新型iPad(アイパッド)の名称やスペックに関して、発表前はかなりの憶測をが飛び交っていましたが、名称はタダの「iPad」で落ち着いたようです。アップルはどうやらこの2012年版の新型iPadで再スタートを図りたいようです。では第3世代のiPad(2012)の具体的なスペックは?価格や対応通信規格は?そして日本での発売日はいつに、価格はどれくらいになるのでしょうか?
第3世代iPadのスペック飛躍
アップルCEOであるティム・クックCEOはこの新型iPadはアイパッドの再定義であると言っています。それで「iPad3」や「iPad HD」などの名称は付かなかったのでしょうね。
ディスプレイ
では第3世代の「iPad」(2012年版)のスペックはどうなっているのでしょうか?まず向上した点で各メディアが注目している点はディスプレイはiPhone 4SやiPod TouchなどでおなじみのRetinaディスプレイを採用したことです。さらに解像度はiPad2(1024×768px)の4倍になり2048×1536pxへ。これは予想通りの解像度でした。精細度は前型の132ppiから大幅に向上して264ppiになっています。これは教科書などの電子書籍をカラーで表示させる点で、視認性を向上させるもとのなるようです。まるで印刷物のように鮮明です。アップル
また、ハイビジョンテレビ(1920x1080)の100万も画素数が多くて鮮明だとアップルは自負していいます。
CPU
さて心臓部であるCPUはどうなっているのでしょうか?これも最終的な予測通りだったようです。「A6」ではなく、クアッドコアグラフィックスの「A5X」で落ち着いたようです。サクサク軽快に作動しそうです。しかも「瞬間起動」とうたわれています。
カメラ
これまでアップルはiPadのカメラ機能を重視していないようでしたが、iPad(2012)には500万画素のiSightカメラを搭載します。また1080pのHD動画撮影も可能。iPad2の92万画素に比べたら、新型機が一番向上した機能がこのカメラ機能だと分かります。
日本語音声入力
さらにiPhone4Sの「Siri」(日本語未対応)のように日本語による音声認識機能も搭載されるようです。とはいっても会話によって操作するだけでなく、バーチャルキーボードを使った手打ちによるのではなく、音声入力を可能にする音声認識です。子供や年配者でもiPadを自由に使えるようにする点でかなりの飛躍だといえます。
通信規格
問題は対応する携帯通信網の規格ですね。新型iPadはLTE(4G)と3Gに対応するようです。ですから技術的には日本の携帯3社(ドコモ、au、ソフトバンク)からも販売できるわけですが、LETを現在実施しているのは、ドコモだけです。したがって、今のところ新型iPad(2012)が発売されるとされるauやソフトバンクは3Gで対応すのでしょう。(WiMAXは使えないのだろうか?)当然ですが、Wi-Fi機能は従来通り搭載。
各モデルの価格
各社からの日本価格は公表されていませんが、米国での価格は決定済みで、モデルごとに以下の通りです。
? | Wi-Fiモデル | LTEモデル |
16GB | 499ドル(42,800円) | 629ドル |
32GB | 599ドル(50,800円) | 729ドル |
64G | 699ドル(58,800円) | 829ドル |
価格はかなりのばらつきがあります。
■ サイズ・・・185.7(幅)×241.2(高さ)×9.4(奥行)mm
■ 重さ・・・Wi-Fiモデルは652g、Wi-Fi+4Gモデルが662g
さて、在庫しているiPad2はどうなるのでしょうか?引き続き売られるようです。そしてこちらもまだまだ人気が続きそうです。iPad2の日本価格は3万4800円なり。
新型iPad(2012)で気になるのは日本での発売日ですね。実は日本でも予約は3月8日から開始、3月16日に発売されます。ソフトバンクからはもちろんのこと、KDDIのauからも発売されることはほぼ決まり。多くの人はドコモからも発売されたらいいのに!と考えているに違いありませんが・・・。
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