「LINE全盛の時代に、電話のかけ放題必要ないんじゃない!」という声が聞こえて来そうですが、自宅に引きこもって仕事をしている筆者自身、月に10分以上の電話を10回以上はしています。一回の通話に制限のない無制限かけ放題つまり24時間かけ放題は、5分および10分など一回の通話時間に制限のあるプランよりはるかに通話コミュケーションの質を高めます。でもできるだけ最安料金で利用したいですね。そこでスマホおよびガラケーでキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)や格安スマホ/SIM(ワイモバイル,UQモバイル,日本通信,OCNモバイルONE)を含め、電話(通話)のかけ放題サービスの料金プランを比較してみます。またキャリアのサブブランドである ahamo,povo,LINEMO(ラインモ)などの 20GB/オンライン受付専用プランも比較します。
⬛更新情報
■2023年06月22日:24時間かけ放題オプションを格安で提供し、この記事でもおすすめしていた ONCモバイルONEが2023年6月26日(月)で新規申し込みを受付します。大変残念ですが、現ユーザーには引き続きサービスは提供されます。
■2023年2月2日 時点での かけ放題 最安ランキングは以下の通り。
スマホ | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
4キャリア 詳細へ | 楽天 1,078円 | ドコモ 9,185円 | au ソフトバンク 9,218円 |
格安スマホ MVNO/サブブランド 詳細へ | 楽天 1,078円 | mineo 1,460円 | povo 1,650円 ONCモバイルONE 1,980円 日本通信 1,890円 |
60歳以上 | 楽天 1,078円 | ワイモバイル 1650円 povo 1,650円 | UQモバイル 1760円 |
ガラケー | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
ガラケー 詳細へ | ワイモバイル 2,127円 | ドコモ 3,190円 | au 3,300円 ソフトバンク 3,388円 |
◼ 2023年2月2日 新着情報:mineo(マイネオ)はデータ通信速度が超低速の32kbpsの「マイそく スーパーライト」を月額 250円で 2月22日から提供開始します。通話オプション「完全かけ放題」月額1,210円と合わせると月額1,460円となります。メールぐらいしかしない方に、つまり通話専用にするなら最適だと思います。公式サイトmineo(マイネオ)で申し込みへ

mineo(マイネオ)は専用通話アプリは不要で、電話番号の前にプレフィックス番号を付けてダイヤルする必要もなくなりました。つまりmineoの専用通話アプリは不要で、スマホのディフォルト通話(電話)アプリで発信しても「かけ放題サービス」対象となります。
今回最低料金プランの「マイそく スーパーライト」とオプション「完全かけ放題」をあわせて月額 1,460円 は、かつてMVNOで最低料金だった「OCN モバイル ONE」を下回っています。mineoは3キャリアの回線のどれでを契約しても同一料金なので、ドコモ回線しかない「OCN モバイル ONE」より選択肢が広いと言えそうです。公式サイトmineo(マイネオ)で申し込みへ
ちなみに「OCN モバイル ONE」 の「完全かけ放題」オプション(1,430円/月)を最安プランである「0.5Gプラン/10分無料通話付き(550円/月)」に付けると 合計月額 1980円 です。なおデータ容量の節約モードやデータの繰越も可能です。
◼2022年1月27日 新着情報: 日本通信は290円/月から始まる新たな料金プラン「合理的シンプル290」を発表しました。完全従量制ですが一月 1GB以内に押さえれば 290円/月で利用できます。消費データ量の上限の設定も可能です。従来の完全無制限かけ放題オプション料金 1,600円と合計すると月額1,890円で利用できます。MVNOでは現時点で最安です。しかし月額90円 高くなる「OCNモバイルONE」のほうがメリットは大きいです。詳細は記事後半の格安スマホでの完全かけ放題比較をご覧ください。
◼2021年12月6日: IIJmioは2021年12月7日から無制限かけ放題オプション「かけ放題+」を開始します。オプション料金は税込で月額1,400円です。最低容量プランである月額858円の「2ギガ」プランと合計すると、月額2,258円から利用できます。ただしプレフィックス番号つまり「0037-691」を電話番号の前につけて発信するか、専用電話アプリである「みふぉんダイヤルアプリ」で発信する従来の方法で発信しなければないデメリットは残っています。その点ではドコモの格安SIMブランド OCN モバイル ONE
