疲労時計の開発やイミダペプチド(疲労回復物質)を突き止めた渡辺恭良の根性にあっぱれ 「夢の扉」

健康

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運動で疲労が溜まるのは、筋肉に乳酸が溜まることで生じるというのは都市伝説だったんですね。では疲労の原因はというと、実は活性酸素であり、さらに疲労回復物質はイミダペプチドだそうです。それを突き止めることができたのが、疲労時計の開発に成功した大阪市立大学の渡辺恭良さんであることがTBS「夢の扉」で紹介されていました。

確かに、運動後に血液中に乳酸が上がるのは確かみたい。さらに休憩をとっても高いまま。実はそれは疲労の原因ではなく、疲労回復物質の一つ、つまり壊れた筋肉を回復させるためだったということを渡辺恭良さんの研究チームが解明しました。

さらに効果的な疲労回復物質を突き止めるために、莫大な予算をつぎ込んだ結果、とうとうイミダペプチドが最も効果的な疲労回復物質であることが判明。イミダペプチドは体にピンポイントで作用し、一日に約200mgを摂取すれば十分であることも分かったようです。

ではどんな食材にイミダペプチドが豊富に含まれているのか?それは「マグロ」「渡り鳥」だそうです。そうです!長時間海を回遊したり、渡りをすることができるのはイミダペプチドのおかげだったようですね。

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というわけで、効果的なイミダペプチドの摂取方法は、マグロを一日80g、鶏の胸肉100gだそうです。明日は数時間でスーパーからマグロと鶏肉の胸肉が売りきれそうです。(手っ取り早く摂取したいには・・・)

さらに、渡辺恭良さんは、疲労で亡くなる方は毎年数万人に上ることで奮起、疲労の数値化に着手。試行錯誤の自律神経のバランスでそれを数値化することに成功し、わずか2分半で計測できる装置を開発、実用化を実現させています。

以上が今日(2013年9月1日)TBS「夢の扉」で放送された渡辺恭良の疲労のメカニズム解明研究の物語でした。

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