天才じゃなくても夢をつかめる「10の法則」がオンエアされました。その中で、親は子供を厳しくしつけなければ、子供は100倍も攻撃的になるそうです。親が正しくしつけることの大切さが明らかなデータ、統計で明らかになっているようです。
現代に犯罪が増えている理由は、親の育て方が問題のようです。
欧米流の育て方が日本にも悪影響あるようです。
1960年代70年代に米国流の子育てハウツーもの多くが、幾人かの子供教育の権威者たちをうのみにした指導法、つまり子供に自由を与えて、なんでも自分で決めることができる自主性のある大人に育てる必要があるこをと、公然と親たちに教えていた時代があったそうです。
その後、その子育てのエキスパートたちは、自分たちの持論を撤回し、この社会が暴力的で、無規律な社会になったのは、自分たちの自由放任の子育法が問題だったということを認めるようになり、謝罪しました。その一人はスポック博士だ。博士は1974年に、それまで自分たちが親たちに公然と勧めてきた放任主義による育て方は間違えだと認めて、反抗的で暴力的な社会になっていることの責任の一部は自分たちにあると謝罪した。
子供のままで親に
しかし、社会の暴走は止まっていません。自由放任の指導方法で育てられた子供が親になっているので、今更子供には厳しいしつけが必要だと言われても、どうすれば分からないのです。
日本古来の家長制度を基にした厳しいしつけ方が影をひそめ、その欧米スタイルの自由放任の育て方が浸透してしまいつつあります。
反抗する子供は厳しさを欲している
いまさらですが、子供は親の厳しいしつけを潜在的に欲しているようでうす。
以前日本の少年院に入れられた未成年の少年たちに、「今親に言いたいことは何ですか」というアンケートが取られた。
その結果、一番多かったのは「ダメなものはダメと言ってほしい!」というのが一番多かったそうです。
そうです、子供たちは制限を欲しているようです。「ダメなものはダメだと言ってほしい!」と言いながらも、実はそれが自分のためになっていることを無意識に知っているのです。
親の皆さんが、このブログを見ているなら、また自分が自由に育てられてうまくいっているからといって、こどもに厳しくしつける必要がないとは、決して、決して思わない方がいい。
制限のないところに真の自由はない!道路と同じ!
日本古来の厳しいしつけに戻れとは言えませんが、子供に必要なのは、制限と導きのようですよ。
誰もガードレール(制限、しつけ)の向こう崖から落ちて(自由)、痛い目に遭わせたくない(逢いたくない)のですから!
そうだ、番組で言ったように、過保護、過干渉は大いに結構だとは思わないが、厳しく制限することと、漸進的(少しづつ)に自由を与えることのバランスを取りながら、子供を育てる必要がある。
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