個人ユーザーを対象にしたクラウドサービスに遅れ気味のGoogleですが、近々Dropboxに対抗できるクラウドサービス「Google Drive」が登場するというのです。ここで「Google Drive」に関してリークした情報をまとめてみます。
「Google Drive」
Googleはすでに多くのクラウド的なサービスを展開しています。中小企業でしばしば利用されているGoogle Appsは、ビジネスマンが共有できるスペースを格安で提供しています。また主に同ユーザー向けに「Google Docs」や「User Managed Storage」などのストレージサービスをすでに提供しています。
ですからGoogleはDropboxに対抗できるような個人向けのオンラインストレージサービスを提供しようと思えば、さほどハードルは高くないような気がします。
さて肝心要の「Google Drive」の料金設定ですが、Googleは現在Gmail、Docsなで年間5ドルで20GB、20ドルで80GBの容量を追加できるプランがあります。
一方Dropbokは2Gまで無料。月9.99ドルで50GB、月19.99ドルで100GBまで増量させられます。サーバーは自前ではなくAmazonのレンタルサーバーのようです。https://www.dropbox.com/pricing
ですから現行GoogleのサービスはDropboxよりはるかにコストパフォーマンスに優れており、近々登場するとされる「Google Drive」もかなり安く提供されると考えたほうがいいかもしれません。ちなみにサーバーは自前の強力サーバーです。
さて問題は、「Google Drive」はDropboxのようにどんなデバイスからでも、つまり様々なOSのモバイル、スマートフォン、タブレットPC、デスクトップPCからでも同期できる汎用性に富むものとなるかどうかですね。もしその問題をクリアできるならユーザーは料金の安い「Google Drive」に移行したいと考えるはずです。
報道された記事は推測の域を出ませんので、詳しくは正式な発表まちです。
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