ドコモ「かざしてリンク」とは?広告の情報をすぐにゲットできそうだ

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2012年ドコモのスマートフォン冬モデルが登場しました。中でもそのほとんどがNFC対応スマートフォンですが、それを利用した新たなサービスブランド「かざしてリンク」が導入されます。では「かざしてリンク」とは?どこまで浸透するでしょうか?

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「かざしてリンク」

アップルのiPhone5にNFCが搭載されるかどうかが話題になっていましたが、結局搭載されませんでした。その理由は世界的にみれば需要や将来性が不透明だということでした。

一方ドコモは世界支配(?)をもくろみ、NFCに一層注力しています。2012年冬モデルの5機種でNFCを標準搭載しました。

「かざしてリンク」を利用するNFCとはそもそも何でしょうか?おサイフケータイ機能で有名なFeliCaと同様の非接触型の近距離無線通信技術です。NFCはFeliCaと互換性があり、日本では普及しやすい環境にあります。

そのNFCを利用したサービスを総称したブランド「かざしてリンク」が立ち上がりました。これはNFCタグが内蔵されている、周辺機器やポスターと連携して様々なサービスに瞬時にアクセスしたり、デバイスとスマートフォンを連携させることが可能になります。すでに以下のサービスが展開されるよていです。

  1. TAPLINK」(大日本印刷)
    NFCタグが内蔵されたポスターとの連携を図れる最も応用範囲が広いサービスです。ポスターのタグに近づけると、ポスターで案内されているイベント情報などを即座にスマートフォンでゲットできそうです。お得なクーポン情報も得られそうです。
  2. Cylsee」(サイバーエージェント/凸版印刷)
    上記のポスターと似ていますが、「Cylsee」は駅構内や電車内の広告との連携が図れるサービスです。広告にかざすと、近隣のお店情報などにすぐにアクセス可能になります。
  3. アインお薬手帳」(アインファーマシーズ)
    実店舗の端末にスマートフォンをかざすだけで、お薬情報が取得でき、専用アプリからいつでも確認可能。
  4. ピットタッチ・ミニSx/ピットタッチ・ナノ」(ビー・ユー・ジー)
    スマートフォンをかざすだけで、会員登録サイトへ一発でアクセス可能。その他キャンペーン、イベントなどの情報を取得可能。
  5. てまぱなびアプリ」(トヨタマップマスター)
    NFCタグ内蔵のPOPにタッチするこで、動物園の動物情報の確認やGPSを連動した施設案内やイベント情報の確認が可能。
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  6. ワイヤレススピーカー/ワイヤレスステレオヘッドセット」(ソニー)
    これが一番使えそうです。ワイヤレススピーカーやヘッドセットに、専用のアプリをダウンロードしたスマートフォンをかざすだけで、電源ON・OFFやBluetoothペアリングが行えます。
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ドコモのNFCを利用した「かざしてリンク」は、QRコードのように写真で撮影したり、アプリを立ち上げたりする必要のない、極めて簡便性に富みかつ汎用性の広い技術のようですから、広がることが期待されています。iPoneにもいずれNFCは搭載されるようになるでしょうか?

なお対応端末は現時点でドコモの次の5つのスマートフォンです。「ARROWS V F-04E」「Xperia AX SO-01E」「ARROWS Kiss F-03E」「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」「ARROWS Tab F-05E」。

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