信号待ちでも充電?電気自動車のコードレス充電装置が登場!非接触充電が三菱アイミーブへ!

節約

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コードレス充電がスマートフォンにようやく普及するかしないかの今、電気自動車(EV車)にすでに応用され、2015年に三菱の電気自動車「アイミーブ(i-MiEV)」のオプションとしてお目見えするそうです。導入価格はどれほどかは今のところ分かりませんが、将来的には信号待ちや買い物中でも、充電できるように整備したいそうです。

この電気自動車のコードレス充電装置を生産・販売するのはIHIです。米国のベンチャー企業と共同です。もともとこのコードレス充電、つまり強力な磁場と無線を活用した非接触による充電装置を開発したのは米国MITです。さすがです。

EVのコードレス充電装置は、約3kwの電力を9割の送電効率で充電を可能にする「磁界共鳴装置」システムを活用しているとか。それにしても9割の効率というわけですから、1割はエネルギーロスが発生しているわけですね。(現行のワイヤードの送電効率はどれほどでしょうか?)(画像はトヨタによる。@IT MONOist

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このコードレス充電装置の導入は大掛かりな設備が不要とのことで、ワイヤード充電に比べれば手間が大幅に軽減します。ですから、買い物途中や運転中の信号待ちなど、上手く組み合わせることによって、充電時間を大幅に短縮する社会システムが実現するかもしれませんん。その前に家庭の駐車場に導入することが普及するかがカギと言えます。

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日本では、上記のようにIHIがすでに実用段階のEV専用の非接触型充電装置の販売にこぎつけていますが、トヨタ自動車や日産自動車などもしのぎを削って、このコードレス充電装置の開発をしているそうです。

価格についてはどうでしょか?EV車の価格の1割程度なら、普及の見込みは大きいというマーケット調査があるります。それに基づくなら、たとえば200万円のEV車なら、コードレス充電装置は20万円の導入費用になりそうです。

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