人は誰でも批判されたり、文句を言われたりして言わば「コントロール(支配)」されることは望みませんね。むしろ誉め言葉や励ましなどを受けて自分で自発的に行動したほうがずっと幸福です。
これは家族が家族のままで、夫婦が夫婦のままで、親友が親友のままで信頼し合う絆で結ばれている状態を保つ上で知っておく必要があるようです。ではそのためにグラッサー博士の「選択理論」の中の以下の7つの習慣が役立ちそうです。
- 避けたい「致命的な7つの習慣」とは?
- 一方「身につけたい7つの習慣」とは?
避けたい「致命的な7つの習慣」
グラッサー博士(米国)の選択理論は結構有名らしいのですが、それによると私たちはだれでも自分をコントロールしよう、操ろうとする接し方をしてくる人とは自然に距離を置きたくなるような選択をしながら生活しているそうです。選択理論.jp。
考えてみれば、ガミガミ言う配偶者や、批判ばかりする上司からは離れていたいと思うことがありますね。むしろ、信頼してくれたり、ほめてくれる友人や上司とはいつも一緒にいたいと思うようになります。
ではどうすれば、自分が「配偶者として」、「上司として」、「友人として」、一緒にいたいという絆を他者と結ぶことができるでしょうか?グラッサー博士の経験則として上げられている「致命的な7つの習慣」を避けることです。
- 批判する
- 責める
- 文句を言う
- ガミガミ言う
- 脅す
- 罰する
- 褒美(ほうび)で釣る
私はかなり家族に対して上記の習慣を示してきたような気がします。
「身につけたい7つの習慣」
ではどうすれば、他者との幸福な関係を築けるのでしょうか?上記の「致命的な7つの習慣」を避けながら、以下の「身につけたい7つの習慣」を身に着けるとことだと同博士は言います。
- 相手の話に耳を傾ける
- 支援を与える
- 受け入れる
- 励ます
- 尊敬する
- 信頼する
- 意見の違いを交渉する
たとえば「耳を傾ける」ことは、時間と精神的な力を必要する場合があります。仕事で疲れていたり、時間が切迫しているときなどそうですね。しかしそれによって「あなたは私にとって大切な人」というメッセージを送っていることになるわけですね。そんな風に接してくれる人とはずっと係わっていたいと思いますね。そんな人間になりたいものです。
私たちは誰も自由選択によって幸福を感じるようになっています。つまり人からコントロールされることは拒絶反応を示すわけです。ですからグラッサー博士の「選択理論」を明記して、上記の「致命的な7つの習慣」を避け、「身につけたい7つの習慣」を実践したいと思いますね。なお、グラッサー博士の「選択理論」については以下の書籍が一番分かりやすいようです。
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