鬼嫁から生まれた「ブログ飯」!人気ブログ誕生の秘話とは?

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現在ブログだけで一家3人を養っている染谷 昌利さんが執筆した「ブログ飯」。ブログを運営する点で少々スランプ気味の私を元気づけくれました。特に役だった点というか、元気を与えてくれたところは、彼の鬼嫁の一言「妻にも説明できないものに、人様がお金を落とすわけがないだろう!」という夫である染谷さんへの強烈な一言です。

この本の内容はプロフェッショナルブロガー、いわゆるブログで生計を立てたい人、その道で以前に挫折を経験した人、今ある程度成功していブロガーに貴重なアドバイスを与える指南書になっております。-ブログ飯 個性を収入に変える生き方

9年の涙ぐましい努力をXperia非公式マニュアルというブログで結実させた著者の染谷 昌利さんの経験に基くブログ成功の道しるべとなっています。

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私にとって役立ったのは、ブログ運営の実践編としてP288「ピーターや収益が生まれる仕組み」の部分だっだのですが、精神論的には最後の「特別コラム:鬼嫁はみた!~没個性サラリーマンの華麗なる転身秘話」という部分です。

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夫である染谷 昌利さんが、仕事を辞めてプロブロガーへ転身することを妻に持ちかけた時に、意外にも反対はなかったようです。ただし、「いつどこで、どのように、何をして、どんだけ稼ぐのか答えなさい!」と、夫の決意と目論見を尋ねたところ、染谷さんはすぐに返事ができず。思い余った鬼嫁は「妻にも説明できないものに、人様がお金を落とすわけがないだろう!」と活を入れたそうです。(ちなみに「喝を入れる」は誤字だそうです。)

この下りは、「ブログ飯」を何となく周知の事実として読み進めてきた私の気持ちを一気に明るくしてくれました。

そうです。鬼嫁の一言は”ブログで成功を収めたい!なんとしてもプロブロガーとして生計を立てたい!”と思う人が最も必要とする部分ではないでしょうか?

鬼嫁のコラムは、かなり洗練された言葉遣いで人気ブログ誕生秘話を紹介しており、失礼ながら、物書きとしては夫より一枚上手と感じました。(染谷さん、すみません!)

このコラムを最後に読んだ私は、この鬼嫁あっての人気ブログ誕生だと納得し、「ブログ飯」の本論に改めて関心を掻き立てられました。

以下に役立つと感じた点をピックアップしてみます。

P9

「飯が食えるブログ」って、どういうブログを言うのでしょうか? 答えは簡単です。「たくさんのファンを、継続的に得ることができるブログ」、これに尽きます。

私のブログ Webと人のアマモ場 もっとファンを獲得しなければならんな。

P49~50

私の最初の成功パターンは「新しい商品/サービスがリリースされたら誰よりも早く、誰よりも詳しく、誰よりも多くの情報を提供する」という単純な原理・・・まずはあなた自身の成功パターンを確立し、そのパターンがうまく活用できるようになったらまた違うジャンルで頭一つ突き抜ける。2つ目のパターンが成立したら、さらに新しいジャンルを開拓する。これの繰り返しです。

ひねもすアンテナを張り巡らせる必要があるな!

P55

逆に、儲かりそうだから、商品のサンプルをもらっちゃったから、自分は興味ないけど・・・書いておこう……ちょっと言葉はきついですが、正直言って時間の無駄です。そういう人は、ブログを運営するのはやめたほうがいいでしょう。

納得です。

P57

一つ目は「何を書くか」(テーマ)について、二つ目は「何のために書くか」(目的)につ
いてです。最初にこの2つの要素を理解しておくと、後々楽になりますので、面倒かと思う
かもしれないですがしっかり考えておきましょう。

P63

テーマと書く目的を決めたら、さっそくブログを書きはじめましょう……、と言いたいところですが、改めて考えておくべきことがあと3つあります。●「なぜそのブログをあなたが始める必要があるのか」●「誰にあなたのメッセージを伝えたいのか」●「どのような表現手法であなたのメッセージを分かりやすく伝えるのか」

これは新しいブログに手を付けるときに役立ちそうだな。

ノンジャンルでいろいろな話題を投稿しているブログでもファンが多く、巨大なアクセスを誇るブログがあります。同じようにノンジャンルで記事を投稿しているブログで、まったくファンが居ないブログもあります。この同じように見える2つのブログの違いは、何でしょう。それは足腰の強さの違いです。・・・いくら数多く記事を投稿しても、自分の経験からにじみ出てくるような深みが感じられず、なおかつブログのテーマに合致していなければ、薄っぺらい内容の表面的な記事になってしまい、読者の印象に残ることはありません。最初のうちはとにかく根っこを鍛えましょう。これはやはり日常の体験や勉強が重要になってきます。

私のケースはこれが一番問題かもしれんな。

P158

収益は集中させない。・・・実際に私が利用していたサービスがすべて止まったことがあるからです。当時はそのサービスからの収益が、全体収入の9割を占めるといういびつな収益構造になっていました。そのような状況の中で、メインの収益が絶たれるという絶望感。あれだけはもう味わいたくありません。だからこそ複数の収益源を作っておくことが重要なのです・・・できることなら、一つの収益の比率は20%を超えないように調整することをお勧めします。

私は一つのブログに集中してもります。要改善で他のブログを立ち上げる必要がありそうです。次は共同運営形態にしたい。

P167

いろいろなウェブサイト、ブログを見比べてください。意外と、検索数や表示結果は多くても、内容は貧弱なウェブサイトが多いです。あなた独自の濃い内容で、圧倒的なコンテンツを持ったブログでチャレンジすれば、薄っぺらい内容の他のブログに負けるわけがありません。

これだ!内容の濃いブログを運営したい!

P213

もし、1年以上ブログを運営していて、1日のアクセス数が500PV以下、月額の収益が5万円以下なのであれば、何かしら運営方法に問題があります。それはブログのテーマなのかもしれま
せんし、文章力なのかもしれませんし、絶対的な情報量が少ないのかもしれません。そのような状況なのであれば、思い切ってそのブログは捨てて、新たなテーマで仕切り直しした方が良いでしょう。

長期的でかつ具体的な目標を設定し、それに届かないなら潔く捨てて別のブログを作ったほうがいいのか。株の塩漬けが最悪であるのと同じだな。

以上 ブログ飯 個性を収入に変える生き方 の書評でした。ブログで生計を立ててい人の必読書だと思います。著者は鬼嫁に恵まれよかったですね。

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