この度、3年使ったホワイトボードをスチールタイプからホーロータイプに変更したら素晴らしい消し味に驚きました。ホワイトボードのおすすめは絶対的にホーローです。スチールタイプとホーロータイプを使ってみた結果は明らかでした。その理由と共に、この機会にホワイトボードマーカーおよびイレーザーならびにお手入れ製品を徹底的に調べ、最適なものをそろえましたのでこの記事で紹介します。使ってみた4種類のマーカーの中で最も消しやすいのはアルコール系のあれしかありません。消えない場合は水ぶきよりもホワイトボードクリーナー(専用アルコールスプレー)が断然おすすめですよ。そのほか、使ってみて快適だったイレーザーをご紹介します。
ホワイトボード選択での苦い経験
質の悪いスチールタイプで”消えない”症状に悩まされる
3年前にホームセンターで2千円前後のホワイトボードを購入し、ほぼ毎日使っていました。
当時は「ホワイトボードなんてどれも同じだろう!」と考えて、気軽にマーカーと一緒に購入しました。それがスチールタイプで、さらに質の悪いモノとは知らずに。”安かろう悪かろう”はある程度真実です。
利用開始から数か月は快適に使っておりましたが、だんだんと消えにくくなくなってきました。大事な要件は消さずに数日は放置することもしばしばあったので、当初はそのために消えにくくなったのだろう、と単に思っておりました。
確かにそれが消せなくなっていった原因の一つに間違いないと思いますが、徹底的にホワイトボードに関して調べてみると、別の原因が浮き彫りになってきます。
以下に全力推奨できるホワイトボードとマーカーに買い替えることで感じたことは、ホワイトボードを快適に使うためには製品の質を最も重視しなければならない!ということ。当たり前ですが・・・。
ホワイトボードのおすすめはホーローのみです
結論から述べます。
いずれも書き心地より消し心地で選ぶべき!
ホワイトボードで再び失敗したくない方は、四の五の言わず上記のものを購入してください。
なぜなら、一度ホワイトボードで苦い経験をしている私が数日をかけて、消しやすさが長持ちするホワイトボードと長時間放置しても消しやすいマーカーを徹底的に調査し、購入して使ってみたからです。調査対象には以下が含まれます。
- 文具好きな個人ブログ
- ヤフー知恵袋等の Q & A サイト
- 事務用品専門サイト
- キュレーションサイト
- Amazonや楽天などのECサイトの各製品レビュー
当然、私が上記の製品を使ってみて最高だったので、全力推奨することができたのです。
もう一度言います。ホワイトボードで2度と失敗したくない方は、
- ワイトボードはホーロータイプを長く消しやすい状態を保てます。スチールタイプはホーローよりも劣化が速く消しにくくなる。
- マーカーは、パイロットのアルコール系マーカーである「ボードマスター」のが一番消しやすいです。ケトン系や水性はだめ。アルコール系でも「ぺんてる」、たとえば「Pentel Knockle(ぺんてる・ノックル)」等 もだめでした。
ホワイトボード スチール製 V.S. ホーロー製
もう一度画像を見てください。一目瞭然ですね。
ある人はこの画像を見て「あなたはスチールタイプの中でも、品質の悪い商品をつかまされたのだろう!」とおっしゃるかもしれません。
でも、多くのレビューサイトやブログ等を横断的に調査してみると、結局ユーザー目線で見た品質はスチール製ではなく、ホーロー製が一番消しやすさが持続します。学習塾など毎日ホワイトボードを酷使しているユーザーは特に。
近所に学習塾があるのですが、講師は一生懸命に大勢の生徒さんを教えている姿を窓越しに観察できます。けなげでいたたまません。
学習塾の先生は本当に頑張っています。生徒たちに難関大学に受かってもらおうと必死に教えています。
たしかにホワイトボードの質だけで、先生の字や数字が読みやすくなったり、生徒の成績が上がったりすることははありませんが、ホワイトボードの消し味は講師のストレスを抑え、先生の授業の進捗に大きく関係する大切な要素となっていることは間違いありません。
スチールタイプとホーロータイプはいずれも裏板は、成分は微妙に違うかもしれませんが、鉄です。しかし2つの違いは主に表面の仕上げです。以下の通り
- スチールタイプ・・・表面にアクリルまたはウレタンを塗装して紫外線で仕上げたもの。簡単に言えばプラスティックです。
- ホーロータイプ・・・陶器のように表面にガラス質のゆう薬を塗装し、高温で焼付けたもの。
つまり、表面がプラスティックかガラスかの違いです。どちらが傷付きやすい、つまり汚れやすいですか?
たとえば眼鏡レンズはどうでしょうか?
