き込む
  5. 「返金方法を選択」する。
  6. 返金手続きを開始する。
  7. 返品用ラベルを印刷する。(印刷できない場合、返品受付IDを紙にメモ。)
  8. 複数の商品があれば2~7を繰り返す
  9. 箱に返品手続きした商品と返品用ラベル(または返品用IDのメモ)を入れる。
  10. 郵便局に電話して集荷サービスを利用するか、コンビニに持って行って、着払い伝票を作ってもらい、Amazonに返送する。

めんどくさいです。

「通常の返品は、1つ返品するだけでも10工程もあります。

一方「Prime Try Before You Buy」 対象商品 なら一度に6つの商品まで注文できます。仮にそのうち6商品を返品しても、手続きは一度ですみますので、精神の消耗を減らせるだけでなく、かなりの時短となります。

こうやって通常の返品処理と比較するなら、「Prime Try Before You Buy」 の良いところが非常によく分かりす。

通常の返品との違い【一覧表】

さて、ここで上記のメリットを始めとして、通常の返品との比較をメリット・デメリットを抑えながら整理してみます。一部主観が入っておりますけど…。

  • ⭕:メリット
  • ❌:デメリット
Prime Try Before You Buy Amazon Fashion(通常商品)
返品で後ろめたさ一切なし(⭕⭕⭕) 返品で後ろめたさ有り(❌❌❌)
後払い( ⭕ )
※ 1
前払い( ❌ )
返品の手間は超簡単 (⭕⭕⭕ ) 返品の手間はかなり面倒 (❌❌❌)
2点~6点までの試着可能 ( ⭕ ) いくらでも? ( ⭕ )
試着後に全品返品可能 ( ⭕ ) 試着後に全品返品可能 ( ⭕ )
キャンセル可能キャンセル可能
返品送料 無料 ( ⭕ ) 返品送料 無料 ( ⭕ )
対象商品 多い(⭕) 商品数は多数 ( ⭕⭕⭕ )
Amazonプライム会員対象 ( ❌ ) プライム非会員でも対象 ( ⭕ )
お届け先は指定住所のみ。 ( ❌ ) ヤマト運輸営業所やコンビニ をお届け先に指定可能。( ⭕ )

(※ 1)いくら後払いでも、7日以内に手続きしなければ全商品を購入する意思ありと判断されて課金されますよ。ですから7日以内に、できれば2,3日以内に試着し、ネット上(PCやスマホのアプリ)で商品ごとに「購入」か「返品」するかの処理をしましょう。万が一7日が過ぎて全部決済されても、通常の返品手続きをとれば返金されますので大丈夫です。

プライム会員であることが必須

ここで「Prime Try Before You Buy」 のデメリットと思われがちな点をあえて一つ上げるなら、プライム会員でなければならない点かも。

\ ビデオも見放題 /
Amazonプライム会員 30日間無料
/ 2000円以下でも送料無料 \

Amazonプライム会員は月額なら500円、年額なら4900円です。(Amazonギフト券での支払いも可能になりました。)

「Prime Try Before You Buy」 だけを利用するために、わざわざプライム会員になるのもなんですが、まだプライム会員を利用したことの無い方は、試しに30日間無料体験をしてみてもいいかもしれませんよ。

私もAmazonプライム会員ですが、ビデオ見放題特典よりも、2000円以下でも送料無料と「Prime Try Before You Buy」 での試着で、元は十分取れていると思っています。ユニクロなどの実店舗に足を運こぶ時間や交通費の節約になりますから。

ちなみにAmazonプライム会員は、学生なら6ヶ月間は無料、その後も半額で利用できるとあって、大人気です。

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Amazonプライム会員 30日間無料
/ 2000円以下でも送料無料 \

無料返品の条件とは? 試着方法に注意!

「Prime Try Before You Buy」 の返品でも、通常の返品でも以下の条件を満たす必要があります。

  • 商品タグは付けたまま試着。
  • 屋内で試着。
  • なるべく直接肌に触れないように試着。
  • ピアス 等は開封後は返品不可。
Amazonで購入した服を返品できる条件を満たすために、商品タグを付けたままで試着している。
Amazonで購入した服を返品できる条件の一つは商品タグを付けたままで試着すること。

※ 詳細は 返品・交換の条件 をご覧ください。

うっかりタグを外してしまい、復元できない場合は、買取りとなってしまうので注意してください。

私のケースですが、試着するためにワイシャツのボタンを外そうとしたところ、タグを切らなければ試着できなかったので、首付近のボタンだけを外しTシャツのように頭から被って試着しました。

また、Amazon試着のマナーとして肌に触れないことが求められます。たとえば下着の試着は、きれいな下着の上で試着しましょう。次の方が、同じものを試着したときにあなたの毛を発見したら吐き気を催ししてしまうかもしれませんからね。

「Prime Try Before You Buy」 の対象ブランドとは?

