「オファーボックス」とは、企業から学生に申し込む新しいタイプの就活サイト

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新しい就職活動(就活)の形を実現するサイト「オファーボックス」がしばしば、新聞で取り上げられています。就職希望者が自ら就活するのではなく、企業が自分を探してくれる仕掛けを提供するサイトが「オファーボックス」のようです。

この新しい就活のスタイルを提供するのは「オファーボックス」を運営するITベンチャー企業である「アイプラグ」です。社長さんである中野智哉さんは大手の人材派遣会社で10年間勤めていた間に、就職希望者と企業が求める人材とのミスマッチを痛感していたようです。

そのミスマッチを解消するアイディアから生まれたのが就活支援プログラム「オファーボックス」で、サービスは昨年10月から開始。OfferBox | オファーボックス

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このサービスをざっくり説明すると、まず就職希望者はオファーボックスへ自分の経歴や希望を写真や動画などを用いてPRします。そこへ特定の人材を欲しがっている企業の希望がマッチするれば企業側がコンタクトをとるという仕組みです。

現時点では登録済みの学生は1700人程度、企業は大手を含めて40社以上になるそうです。一例として、住友化学、ネスレ日本、住友ゴム工業、堀場製作所、参天製薬、ロート製薬、エイチ・アイ・エス、社千趣会、山陽特殊製鋼、第一工業製薬、ぴあ、岩谷産業、大幸薬品、MonotaRO、
サイバーエージェント、サトレストランシステムズ、大塚化学、など。

就活でオファー型を希望するなら、SNSのフェイスブックも活用されているちょうですが、信頼度が重視される就活では、この「オファーボックス」のような就活支援サイトが利用しやすいのでしょうね。

ちなみに採用が決まると、企業から「オファーボックス」を運営する「アイプラグ」に30万円の報酬が支払われるシステムのようです。生き残りをかける企業は貴重な人材を獲得するためにお金に糸目をつけないようです。そこに目を付けた中野智哉社長の眼力には感服いたします。

なお「オファーボックス」で就職が決まった登録者には就職お祝い金として5万円がプレゼントされるようです。

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