UQモバイルはauのサブブランドで回線スピードは格安スマホの中でもダントツに速く人気ですが、2021年9月2日から「繰り越しプラン+ 5G S/M/L」が登場します。4Gと同額料金です。
⬛2021年9月14日新着:2021年9月2日から料金に変更なく5G回線にも対応。また、「auひかり」や提携ネット回線事業者(※1)との契約にも加入していれば月額最大 780円引きとなる「自宅セット割 インターネットコース」が開始されました。なお同額割引の「自宅セット割 でんきコース」もありますが併用はできません。
⬛ 2021年9月10日:最新キャッシュバッグ情報です。他社から乗り換え(MNP)でSIMのみ契約するなら、選択するプランに応じて以下の通りキャッシュバックがあります。(キャッシュバック増額中!)
- くりこしプランS:6,000円
- くりこしプランM/L:10,000円
┗➔公式サイトで確認➔ 【公式】UQモバイルオンラインショップ
⬛2021年08月03日:「くりこしプラン+5G S/M/L」を4Gと同額料金で9月2日から提供開始します。ただしSIMを交換する必要あり。同時に「くりこしプラン+5G」を対象に月額550円で「増量オプションⅡ」も提供します。このオプションで規定データ容量が「S」の3GBが5GBへ、「M」の15GBが20GBへ、「L」の25GBが30GBへ増額されます。なお初めてこのオプションに加入する場合は最初の1年間は無料となるキャンペーンを実施します。
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「繰り越しプランS/M/L」のメリットとは?
新プランは以下の通りです。回線は4Gと5G対応です。(5Gは9月2日から開始済み。)
データ増量オプション 550円/月(1年無料)
これはワイモバイルを意識いたオプションですね。
「増量オプションII」は「くりこしプラン+5G」のみに摘要できるオプションです。プランMは 5GB/月増加して20GB/月になります。これはauのサブブランド「povo」と同じデータ容量です。料金は「povo」よりもオプション分の月額550円だけ高いですが、初回加入で最初の1年間は無料なので同額になりますし、「でんき割セット」に加入すれば「povo」より少しだけ安くなります。
データ量を翌月に繰り越したり「節約」できる!
MVNO並の料金設定にもかかわらず、「データ繰り越し」や「節約モード(ターボ機能)」が付いています。
たとえば、プランSつまり3GB契約で、当月2GBしか利用しなかった場合はつまり1GB余った場合、翌月はじめには4GBでスタートできます。
UQモバイルの最大のメリットであるこの「データ繰り越し」はドコモ、ソフトバンク、au、そしてサブブランドのahamo(ドコモ)、povo(au)、LINEMO(ソフトバンク)、ワイモバイル(ソフトバンク)にはありません。
また「節約モード」(ターボ機能)も他のサービスではないメリットです。
UQモバイルの「節約モード」は「ターボ機能」をOFFつまり低速にすることで、契約データ量を利用せずにデータ通信を利用できます。
プランSなら300Kbps、プランM/Lなら1Mbpsが契約データ量を消費することなく使い放題です。
「自宅セット割 インターネットコース/ でんきコース」
UQモバイル「くりこしプラン」の最大のメリットの一つは、「自宅セット割 インターネットコース/ でんきコース」で月額 990円から利用できるという点です。
「自宅セット割」には以下のように2つのコースがあります。
- ┗「インターネットコース」:「auひかり」や他の提携インターネット回線事業者と契約しているユーザーやその家族はプランS/Mは毎月638円引き、プランLは毎月858円引きとなる特典あり。
- ┗「でんきコース」:「auでんき」契約ユーザーまたはその家族はプランS/Mは毎月638円引き、プランLは毎月858円引きとなる特典あり。
プランごとの割引額をまとめると以下の通り。
■「「自宅セット割 インターネットコース/ でんきコース」
┗くりこしプランS:ー 638円/月。
┗くりこしプランM/L:ー 858円/月。
※ インターネットコースとでんきコースの同時適用はできません。
これが適用されるなら、データが3GBである「くりこしプランS」の場合、月額990円となります。
プランM/Lはデータ利用量が超過してもYoutubeをサクサク視聴可能!