は発信する前にフレフィックス番号を付けたり専用アプリを必要としません。通常の電話アプリでかけ放題可能です。(なお IIJmioの 詳細や申込み方法は公式サイト
IIJmioを御覧ください。)
■2021年10月8日:NTTドコモのエコノミーMVNOである「OCN モバイル ONE」は2021年10月21日より、全国ドコモショップで手続きが行えるようになりました。同時に月額550円の最安プラン「0.5Gプラン/10分無料通話付き」も導入されます。オプション料金が月額1430円の「無制限かけ放題」と合わせるとMVNOの中で最安の月額 1980円から利用できます。
他の格安SIMとは違いONCモバイルONEのかけ放題はプレフィックス番号を付けたり専用アプリの利用は不要で、スマホの通常の電話アプリから普通に発信してもかけ放題対象です。楽天モバイルとは大違い! これで「ONCモバイルONE」は、小容量データプランの中で比較すると、利便性と料金の点で最もおすすめとなりました。 詳細は 「OCN モバイル ONE」 をご覧下さい。詳細な比較について記事後半をご覧ください。
ところで、ドコモは最近、小容量プランや中容量プランに力を入れています。なかでも上記の「OCNモバイルONE」はドコモが特に力を入れている小容量プランとしてテレビCMでバンバン宣伝されています。

さすがドコモ・ブランドの仲間入りを果たしているだけあって、「OCN モバイル ONE」は昼や夕方も快適スピードを維持しています。他のMVNO(mineo,IIJ,BIGLOBE)以上の回線品質を上回っています。特に昼の12時~13時はドコモ/au/ソフトバンクと同程度のスピードを維持し、同時間帯に極端に低速になるMVNOとは比べようがないほど高速を維持しています。

【4キャリア】ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル の電話かけ放題の比較 最安は?
まずキャリアの4社、つまり ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル の電話のかけ放題サービスの料金プランを比較してみましょう。
比較の条件として、通話「かけ放題」以外は最低料金になるデータ通信プランを組み合わせます。(※「楽天モバイル UN-LIMIT(アンリミット)」の場合データ通信プランはすべて込み。)
※ 回線種類は5Gに合わせました。税込み表示です。
ドコモ ドコモ公式 | au | ソフトバンク ソフトバンク公式 | 楽天モバイル 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|
無制限かけ放題 オプション料金 | 1,870円 | 1,980円 | 1,980円 | 込 |
┗ 5分かけ放題 オプションなら | 770円 | 880円 | 880円 | ー |
┗ ダイヤル方法 | 通常 | 通常 | 通常 | 専用電話アプリ (面倒で、失敗多い) |
データ通信料金プラン | 7,315円 | 7,238円 | 7,238円 | 込 |
┗ プラン名 | 5Gギガホ プレミア | 使い放題MAX (4G/5G) | メリハリ無制限 (4G/5G) | UN-LIMIT Ⅶ (4G/5G) |
┗ 3GB/月までの利用割引 | -1,650円 | -1,650円 | -1,650円 | (無制限/エリア外は5GB/月) |
無制限かけ放題と合計 | 9,185円 | 9,218円 | 9,218円 | \最安/ ~3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 20GB~:3,278円/月 |
家族 割引 | 3回線~ -1,100円 | 2回線 -550円 3回線~ -1,100円 | 2回線 -660円 3回線~ -1,210円 | (なし) |
光セット割 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 | \1年間無料/ 楽天 光 |
カード払い割 | – 187円 | -110円 | なし | (なし) |
家族4名合計 (家族割 /光セット割 /無制限かけ放題) | 6,798円 ×4名 =27,192円 | 6,908円 ×4名 =27,632円 | 6,908円 ×4名 =27,632円 | 13,112円 |
一人(家族割引なし)の場合は?
最安は「楽天モバイル」です。圧倒的に安いです。1軍である3キャリアで最も安いau/ソフトバンク(9,218円/月)より 月々5,940円もお得です。しかも「楽天モバイル」は高速データ通信量は(4G/5G)は無制限、エリア外でau回線を利用する場合でも5GB/月まで利用で可能です。
表の最低料金プランではドコモ/au/ソフトバンクは いずれも高速データ通信は3GB/月 までしか利用しない計算なら、7,568円/月です。それでも楽天モバイルのほうが4,290円/月 お得です。
次に家族 4人ならどうでしょうか?
