先月やっと楽天モバイルからLINEMOへ乗り換えました。4年前から使っているiPhone8での運用です。実はこのiPhoneはすでにバッテリーが劣化していると診断されており、Apple正規の交換費用は7,500円なんですが、今回LINEMOへ乗り換えることで、この交換費用がほぼ無料になりました。めっちゃ助かりました。この方法はApple Care保証が切れている他のiPhoneでも利用できますよ。以下にそのカラクリを解説し、LINEMOの申込みからiPhoneのバッテリーを無料で交換する方法をご紹介します。
LINEMO 契約で保証が切れたiPhoneのバッテリー交換をほぼ無料にする手順とは
§【ポイント】LINEMO 契約申込み時にあることをするだけ。
- LINEMOのLINEMOオンライン申し込み手続きを開始する。
- 入力途中でオプション「持ち込み端末保証 with AppleCare services」にチェックを入れる。
- iPhoneの識別番号(IMEI)を入力する。
- 識別番号(IMEI)が表示された設定画面をスクショしアップロードする。

上でお分かりの通り「持ち込み端末保証 with AppleCare services」に加入し、該当のiPhoneのシリアル番号を登録するだけで保証に加入し、バッテリー交換が無料になるというからくりです。

私はこのオプション加入直後に「Apple 正規サービスプロバイダ」であるカメラのキタムラに持ち込み、最大容量がまだ85%なのに「著しく劣化」と診断されたiPhoneバッテリーを交換してもらいました。ありがたいことに、バッテリーが100%に回復しフレッシュな状態に復活しました。

以下の画像はカメラのキタムラで交換してもらったときにiPhone修理明細です。

「お客様ご請求金額(税込み)」が「0円」になっているのを確認できると思います。
でも、バッテリー交換代は無料になるとはいえ、実際には「持ち込み端末保証 with AppleCare services」のオプション料がかかります。
オプション料はiPhone8で月額1,180円です。この期間にバッテリー交換すれば1,180円だけしかかかりません。しかもこのオプション料金は日割り計算なので、1ヶ月以内に解約すればもっと費用を抑えられます

確かに交換費用は完全に無料とは言えませんが、Apple正規のバッテリー交換料 7,500円を支払う必要なくなります。(iPhone のバッテリーサービス (バッテリー交換) – Apple サポート (日本))

⬛ LINEMO/ワイモバイルの「持ち込み端末保証 with AppleCare services」のオプション代(月額 税込)
- iPhone 14 Pro Max、iPhone 14 Pro、iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11 Pro、iPhone XS Max、iPhone XS、iPhone X
➡ 1,480円 - iPhone 14 Plus
➡ 1,350円 - iPhone 14、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 11、iPhone XR、iPhone 8 Plus、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 7
➡ 1,180円 - iPhone SE(第1/第2/第3世代)
➡ 950円
ここで疑問が生じます。
もし現時点でiPhoneがバッテリー以外で故障しているのであれば、上のようにLINEMOの申し込み時に「持ち込み端末保証 with AppleCare services」に加入し、契約成立後にApple正規の修理サービスに依頼すれば、修理代が格安になるのか?という疑問です。
お察しの通りです。
実はLINEMOまたはワイモバイルの「持ち込み端末保証 with AppleCare services」は、新品のiPhone購入で加入できる2年限りの保証サービス「AppleCare+」と同等の保証を得られます。
たとえば iPhone 12の故障を例にとると
iPhone 12の故障例 | 保証なし | 「AppleCare+」 または 「持ち込み端末保証 with AppleCare services」 |
---|---|---|
バッテリー交換 ※容量80%以下、それ以上でも「劣化」と認定を受けた場合。 | 9,800円 | 0 円 |
画面のひび割れ(前面のみ) | 42,800 円 | 3,700 円 |
背面カメラの損傷 | 21,800 円 | 0 円 |
その他の損傷 | 68,800 円 | 12,900円 |
めっちゃいいですよね。
ご存知の通りiPhoneやiPad の「Apple Care +」は、新品購入から2年間のみ上の料金でバッテリー交換及び修理サービスを受けられるというものです。しかし条件は購入日から30日以内に加入しなければなりません。しかも対象となるのは、Appleが販売している現行モデルのみです。例えば、この記事執筆時点(2023年1月16日)では iPhone SE 第3世代/ iPhone 12 以降のモデルのみで対象です。
しかし、この記事ですでに述べているように、私は「Apple Care +」加入対象外の iPhone 8 に「Apple Care +」と同等の保証を付けることができました。それがLINEMOの「持ち込み端末保証 with AppleCare services」 です。
LINEMOは古いiPhoneを再生させる格安スマホサービスなんですね。
修理後に「持ち込み端末保証 with AppleCare services」は解約可能
しかも「持ち込み端末保証 with AppleCare services」オプションはいつ解約してもOKです