「眼鏡レンズは、プラスティックは傷付きやすいのでだめ、傷つきにくいガラスじゃないと」という言葉を聞く方も多いと思います。
確かに今時のプラスティック・レンズはかなり傷付きにくいみたいですが、いまだにガラスには勝てません。スマホの最近の保護フィルムにガラスが圧倒的に多いのと同じです。硬度が違いますから!重いのが難点ですけどね。
ですから、表面が合成樹脂(プラスティック)を塗装しているスチール製よりは、表面がガラス状になっているホーロー製を選択すれば間違いありません。
ホワイトボードのおすすめは ”ホーロータイプ” ⇒ ( Amazon 、 楽天 )
では次に、ホワイトボードの三種神器を紹介します。
すなわち
- マーカー
- イレーザー
- アルコールスプレー(掃除用)
マーカーは ”消し心地” で選択!
すでに述べましたが、マーカーも四の五の言わずに、アルコール系のパイロット製のボードマスターしか選択の余地はありません。一番消しやすいですし、長時間放置しても水拭きやホワイトボード専用のアルコールスプレー(後述)で一番きれいに消せました。
これまで私は4種類のマーカーを利用してきました。なかでも評判が良かった ぺんてる(Pentel) Knockle(ぺんてる・ノックル)をそのインクの出し安さや書き心地の良さで、好んで使っていました。
しかし、Amazonで一番人気のパイロット製の「ボードマスター」を購入し、ぺんてる「Pentel Knockle」 と使用感を比較してみました。
そうすると、ぺんてる製は2,3度イレイサーを往復しなければならなかったのに、パイロット・ボードマスターは1度でほとんど消せました。文字通り「一消し」です。
実際、ホワイトボード・マーカーは書き心地よりも、消し心地で選択しないと結局作業が増えたり、メンテナンスが余分に必要だったりし、コストが余分に高くつくことになります。
ちなみに、パイロット・ボードマスターは詰め替え用インクカートリッジ(画像の左)がありコストパフォーマンスが非常によいマーカーです。
参照ホワイトボードマーカーのおすすめは「ボードマスター」である理由とは?インクを無駄なく使えるカートリッジの交換方法とは?
おすすめは「パイロット・ボードマスター」 ⇒( Amazon 、 楽天 )
イレーザーはめくれるタイプを
ホワイトボード消しつまり「イレーザー」は何を選んだらよいのでしょうか?
表面ガラス仕上げのホーロータイプより、アクリル仕上げのスチールタイプのほうが傷付きやすかったことを思いだしてください。
ですから、ホーロータイプのホワイトボードを利用する限りイレーザーはそこまでこだわる必要がないことが分かりました。
基本的にイレーザーのお手入れは中性洗剤で洗った何度も利用することが可能です。しかし、洗浄を繰り返すとイレーザーの表面が”ふさふさ”つまり劣化して、消し味が悪くなってゆきます。
おすすめは、今流行りのイレーザーです。洗う必要のないタイプ。しかも消し味抜群ですよ。
何度もマーカーを拭いて汚れてきたら表面の1枚をはがして燃えるゴミへ捨てられます。
めくった後の新しい表面で快適にマーカーを消せるようになっています。良く発明したね。
全部で16層あります。汚れまくって16回まで使えます。17回目で初めて洗浄したとしてもOKな使い方ですよ。
お手頃価格で詰め替えパックもあり、極めて便利です。
しかし、中性洗剤で洗って何度も利用するタイプよりは当然コスパは落ちます。でも洗ったり乾かしたりの手間が省けるので快適ですよ。
消えないなら専用アルコール・スプレー完璧に消せますよ!
ホーロータイプのホワイトボードとは言え、消し忘れて数日間ほったらかし場合は、やはり”消えない”状態になってしまうものです。
そんな時は、よく絞った塗れ雑巾でふき取り、その後乾いた柔らかい布で水分を取れば比較的きれいに消せます。メーカーによってはメガネ拭き用の柔らかい素材のウエスでふき取るようにというアドバイスをしているところもあります。
しかし、消えなずに残ったマカ―をふき取る方法は、以下のアルコール系のホワイトボード専用クリーナーを全力でおすすめします。
これで、スプレーすると消せなくなったマーカー塗料(見えにくいかもしれませんが画像中央部分)が浮き上がってきます。つまりホワイトボードの表面からインクが剥離してきます。しばらく置いてティッシュや柔らかい布で拭き上げるなら恐ろしくきれいになり、ホワイトボードを再生できます。
毎日ホワイトボードを使うなら、週に一度または一月に一度は、このホワイトボードクリーナーで全体を拭き上げ清掃し表面を再生してあげると、生徒たちの成績も上がること間違いなし!(笑!)
まとめ
以上、ホワイトボードでお悩みのなたに全力で推奨するものは、
- 表面がプラスティック製のスチールタイプではなく、表面が傷つきにくく消しやすいガラス製のホーロータイプ
- マーカーは、消し心地が最高のパイロット・ボードマスター
です。
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