結論からですが、表の最後の列からお分かりのように1軍に属する3キャリアのうち圧倒的に「楽天モバイル」が最安です。3キャリの半額です。
「楽天モバイル」2023年6月から楽天回線がつながりにくいところでも、au回線を無制限に利用できる 「最強プラン」が開始さるので一番オススメですね。
⬛ UN-LIMIT Ⅶプラン 申し込み ➔ 楽天モバイル
楽天モバイルの料金プランは消費データ量に応じて多段階制となっています。
- ~3GB:1,078円
- ~20GB:2,178円
- 20GB~:3,278円/月
※ お住まいの地域が「楽天モバイル(UN-LIMIT)」回線対象エリアかどうかは 楽天回線エリア からご確認ください。楽天回線エリア内は高速データ通信は無制限で利用できますが、エリア外は自動的にau回線の利用となり高速データ通信は毎月5GBまで、超過後は 1Mbpsに制限されます。ちなみに1MbpsでもYoutubはほぼ快適に視聴できますよ。
■ 速データ通信(4G/5G)使い放題 楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅶ」

最近ようやく我が家でも楽天モバイルのエリヤに入りました。PCやタブレットにテザリングしまくって動画を見まくっています。

と言っても、果てしなく利用するつもりはありません。ほどほどに利用しています。これで税込み3,278円/月、しかも通話し放題なんて素晴らし過ぎますね。
●ドコモの「5Gギガホ プレミア」の場合は、家族3回線以上で各回線から 毎月 1100円割引となりますが、それでも「楽天モバイル(UN-LIMIT)と比較すると1回線あたり毎月3000円以上高くなります。
●auの「使い放題MAX」もドコモと同じで、家族3回線以上で各回線から 毎月 1100円割引ですが、それでも「楽天モバイル(UN-LIMIT)と比較すると1回線あたり毎月 3,000円以上高くなります。
● ソフトバンクの「メリハリ無制限」プランはauと横並びです。ソフトバンクの戦略は大容量プランはソフトバンク本家で、小容量プランはサブブランドのワイモバイルでね、というもの。
たとえばワイモバイルの「スマホ・シンプルプランS」は月々 3GB 2,178円です。通話を制限なしのかけ放題にするなら、+1870円で月額 4,048円になり、家族2回線目以上は毎月1188円引き、家族4名なら合計3,564円/月 割引されます。それでも「楽天モバイル」の安さには及びません。
💡 結論:無制限(24時間)通話かけ放題なら、4キャリアでダントツでお得は「楽天モバイル」。最安です。完全に無料にできますから。家族が多くても同様です。
\ 公式サイト /
楽天モバイル
💡 補足:楽天モバイルのデメリット:
楽天モバイルのデメリットも知っておきましょうね。
- 電波の問題:楽天モバイルの電波エリアはかなり拡大していますが、プラチナバンドではないので、屋内など電波が届きにくいところがかなりあります。その場合はauの回線を無制限に利用できるのでまさに最強プランと言えます。
- 契約(新規/乗り換え)はWeb契約中心。実店舗(ショップ)は全国展開中ですが、まだ少ないのでWeb契約が中心となります。
- 無料対象通話は専用通話アプリ「楽天LINK」の利用が必須。しかし音声品質は評判以上です。私も使っています。しかし問題があります。
┗ ❶ 発信時に電話番号の非通知問題があります。これは「通知」されたり「非通知」(「不明」)になったり、さらに「おかけになった電話番号は現在使われておりません・・・」になったりする題問があります。この症状はWi-FiがONかOFF、またはiPhoneかAndroidかで違ってきます。発信の際はかなり気になります。詳細は ❓ 「楽天リンク」で発信すると電話番号が「非通知」に?をご覧ください。
┗ ❷ 根本的な問題として、発信する際に、通常の「電話アプリ」を使ってしまうと料金が発生してしまうという問題があります。意識していないとかなり面倒です。 - 家族割りなし。しかし家族割を計算に入れても3キャリアより安いです。
- シェア用 SIMカード追加なし。しかしテザリングは制限なしで使い放題。(エリア外つまりau回線でも無制限ですよ。)
- 利用できるiPhoneに制限あり。iPhone XR 以降に発売された機種のみ利用可能。
【4キャリア】光回線をセットにして料金比較すると最安は?