繰り返しになりますが、中途解約にお得な日割りです。ですから契約後すぐにバッテリー交換し、翌日オプションを外せば費用はさらに安くなります。
私は7日間しか加入していなかったことになりますので、オプション料金は日割りで 280円 しか発生しなかったことになります。
つまりiPhone のバッテリー交換を、通常 7,500円のところ、280円で完了させることができました。すごくないですか?
しかも以下に紹介するように、LINEMOのミニプラン(3G/990円)は6ヶ月間実質無料です。
なんと!LINEMO ミニプラン(3G/990円)は6ヶ月間実質無料
iPhoneのバッテリーがほぼ無料になっただけでなく、LINEMOの基本料金が半年間無料になるキャンペーン実施中です。
それはミニプラン(3G/990円)の場合です。契約から6ヶ月間実質無料なんですよ。
しかも今ならそれが2ヶ月間延長されて、合計8ヶ月間実質無料です。月額料金は一か月ごとにPayPayギフトカードでキャッシュバックされます。キャッシュバッグのタイミングは2ヶ月遅れ、つまり対象月のPayPayギフトカードは2ヶ月遅れで登録済みのメールアドレスに送付されます。(例 2023年3月分の特典PayPayギフトカードは5月中に登録アドレスに送付。)
LINEMO | 通常 月額料金 | キャンペーン |
---|---|---|
「ミニプラン」 3GB | 990円 | 6ヶ月間 無料 ※今なら8ヶ月間(合計7,920円➡無料) ※いずれも一ヶ月ごとにPayPayギフトカードでキャッシュバッグ |
「スマホプラン」 20GB | 2,728円 | 期間限定で実施中 例:2022/12/22~2023年1月10日の場合 1万5,000円相当のPayPayギフトカード進呈。 ※ただし乗り換えのみ。 |
これってすごくないですか?
結局料金的には、8ヶ月間無料でスマホ使えて、おまけに古いiPhone 8 のバッテリーを新しくすることができたのです。しかもバッテリー交換料はほぼ無料でした。
⬛ LINEMOの強み
- 6ヶ月間実質無料
- 5分かけ放題オプション(月額 550円) 1年間無料
- iPhoneのバッテリー交換はほぼ無料
LINEMOを提供しているソフトバンクは本当に太っ腹です。ありがとう孫さん。
もちろんLINEMOはLINEアプリによる 通話、ビデオ通話、チャットはギガ(3Gまたは20GB)を消費しませんよ。LINEは使い放題なんですよね。
以上のようにバッテリーが著しく劣化した私の iPhone 8(2017年に購入) はLINEMOの「持ち込み端末保証 with AppleCare services」を数日加入しただけで、無料でよみがえったのです。これは2023年1月の話です。
LINEMOの申込み方法

ではここで私が楽天モバイルからMNP(乗り換え)でLINEMOに申し込んだ時に、どのような手順でオプション「持込端末保証 with AppleCare Services」にも加入したかをメモしておきます。ぜひ参考にしてください。
まず以下の「LINEMO 申込み」をタップします。
LINEMOのトップページから「今すぐ申し込む」を探してをタップ。

手続き方法として以下の二つから選択します。
- 今の電話番号をそのまま使用する:乗り換え、いわゆるMNP。
- 新しい電話番号で契約する
乗り換えの場合どこから乗り換えなのかを✓する。(私の場合は楽天モバイルからの乗り換えでしたから「他社携帯電話会社」を選択しました。)