今回のUQモバイルの新プランの目玉は基本データ容量が15GBの「くりこしプランM」です。
このプランMは、基本データ容量を超過しても、Youtubeの中画質(480p)の動画ならサクサク視聴できる 1Mbpsが維持されるというプラン。(プランSは 300kbps)
つまりYoutube見放題プランなんですね。
まさに快適そのものです。テザリングも可能ですから、スマホにつなげたタブレットでも同じようにYoutubeは見放題となります。
毎月の基本データ容量を使い切っても、快適なYoutubeライフを遅れるのはなんと幸せなのでしょう。テレビ会議システムZOOMでのリモート飲み会も快適ですよ。それがUQモバイル新「くりこしプランM/L」というわけです。
一方基本データ容量が3GB/月「くりこしプランS」は3GB/月を使い切ってしまったら300Kbpsにダウン。Youtubeの低画質をやっと再生できるといスピードに制限されます。この300Kbpsでもキャリアの超過後の制限速度 128Kbpsよりはるかにマシなんですけどね。
さて、スマホプランS/M/Lの基本的な特徴とオプションも見ていきましょう。
通話オプションは多数
UQモバイルのスマホプランS/M/Rの通話料は30秒につき20円という一般的なケータイやスマホと同じ料金です。話し過ぎると結構な通話料が請求されるわけですが、以下のオプションに加入すると比較的安心して通話可能です。
- 通話パック(60分/月):550円/月。
- 10分かけ放題(10分/回):770円/月。一回の通話が10分以内ならいくらでも通話し放題。
- 24時間かけ放題:1870円/月。1回の通話時間に制限なしのかけ放題。
■ 料金プランの例
UQモバイルのプランS/M/Rの合計月額料金は、スマホプランの料金と通話オプション料金の合計となります。例を上げると以下のような計算となります。(※ 必ずオプションの入らなければならないわけであはありません。)
- 例1:くりこしプランS(3GB)+10分かけ放題=月額 2,398円
- 例2:くりこしプランS(3GB)+24時間かけ放題=月額 3,498円
- 例3:くりこしプランL(25GB)+24時間かけ放題=月額 5,608円
ここに上述した各種の割引が発生します。
2年縛りはなし
以前は2年縛りがあったUQモバイルですが、新料金プランには2年縛りつまり解約手数料が発生しない契約月が2年ごとにやってくる契約ではありません。いつ解約またはMNPで他社へ乗り換えても解約料は請求されませんのでご安心ください。
※ ただし他社へのMNPでUQモバイルを解約する場合は事務手数料として3000円請求されます。
UQ「繰り越しプラン」のデメリットとは?
ではあらためてUQモバイルの「繰り越しプラン」のデメリットを確認してゆきましょう。
家族割引➔なし
UQモバイルにはくりこしプランS/M/Rいずれにおいても「家族割」が準備されていせん。その分ほぼ極限まで料金が引き下げられているわけですが、しばしば比較されるソフトバンクのワイモバイルは家族割りがあり、2回線以上2回線目から1188円/月引きです。
UQモバイル 繰り越しS |
ワイモバイル シンプルS |
UQモバイル 繰り越しM |
ワイモバイル シンプルM |
UQモバイル 繰り越しL |
ワイモバイル シンプルL |
|
データ量 | 3GB | 3GB | 15GB | 15GB | 25GB | 25GB |
1人 | 1,628円 | 2,178円 | 2,728円 | 3,278円 | 3,828円 | 4,158円 |
家族割 | なし | -1,188円 2回線目から |
なし | -1,188円 2回線目から |
なし | -1,188円 2回線目から |
2人合計 | 3,256円 | 3,168 | 5,456円 | 5,368 | 7,656円 | 7,128円 |
3人合計 | 4,884円 | 4,158円 | 8,184円 | 7,458円 | 11,484円 | 10,098円 |
家族割りがないUQモバイルと家族割りがあるワイモバイルを比較した結論は以下の通りです。
- 一人:UQモバイルのほうがお得
- 家族2人以上:UQモバイルよりワイモバイルがお得
となります。
他にも3キャリアつまりドコモ、au、ソフトバンクのメインプランには家族割りはありますが、サブブランド 20GBプランであるahamo,povo,LINMOには家族割りは付帯しません。(但しメインプランの家族割引条件となる家族グループの人数カウントには入れられる。)
キャリアとの比較 | 2回線 | 3回線以上 |
ドコモ「ファミリー割引」 | -550円 | -1,100円 |
au「家族割プラス」 | -550円 | -1,100円 |
ソフトバンク「新みんな家族割」 | -660円 | -1,210円 |
UQモバイル | なし | なし |
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【最新版】UQモバイルのキャッシュバッグ/キャンペーンの比較
以上がUQモバイルの最新料金プランでした。基本データ量を使い切っても1Mbpsの速度を維持できるUQ「くりこしプランS/M/L」は業界最安レベルです。
なおUQモバイルはauのサブブランドですが、auのもう一つの料金ブランド「povo (ポヴォ)」も登場しています。
参考:au新料金プラン「povo (ポヴォ)」(20GB/2480円)ドコモ「ahamo」ソフトバンク「Softbank on LINE」と比較