さて光回線も導入する場合、話は違ってくるでしょう。スマホセット割りがあるからです。
各キャリアの光回線プランとスマホセット割りは以下の通りです。(※ ドコモ光は最安のプロバイダー込です。)
ドコモ光 | auひかり | ソフトバンク光 | 楽天ひかり | |
---|---|---|---|---|
戸建て | 5,720円 | 5,610円 | 6,270円(※) | 5,280円 |
集合住宅 | 4,400円 | 4,180円 | 4,730円(※) | 4,180円 |
スマホセット割 | 1,100円 割引 | 1,100円 割引 | 1,100円 割引 | 楽天ひかり |
スマホと合計 (戸建て) | 11,410円~ | 11,748円~ | 12,408円~ | 8,558円~ |
※ ソフトバンクはスマホセット割りの条件としてソフトバンク光のオプション「光BBユニットレンタル」( 月々 550円)への加入が必要。料金に加算済み。IPV6対応でWi-Fiルータ付きです。
┗ 公式サイトで申込:ソフトバンク光
スマホのセット割だけを見ると、一見ソフトバンク光の集合住宅タイプが一番お得のようです。しかし楽天モバイルの圧倒的な安さから「楽天モバイル+楽天ひかり」のセットが一番お得であることが判明しています。楽天 光
つまり光の固定回線の同時契約を込みで考えても、楽天モバイルがトータル的に最安値というわけです。
【格安スマホ】MVNOやサブブランドの無制限「かけ放題」料金を比較 最安は?
以上のように、「楽天モバイル」を含めた通信キャリアの中で、「電話かけ放題」をセットにした場合、最安料金プランを打ち出しているのは「楽天モバイル(UN-LIMIT)」であることが判明しましたが、MVNOを含めた格安スマホというカテゴリー内での比較するならどこが最安でお得でしょうか?
MVNOと含めた格安スマホ・カテゴリーで、1回の通話の制限のない無制限かけ放題サービスを実施しているのは、以下の通り。
- ワイモバイル:ソフトバンクのサブブランド
- LINEMO(ラインモ):ソフトバンクのサブブランド
- 「ahamo(アハモ)」:ドコモのサブブランド
- povo (ポヴォ):au のサブブランド
- UQモバイル:au のサブブランド
- OCN モバイル ONE:ドコモ回線を利用しているMVNO
- 日本通信:ドコモ回線を利用しているMVNO。「HIS Mobile」も同様。
- マイネオ(mineo):au回線を利用したMVNOの先駆け。現在ではドコモやソフトバンク回線も利用可能。
- IIJmio:ドコモ回線を利用したMVNOの老舗。現在ではau回線も選べます。
- 楽天モバイル(UN-LIMIT):第4のキャリア(比較のため)。
以上8サービスで、データ通信プランは最も安いデータプランにして、比較してみると以下の通り。(表の中の「ダイヤル方法」とはかけ放題対象の通話に必要な発信方法のことです。)
ahamo (ドコモ) 公式へ | ワイモバイル (ソフトバンク) 公式へ | LINEMO (ソフトバンク) 公式へ | UQモバイル (au) 公式へ | povo (au) 公式へ | 日本通信 公式へ | OCNモバイルONE | mineo マイネオ 公式へ | IIJmio | 楽天モバイル 公式へ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通信プラン料金 | 2,970円 | 2,178円 | 990円 | 1,628円 | 990円 (3G/月) 必須ではない | 290円~ | 550円 10分無料通話付き | 250円 | 850円 | 込 |
┗5分かけ放題 | 込 | ー | 550円 1年間無料 | ー | 550円 | ー | ー | ー | 500円 | ー |
┗10分かけ放題 | ー | 770円 | ー | 770円 | ー | ー | 935円 | 550円 | 700円 | ー |
┗無制限かけ放題 | 1,100円 | 1,870円 60歳以上は770円 | 1,650円 1年間550 円引き | 1,870円 60歳以上は770円 | 1,650円 | 1,600円 | 1,430円 | 1210円 | 1400円 | 込 |
プラン名 | ahamo(アハモ) | シンプルS | LINEMO 「ミニプラン」 | くりこしプランS | povo 「2.0 3GB/30日」 必須ではない | 合理的シンプル | 0.5GB/月コース | マイそく スーパーライト | IIJmioギガプラン | UN-LIMIT Ⅶ |
データ量 | 20GB | 3GB | 3GB | 3GB | 3GB 必須ではない | 1G | ~0.5GB | (32kbps) | 2G | 無制限 |