LINEMOで利用したいスマホに合わせて、SIMカードかeSIMかを選択したあと、iPhoneかAndroidかを選択します。
次にLINEMOの申し込みに必要な情報の確認です。
■ 準備

- 本人確認書類の準備。
運転免許証、健康保険証+補助書類、マイナンバーカード、在留カード+補助書類のいずれか。 - 端末のSIMロック解除。必要な場合のみ。※ ドコモやauから購入した端末はおそらくSIMロックがかかっていると思われますので先に解除しておく必要があります。
- MNP予約番号の取得。
有効期限 10日以上。LINEMO契約者と同一契約者の電話番号のみ可能。 - クレジットカードまたは口座振替用の銀行口座の情報。
契約者と同一のクレジットカードまたは口座のみ利用できます。
以下はLINEMO申込み時に追加の資料が必要な二つの場合です。
- 本人確認書類の記載住所が最新でない場合。以下のいずれかを準備。
公共料金領収書(電気、ガス、水道、NHK受信料)
住民票記載事項証明書 - 利用者が(家族など)契約者と異なる場合。
利用者の本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
利用者が契約者と同居していない場合は戸籍謄本。

⬛ 楽天モバイルからのMNP予約番号の取得方法
ちなみに楽天モバイルから他社携帯電話会社に乗り換える場合に必要なMNP番号の取得方法を以下に紹介しておきます。(他社へのお乗り換え(MNP転出)について | お客様サポート | 楽天モバイル)
まず Rakuten Web Portal にログインし 「⚙ 契約プラン・オプション設定」から、「その他のお手続き」の「各種お手続きはこちら」へ。

次にLINEMOの「利用開始までの流れ」を確認します。

- ステップ1:申し込みを完了させる
- ステップ2:審査完了後SIMカード発送。
- ステップ3:SIMカードを受け取る
- ステップ4:APN設定。
では、次にLINEMOの「サービスの選択」に進みます。つまり料金プランやオプションの選択です。

まず料金プランですが、月額990円で3GB利用できる「ミニプラン」か、月額2,728円で20GBまで利用できる「スマホプラン」かを選択します。
次に以下のオプションを必要なら選択します。
- 通話オプション:5分かけ放題か、24時間かけ放題か。
- 留守番パック
- 持込端末保証 with AppleCare Services
- スマートフォンセキュリティパックプラス

このオプション選択の途中で「持込端末保証 with AppleCare Services」が案内されます。
iPhoneの保証を受けたい場合、以下のように iPhoneの識別番号(IMEI)を入力し、IMEIが表示されている設定画面をスクリーンショットし、その画像をアップロードします。

セキュリティパックは必要に応じて加入しましょう。iPhoneの場合はいらないかな?

次にステップ「お客様情報の入力に進む」をタップします。
乗り換えの場合、すでに取得しているMNP情報(❶ 予約番号 ❷ 有効期限 ❸電話番号)を入力していきます。

さらに、契約者に関する情報入力です。名前、性別、生年月日、住所等です。

このメールアドレスは大切です。キャッシュバック対象ならpaypayギフトカードがそのEメールアドレスに送られてくるからです。メールアドレスに送られてくるワンタイムパスワードを確認してしっかり入力しましょう。

次に連絡が取れる電話番号、住所、利用者について(自分か家族か)、ネットワーク暗証番号で用いたい4桁の自由な番号、支払い方法クレジットカード(口座)情報の入力です。

いよいよ大詰めとなる本人確認書類のアップロードです。
運転免許証の場合は以下の通りです。

運転免許証の撮影は気を使いますね。

次に重要事項の確認のお願いです。

次に申し込み契約内容の確認です。料金もしっかり確認しましょう。

私の場合は以下の通りです。
- ミニプラン(3GB/月):990円
- 「持込端末保証 with AppleCare Services(iPhone8)」:1180円
- 5分かけ放題:550円(1年無料)
最後に「申し込みの確認」を押すと、LINEMOの申込みが最終的に完了します。

LINEMO開通方法
2~3日後に宅配でLINEMOから契約書類とSIMカードが届きます。

いよいよLINEMOのの開通です。
手順書がありますのでその通りすればOKですよ。

LINEMO開通作業が完了したなら、電話をしたり受信したりして確認しましょう。
お疲れ様でした。
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