ロコモ対策を始めよう!ロコモティブシンドローム(運動器症候群)が国民病へ

健康

※ 記事には一部広告が含まれています。

通称「ロコモ」と呼ばれr新国民病の概念がしばらく前から話題です。NHKのあさイチでも取り上げられたロコモティブシンドローム(運動器症候群)ですが、40代から要注意だそうです。ではロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは?どんな対策が必要なの?

スポンサーリンク

ロコモティブシンドロームとは?

通称「ロコモ」と呼ばれるロコモティブシンドローム(Locomotive Syndrome)の概念は5年前から、日本整形外科学会が提唱したもの。それによりますと「ロコモ」とは、加齢や病気などで、筋肉・骨・関節などのいわゆる運動器の機能が衰え、自立が難しい状態つまり要介護の状態になったり、その恐れが高い状態のこを指すようです。同学会によると、「ロコモ」予備軍はメタボ予備軍の2倍以上の4700万人にも上るそうです。公益社団法人 日本整形外科学会

そこで「自分はその予備軍に入っていないだろうか?」と考えますよね。実は7つの簡単な「ロコモ」チェックを行えばおおむね分かるそうです。

  1. 片足立ちで靴下がはけない
  2. 家の中でよくつまずいたり滑ったりする
  3. 階段を昇るのに手すりが必要
  4. 横断歩道を青信号の間に渡りきることができない
  5. 連続歩行が15分間以上は困難
  6. 手荷物2kgほどでも持ち帰れない
  7. 布団の上げ下ろし、掃除機がけなどの家事が無理

上記の一つでも心当たりがあれば、かなりの程度「ロコモ」予備軍の仲間であると言われています。

「ロコモ」対策

では、上記の7つの「ロコモ」チェックで一つでも引っかかった方は、今からどんな対策が行えるのでしょうか?日本整形外科学会によると、自分の運動器の程度によって以下の簡単な運動を日ごろから行うとかなり予防できるそうです。(現在治療中であったり怪我をしている方は医者に相談してから行う必要あり。)

開脚片足立ち

テーブルなどに手をついて片足を地面に付かない程度に上げてみる。左右の足それぞれ1分ずつ、1日3回行う。

image

スクワット

スクワットは健康な方でも家庭内で気軽にできる筋力トレーニングですね。しかし、無理は禁物で「ロコモ」予防として行う場合は、ひざは90度以上は曲げないように、つまり深くスクワットしないようにとのことです。また、ひざはつま先から出ないように、足は30度程度に開き、体重は足の裏の真ん中にかかるように。

これを深呼吸をするペースでゆっくり5、6回繰り返し、1日3回ほど行うと良いようです。

image

支えがないとスクワットできないような方でも、、以下のように机に手をついて行えます。

image

その他の予防運動として

同学会によると、他の「ロコモ」予防運動としては、以下の基本的なトレーニングが勧められています。

  1. 机で体を支えながらのストレッチ
  2. 椅子に腰かけての関節の曲げ伸ばし
  3. ラジオ体操
  4. ウォーキング
  5. 卓球や水泳などのスポーツ

image

他にも放送されたNHK あさイチでは、40代からの「ロコモ」予防としての他の運動や食生活について特集されていました。そこでは特に女性がホルモンバランスの乱れが始まる40代から心がけるべきことが取り上げられていました。

これから日本はますます高齢化してきます。自分は子供の世話や介護を受けたくないと思っている人は、これから「ロコモ」対策が必須になってくることを肝に銘じておく必要がありそうですね。

コメント