┗超過後速度 | 1Mbps | 0.3Mbps | 0.3Mbps | 0.3Mbps | 0.128Mbps | 非公表 | 0.2Mbps | – | 0.3Mbps | ー |
ダイヤル方法 | 通常 | 通常 | 通常 | 通常 | 通常 | 通常 | 通常 ※ 2 | 通常 | 専用アプリ必要 | 専用アプリ 「Rakuten Link」 必要 |
合計月額料金 | 4,070円 | 4,048円 60歳以上は2,948円 | 2,640円 | 3,498円 60歳以上は2,398円 | 2,640円 データプランなしの場合 1,650円 | 1,890円 | 1,980円 | 1,460円 | 2,250円 | ~3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 20GB~:3,278円/月 |
家族割 | カウントのみ | 2回線目から-1,188 円/月引 ※1 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
固定回線の割引 | なし | -1,188円/月引き ソフトバンク光 ※1 | なし | -638円 | なし | なし | なし。 他のコースはOCN光契約で200円引き。 | なし | 最大6ヶ月割引あり | \1年間無料/ 楽天 光 |
でんき割 | なし | -110円 3年目から-55円 | なし | -638円 | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
最大割引後 | 4,070円 | 2,750円 60歳以上1650円 | 2,640円 | 2,860円 60歳以上1760円 | 1,650円 | 1,890円 | 1,980円 | 1,460円 | 2,250円 | ~3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 20GB~:3,278円/月 |
※1 ワイモバイルの家族割と固定回線割は併用不可。
※2 「ONCモバイルONE」のかけ放題は以前はプレフィックス番号を付加する必要があるためアプリ「OCNでんわ」の利用が必須でした。しかしながら2021年4月から「OCNでんわ」アプリを利用しなくてもかけ放題になりました。つまりスマホの通常の電話アプリで発信してもNTT施設内で自動的にプレフィックス番号が付加されて発信されるようになったわけです。これで「OCNモバイルONE」は各スマホのMVNOでありながら、ドコモなどのキャリアの完全24時間かけ放題のような使い方ができるようになりました。
このおかげで私はメイン電話を楽天モバイルからO「NCモバイルONE」に変更しています。楽天モバイルで手間がかかった「専用電話アプリどうのこうの」などの問題から解放され、快適的に音声通話をしています。長電話はもちろん、ちょこっと電話も気軽にできています。
⬛ 判定結果
◼ 楽天モバイル 一押しだけどデメリットあり
以上、最安料金だけを見れば楽天モバイルを含めた格安スマホのジャンルでも楽天モバイルが最安でお得だということが判明しました。月のデータ利用量が3GB未満の場合は1,078円です。完全なる無制限かけ放題なのに 1,078円 に抑えられます。自宅だけで使えば完全無料で完全かけ放題の固定電話の代わりとなるのが楽天モバイルなんですね。
┗➡公式サイトで申し込み:楽天モバイル
しかし繰り返しになりますが楽天モバイルの無料通話には問題があります。電話専用アプリ「楽天リンク」から発信しないと30秒22円という高額な通話料が発生してしまうという問題です。
これが結構面倒なんですよね。うっかりするとスマホの通常の電話アプリから発信して有料になってしまうのです。私は何度も失敗しました。それに未だに電波が安定しておらず、大きな建物の中や電波の死角ではRakutenの電波をつかむことができなかったり、発信や着信がいまだに不安定だったりしています。現時点ではメインというよりサブスマホまたはサブSIMとして利用するほうが賢明でしょう。
◼ mineo(マイネオ)は最安!⬅ 通話専用にするなら間違いなく一押し
一方、上の表の楽天モバイル以外の事業者は専用アプリを必要としないところが多くあります。
おすすめは完全かけ放題で月額 1,460から利用できる mineo(マイネオ)です。2023年02月02日現在でMVNO最安となっています。この最低料金は 以下の一覧表にあるようにメール/メッセージぐらいしかできない通信速度(32kbps)のデータプラン「マイそく スーパーライト」(月額 250円)に、月額 1,210円の「完全かけ放題」通話オプションをあわせたものです。

2023年度で最もリーズナブルな料金を追求するならmineo(マイネオ)はおすすめです。
