国民年金の全額免除で40年間で受給額はどれくらい?健康的に働き70歳まで受け取りの「繰り下げ」いいよ

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結論からですが、年金支給の「繰り下げ」が断然得のようです。60歳で繰り上げ支給と70歳繰り下げ支給では、総額支給が79歳で同じになります。82歳の平均寿命ですから断然繰り下げがいいみたいですね。

私はまだ40代ですが、その年から老後に年金をもらえる話をするのは早すぎるかなと思われる人も多いかも。確かに安定した会社でサラリーマンとしてバリバリ働いている方は厚生年金があるのでいいですが、私は自営業の低所得者です。しかも、年金保険料の支払いはほとんどが全額免除です。(ある期間は半額や3分の2免除期間あり)。70歳まで年金支給の先延ばしをしたら年金額は? ではこのまま全額免除が続けば、私は

  • いくら年金が受給されるのでしょうか?
  • 年金の受け取りを70歳まで「繰り下げ」すると受給額はいくらに?

全額免除で基礎年金の受給額はいくらに?

ご存じのように老齢基礎年金は40年間加入して、65歳から支給してもらうと、年に満額です 約 78万円。月々に換算すると、6万5,000円 になります。

※ 平成28年4月分 からの給付額は 780,100円(満額)です。

しかし、全額免除を40年間続けると、いくらもらえるのでしょうか。以前は3分の1しかもらえませんでしたが、平成21年度以降は2分の1はもらえるようになりました。それに基づいて計算してみます。(追記:後日コメントでご指摘いただいた通り、以下の計算は平成21年以降から40年の話です。それ平成20年以前の分は3分の1の計算になります。)

冒頭で述べたように私は、自営業です。低所得者のためにほとんどの期間全額免除申請を行い、認められてきました。そして今後も(ちょっと暗い将来ですが)収入増は見込めず、全期間40年通して、全額免除をしたとします。そうすると65歳での支給は満額780,000円の半額の390,000円です。月々に換算すると、毎月約3万2,500円の支給となります。(夫婦健在で65,000円の支給です)。

年金支給の繰り上げ(前倒し)

まず、規定では65歳で受給できるのですが、前倒しで5年前からつまり60歳か20101120201333ら年金を受給可能です。(繰り上げ)

でも受給の「繰り上げ」にはデメリットがあります。

前倒しした月数×0.5%分だけ減額支給されるのです。

しかしメリットもあります。早めに退職したために生活に困窮している方です。また私のように自分は長生きしないように思える方も、早めにもらっておけるのもメリットかもしれません。

繰り下げ(先延ばし)

一方、「繰り上げ」とは逆に5年間の「繰り下げ」(先延ばし)支給も可能です。つまり70歳まで繰り下げ可能というわけ。

年金受給「繰り下げ」のデメリットは、支給されるまで食いつなぎの貯蓄や収入を確保しなければならない点です。

「繰り下げ」のデメリットは上乗せ支給されることです。月数×0.7%分上乗せされて支給されます。12ヵ月(1年)で、8.4%となります。年利8.4をノーリスクで運用できる金融商品などありませんね。

自分は長生きできると、考えていらっしゃる方にはおすすめです。でも70歳まで働くのはきついので、貯蓄が必要になってきます。

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私が70歳まで繰り下げすると

さて、私は石橋を叩いて渡る性格です。ですから、できるだけ健康的に自営業を続けて、年金支給を先延ばしにして、働けなくなった時に少しでも楽になれるようにしたいと思っています。つまり、繰り下げを行って月々の年金支給額を増やしたいのです。

では、最大で5年間(60か月)先延ばしにすると、年金の支給額は月々どれほどになるのでしょうか?ひと月ごとに0.7%加算されるという計算ですから、60カ月で、42%の上乗せになります。つまり

40年間 年金保険料を全額免除した場合、70歳(5年間先延ばし)まで繰り下げて支給を受けると、

年額 780,000 円 ×1/2 ×(100+42)% =55,3800 円
月々
 55,3800 円  ÷ 12 = 46,150 円
夫婦二人で 月々約 92,300 円

となります。

一方、私が前倒し受給を受けたらどうなるでしょうか?5年前倒しで、60歳から年金の支給を受けると、一月あたり0.5%の減額の計算ですから。60か月×0.5%=30%

年額 78,000円 ×1/2 ×(100-30)% = 273,000円
月々 273,000 円 ÷ 12 = 2万2,750円
夫婦二人で 月々約 45,500 円

となります。

年金の小まとめ

私の場合:40年間、年金の保険料を全額免除した場合、基礎年金支給は以下の通りです。

  • 60歳からの支給開始・・・月々 2万2,750 円
  • 65歳からの支給開始・・・月々 3万2,500 円
  • 70歳からの支給開始・・・月々 4万6,150 

となります。やっぱり安心なのは、当然 70歳まで「繰り下げ」し、月々 4万6,150 がいいですよね。夫婦なら約 9万2,300 円なります。

20101120202846

以上自営業の私が今の経済状況を維持しながら生活してゆく場合、年金の受給額がいくらになるかという話でした。

保険料を全額免除する一方で、受給額を最大限増やしたいなら、70歳まで支給を先延せばいいわけです。でも、その場合に必要なことは、60歳からの10年間は健康を保ちつつ働き続け、何とか食いつないでいくことです。

ちなみに、65歳で年金支給を受けないだけでは、自動的に「繰り下げ」対象にはなりません。必ず申請しなければ、繰り下げしたことになりませんので、注意が必要です。

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コメント

  1. […] 参考までに、国民年金の全額免除で40年間で年金はどれほどもらえるの をご覧ください。 […]

  2. とめ より:

    >平成21年度以降は2分の1はもらえるようになりました。
    >それに基づいて計算してみます。

    それに基づいて計算するのは個人の自由ですが、
    何故それに基づいて計算したいのか、その動機が明らかではないですね。

    >全期間40年通して、全額免除をしたとします。
    >そうすると65歳での支給は満額79万2100円の半額の396,050円です。

    仮に半分もらえるとして計算するとそうなるのでしょうが、意味の無い仮定の話しだと思います。
    今日、市役所の国民年金課に行って訊いてきました。
    平成20年度以前の全額免除分は、1/3として計算され、
    21年度以降の分は1/2として計算されるそうです。

    従って貴兄の計算は、平成21年度以降だけで40年間の全額免除を受けた場合の話しでしょう。