ソフトバンクの孫社長があらたなビジネス展開を始めるようです。世界的な決済システムの「PayPal」(ペイパル)を日本で本格展開させるための合弁会社「PayPal Japan」を設立。「PayPal Here」(ペイパルヒヤー)という、スマートフォンに格安カードリーダーを取りつけてお客さんのクレジットカードから簡単に決済ができるサービスを始めるようです。そのメリットと「PayPal Here」の簡単な使い方とは?
「PayPal Here」(ペイパルヒヤー)
「PayPal Here」がのメリットは一体何でしょうか?たとえば小さな八百屋さんを思い浮かべるといいかもしれません。小売店なので約10万円も導入コストがかかるクレジット決済システムを店に導入していかも。そんなときに、お客の中には決済を現金ではなくポイント稼ぎのために、クレジット決済したい人がいるかもしれませんが、断るしかありません。
しかし、手持ちのスマートフォンがクレジットカード決済機になったらどうでしょうか?しかも無料のアプリをインストールして1200円の専用カードリーダーを購入するだけです。さらに気になる手数料はクレジットカード決済の中の最安値、5%でOKなのです。代金は通常付きに1,2度しか振り込まないクレジットカード会社と違い、PayPal(ペイパル)が即日振込ますのですぐに集金できるわけです。PayPal Here
お客さんはカードでの決済方法、一般のクレジット、デビッド、パイパル(カード必要ないがお客さんのスマートフォンが必要)から自由に選択できます。
「PayPal Here」を用いた決済方法
では、この八百屋さんは、自分のスマートフォンとお客さんのクレジットカードでどのように決済を済ませることができるのでしょうか?以下の通りです。
1.まず「PayPal Here」アプリを選択して立ち上げる。
2.カード読み取りデバイス(アダプタ)をスマフォのイヤホンジャックに差し込む。
3.「PayPal Here」アプリで支払の処理をする。金額など。商品を追加する場合もここで行います。
4.客の支払方法選択して、預かったクレジットカードをリーダーから読み込ませる。
4.お客にスマートフォンを渡す。
5.お客さんが引き落とされる合計金額を確認してサインします。
6.領収書(レシート)の送付先、ここでは送付先メールアドレスなどを入力。
7.ここで決済が終了して、あなた(八百屋さん)のペイパルアカウントに即時 野菜の代金が振り込まれるわけです。
今回ソフトバンックが展開開始する決済システム「PayPal Here」(ペイパルヒヤー)の最大の特徴はスマートフォンさえ持っていれば、初期費用が専用のカードリーダー(アダプタ)購入費1200円だけで済むという、極めてハードルが低い導入コストだけだという点。そして手数料がたったの5%のみで、代金振込は即日ということ。
コメント