┗➡mineo(マイネオ)の申込み :公式サイト mineo(マイネオ)
※ 回線はドコモ、au、ソフトバンクから選べます。
◼ ONC モバイル ONE
次におすすめは ドコモの店頭でも契約ができるようになったドコモ「エコノミーMVNO」であるOCNモバイルONEです。最近、音声通話の無制限(24時間)かけ放題オプションをはじめたOCN モバイル ONEは専用アプリ「OCNでんわ」から発信しなくても、かけ放題対象通話とみなされるようになりました。つまり手動でプレフィックス番号を付けなくてもよくなったわけです。スマホにはじめからインストールされている電話アプリから普通に発信してもかけ放題対象通話になります。しかも完全かけ放題オプションを追加しても1,980円/月(~0.5Gコース)はMVNOの中では最安レベルです。
◼ 「日本通信」の「合理的シンプル290」
「日本通信」の「合理的シンプル290」も専用音声通話アプリは必要なく、通常の標準電話アプリで発信しても完全なる無制限のかけ放題として利用できますので、その点はメリットあ大きいと思います。データ消費量応じて完全従量制の料金プランで、月に1Gまでなら 290円、1G増えるごとに220円加算されて請求されますが、上限の設定も可能なので、うっかり使いすぎということを防ぐことが可能です。通話料は11円/30秒 と格安、1600円のかけ放題オプションを加えると、月額1,890円から完全かけ放題生活を楽しむことが可能です。
┗ 公式サイト➜合理的シンプル290プラン|日本通信SIM
◼ povo データプランをいつでも追加できる
「povo」:auのサブブランド「povo」にも注目です。ご存知の通り、3種類のトッピングを180日に一度以上消費すれば継続できる料金プランで人気ですが、実は月額 1,650円の「通話かけ放題」という通話トッピングだけで契約を継続することができます。
つまり「povo」は4キャリアのなかで楽天モバイルの次に最安なかけ放題を提供していることになります。しかし、最低でも30日で3GBのデータトッピングを契約しなればデータ通信速度は 128kbsという使いものにならないほど遅いデータ通信となってしまいます。通話専用スマホまたは2回線いられるデュアルSIM対応のスマホにするなら、有力な選択肢となります。
■ povoの【通話トッピングのみプランの利用可否】
🆀 トッピングを通話かけ放題 1,650円にして、毎月合計 1,650円をず~と続けられますか?
🅐 はい、通話トッピング(5分以内通話かけ放題:550円/月(税込)/通話かけ放題:1,650円/月(税込))のみでのご利用もできます。
※データトッピングがない場合、データ通信最大128Kbpsでご利用いただけます
また、通話トッピング(5分以内通話かけ放題/通話かけ放題)をご購入いただいた場合も、長期間(180日間)トッピング未購入による利用停止の対象となりません。
繰り返しになりますが「mineo」、「日本通信」、「OCN モバイル ONE」は楽天モバイルと違って「10分かけ放題/無制限かけ放題 等」は、専用通話アプリは必要ありません。つまり、うっかりすると20円/30秒が発生してしまうという失敗がないという強みがあります。スマホのディフォルト電話アプリから発信しても「かけ放題」の通話とみなされるのです。
┗➡ 日本通信 公式サイト:合理的シンプル290プラン|日本通信SIM
確かに「日本通信」の「合理的かけほプラン」は、ワイモバイルやUQモバイルのようにキャリアのサブブランドではなく、完全なるMVNOですから、高速通信速度は期待できない時間帯があります。他のMVNOと同様に密集市街地では、昼12時~13時、夕方(17時~19時)は使い物にならないほど低速になってしまうかもしれません。
※ 「日本通信」の「合理的かけほプラン」の注意点
- 無料通話対象外:ナビダイヤル 0570,0180 は無料通話対象外。これは4キャリアのかけ放題と同じ制限です。
- 支払い方法:クレジットカードのみ。銀行口座、コンビニ振込みには対応せず。
- カスタマーサービス:受けにくい。すべてネット上での契約。
その点24時間完全かけ放題オプションをつけても 1980円から利用できる「OCNモバイルONE」はドコモが優遇しているMVNO回線だけあって❶ 通信速度が安定していて安心かも、しかも日本通信にはない ❷「データ繰り越し」や❷「節約モード」があり、さらに ❸ 格安でスマホをセット購入できるとあって、超おすすめです。
通信はメール程度でOKという方は断然 mineoがおすすめです。月額 1460円から完全かけ放題ですから。
┗➡mineo(マイネオ)の申込み :公式サイト mineo(マイネオ)
※ 回線はドコモ、au、ソフトバンクから選べます。
【格安スマホ】光固定回線のセットで最安は?