すでに述べたようにAmazon内で販売されている服/シューズ/バッグ/財布/腕時計/アクセサリーは基本的に返品対象商品です。と言いますか、原則すべての商品は返品条件を満たす限り返品OKです。(詳細は Amazon.co.jp ヘルプ: 返品・交換の条件

しかし、返品手続きが簡単な 「Prime Try Before You Buy」 対象商品は限られています。

とはいえ無名ブランドだけでなく、有名なブランド品が 「Prime Try Before You Buy」 対象商品となっています。以下は一例です。

返品無料の「Prime Try Before You Buy」  対象商品一覧。

人気のブランドが対象商品となっていますね。(詳細をご覧になりたい方は、Amazon 「Prime Try Before You Buy」 対象ブランド をご覧ください。)

カテゴリーごとのブランドは以下をご覧ください。)

中でも人気のメンズブランドは以下の通り。

  • adidas(アディダス)
  • MIZUNO(ミズノ)
  • ミドリ安全
  • asics(アシックス)
  • Champion(チャンピオン)

メンズは圧倒的にスポーツウェアや作業服が多いですね。

さらに、人気のレデイースブランドは以下の通り。

  • gelato pique(ジェラート ピケ)
  • SAVOY(サボイ)
  • cecile(セシール)
  • MIZUNO(ミズノ)

レディースはスポーツウエアよりは部屋着、バッグ類、下着類が多いですね。

一方、ブランドにこだわらない方は「Prime Try Before You Buy」 トップへ行き、試着対象商品を検索してみることをオススメします。

「Prime Try Before You Buy」 を利用する際の注意事項

以上のように良いこと尽くめの「Prime Try Before You Buy」 ですが、いくつかの注意事項があります。

まず「Prime Try Before You Buy」 は返品が完全に完了するまで、または全部購入する場合には決済が完了するまで、次の「Prime Try Before You Buy」 による注文ができないという点です。

これは試着したい商品が沢山ある場合にはデメリットになります。

たとえば、衣替えで急いで帽子/トップス/パンツ/靴 など一式そろえたいと思う場合があるかもしれません。

その場合、「Prime Try Before You Buy」 を使って一式試着しようとするなら数週間かかかってしまいますね。

また、自宅以外での受け取り、つまりヤマト運輸営業所やコンビニなどの受取スポットを利用できないというデメリットもあります。

ご家庭の事情や、普段は家に誰もいないなどの理由でコンビニ受け取りを常としているプライム会員は利用しにくいかもしれません。

「Prime Try Before You Buy」 を利用した試着の申し込み方法

以上のように、通常の返品を利用した試着より、圧倒的に返品手順が簡単な「Prime Try Before You Buy」 ですが、注文から返品まで実際の利用法を確認してみましょう。以下の通りです。

まず「Prime Try Before You Buy」 トップへ行き、試着可能な「Prime Try Before You Buy」 対象商品を検索してください。(”ワイシャツ”を例にして解説します。)

「Prime Try Before You Buy」 対象商品の中から、試着してみたい商品の「試す」にチェックを入れて、「Prime Try Before You Buy カートに追加」をタップ。

最大6点まで同様の手順を繰り返します。色やデザイン、サイズの違い等で選んでもOKですし、まったく別のジャンルの商品を選択してもOKです。

最後に発送手続きです。

到着予定日と試着期間(7日間)をチェックしておきます。

数日で、注文した商品が伝票類(説明書/返品用伝票/着払い伝票)入りで届きます。

タグを取らないよう注意しながら試着。「Prime Try Before You Buy」

早速、商品タグを外さないよう注意しながら試着し、返品する商品を選り分けます。

Amazon購入履歴から、返品するもの、購入するものにチェックを入れて、決済しましょう。

返品する商品を、送られてきた箱に詰め、返品用伝票と一緒に梱包します。

最後にあらかじめ同封されていた「着払い伝票」を貼り付けて、コンビニにで返送するか、自宅まで引き取りにきてもらいましょう。

⬛ まとめ

今回初めて 「Prime Try Before You Buy」 を使って自宅で試着しましたが、本当に自分にぴったりの服を購入できて大満足です。わざわざユニクロに走る必要ありませんでした。

つくづくAmazonプライム会員って最高だな!と実感。ますます出不精になってしまいます。運動不足には気をつけましょう。

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