iPhone5でマイネオ(mineo)は使えるよ!と推察できる理由とは?【追記あり】

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auのMVNOであるケイ・オプティコムがauのネットワークを利用した「マイネオ(mineo)」が6月3日からサービスを開始しまが、対応端末に正式登録されていないiPhone5はどうやら使えるらしいのです。でも問題があるので「マイネオ」対応端末として記載されていないらしいのです。ではその意外な理由とは。

【2014年06月10日追記】
6月1日にケイ・オプティコムがmineoに関して「iPhone 5については、 2014年6月3日時点で正常に動作しないことを確認しています(動作確認時のバージョンはiOS7.1.1)」と発表しております。残念です。端末について|サービス紹介|mineo(マイネオ)

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マイネオはiPhone5に使える理由

auのネットワークを始めて利用可能にした「マイネオ」の先行予約が2014年05月29日の時点で1万件を突破したと報道されました。その内訳はスマホ端末セットが35%、SIMカードのみが65%です。このSIMカードのみはかなりの部分iPhone5sが占めると思われます。

私のようにiPhone5のユーザーはマイネオ(mineo)の対応端末一覧にiPhone5が含まれていのでかなり残念に思ったでしょう。でもブログ界隈で話題になっていることを踏まえると、iPhone5が対応端末一覧に掲載されていない理由を推察するできると当時に、iPhone5は利用できると考えてよさそうです。

まずiPhone5のデータ通信のおさらいです。対応データ通信規格は3Gと「au 4G LTE」です。「au 4G LTE」の対応周波数帯は2.1GHzのみ対応します。「au 4G LTE」がつながらない場所では、3Gでデータ通信に自動接続されます。

一方「マイネオ」のデータ通信で対応するネットワークは「au 4G LTE」(800MHz帯のみとは記載されていないので、2.1GHzも利用できると考えられます。)のみで、3Gには未対応です 。mineo

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つまり、iPhone5を「マイネオ」のSIMカードで運用した場合、「au 4G LTE」(2.1GHz帯)をとらえることができない状況では3Gにはつながらず、データ通信が不可能になります。2.1GHz帯のLTEは不評でつながりにくいという問題が残っていますから、「マイネオ」の対応端末にiPhone5が掲載されていないと推察できるのです。

ところでiPhone5s/5cはどうでしょうか?iPhone5s/5c対応の「au 4G LTE」の周波数帯はつながりやすさで好評の800MHz帯つまりプラチナバンドですから、「マイネオ」の対応端末にiPhone5s/5cが掲載されていると考えられていわけです。

簡単に結論を述べると以下のようにまとめることができます。

  • iPhone5s/5cはLTEがつながりやすいので「マイネオ」対応端末に掲載
  • iPhone5はLTEにつながりにくいので「マイネオ」対応端末に未掲載

したがって結論からすると、iPhone5は利用できるという訳です。

音声通話のネットワーク

ところでiPhone5を「マイネオ」で運用しようと考えている方は、データ通信のみではなく音声通話付SIMカードの利用を考えているはずです。「マイネオ」の3G未対応はデータ通信のみであって、音声通信は3G回線網を利用しますのでつながりにくいということはほとんどないわけです。

2014-05-30_12h28_30

■ まとめ

以上の理由でiPhone5で「マイネオ」は利用できると結論に至りました。でも実際にはサービスが開始する6月3日を待たねば確証は得られませんけどね。

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