ワイモバイルは ソフトバンク光とのスマホセット割が毎月 1,188円 あります。高速通信IPV6を実現する「光BBユニットレンタル」オプション 月々 550円 が必要ですから、差し引き638円割引となります。
┗➡ 公式サイトで申込:ソフトバンクひかり
UQモバイルはauのサブブランドですが、auひかり 同時契約での割引はありません。その代わりにWiMaxと同時契約での割引はありますが、通信が光回線ほどには安定していませので、まったくおすすめできません。
「日本通信」の「合理的かけほプラン」の光回線セットプランはありません。
以上 4キャリアや、MVNOを含めた格安スマホで無制限かけ放題を比較すると、
- 4キャリア:楽天モバイル
- 格安スマホ:OCN モバイル ONE
がおすすめという結論に達しました。しかし通話料金を完全に無料にするには常に「楽天リンク」という専用アプリを利用しなければならないという問題は残ります。これは慣れないと思わぬ料金発生というトラブルが発生しますのでご注意ください。一方 2番めにお得な「OCNモバイルONE」は専用アプリが必要でなくなり、通常の電話アプリで発信できます。ストレスなく電話をかけたいなら、断然「OCNモバイルONE 」がおすすめです。
ガラケーの「かけ放題」比較 最安は?
ここまではスマホのかけ放題でしたが、依然人気のガラケー(フィーチャーフォン)のかけ放題の料金プランはどうなっているのでしょうか?キャリアはもちろん格安スマホの完全かけ放題プランも調査し比較してみました。
以下の比較表にあるようにガラケーのかけ放題プランは3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)にはあるのですが、格安スマホを中心している事業者ではほとんどありません。
唯一ガラケープランを提供しているのは、ワイモバイルです。まあ、ワイモバイルはソフトバンクの格安スマホブランドなんですどね。最近終了したPHSの名残でしっかりとガラケープランのサービス継続中で、かけ放題もありますよ。しかも他のキャリアのかけ放題より1000円近く安いです。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク | ワイモバイル (ソフトバンク) |
---|---|---|---|---|
ガラケープラン名 | ケータイプラン | ケータイシンプルプラン | 基本プラン(音声) + データプラン100MB | ケータイベーシックプランSS + パケット定額(従量制) |
月額基本料金 | 1,507円 2年縛りなし | 1,507円 | 1,408円 | 1,027円 |
+通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
+SMS利用料 | 3.3円/通 | 3.3円/通 | 3.3円/通 | 3.3円/通 |
データ量 | 100MB | 300MB | 100MB | 従量制 |
割引 | -187円 dカード支払い | -187円 2年縛りの場合 | – | – |
5分かけ放題 | + 770円 | +880円 | +880円 | – |
完全かけ放題 | + 1,870円 | +1,980円 | +1,980円 | +1,100 |
合計月額料金 ※完全かけ放題 の場合 | 3,190円/月 | 3,300円/月 | 3,388 円/月 | \最安/ 2,127円 オンラインストアへ |
ガラケー 新機種 | 3機種あり 3万円代~ | 7機種あり 30,800円~ | 3機種あり 28,800円~ | 3機種あり 10,800円~ /最安\ オンラインストアへ |
以上から確認できる通り、ガラケーの完全かけ放題でどこが一番安いかというと、圧倒的にワイモバイルであるこが判明しました。
私の家族はワイモバイルのガラケーを「スーパーだれとでも定額(24時間完全かけ放題)」オプション」を付けて月額 2,127円 で利用していますが、満足度は半端なく高いです。音声品質はソフトバンクです。他のキャリアと互角で、電波が通じない場所はほとんどありません。建物の中でも大丈夫。プラチナバンドですから。
ガラケーの新機種もワイモバイルが一番安いですね。
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