今日突然、『新しいHao123をスタートページに設定しませんか?』 というポップアップ広告がWindow10マシンに表示されました。やられました。フリーソフトをインストールすると抱き合わせでインストールされる迷惑ソフトです。原因と簡単に解決法を紹介します。
タイトルには大げさにも「やられた!」書いています。Windows10に深刻な被害を与えるような言い方ですみません。でも私にとっては非常にショックでした。
結構便利なフリーソフトを紹介いているブログでこの告知をしなければならないのは残念です。
つまり、『新しいHao123をスタートページに設定しませんか?』 というポップアップ広告は、フリーソフトに広告目的てハンドルされている”ご親切な”つまり有難迷惑ソフトがインストールされてしまったことにで発生するものです。
じつはこれ、日本語入力ソフト「Baidu IME(バイドゥ・アイエムイー)」でおなじみの、中国の Baidu (百度)の広告目的のソフトが知らず知らずのうちにインストールされてしまっている証拠なんですね。
※ フリーソフトのインストール時に、ハンドルソフトの同時インストールのチェックを注意深く外していたつもりなんですが・・・、もしかたらフリーソフトの自動更新時に混入してしまったのかも。
もし『新しいHao123をスタートページに設定しませんか?』 を「はい(Yes)」で処理すると、Windowsにインストールされているブラウザのホーム(初回起動時に表示)はポータルサイト「Hao123」が表示され、 Baidu (百度)の売り上げに貢献してしまう仕組みです。
ポップアップのプロパティを開くと、以下のとおり、Hao123ysPop_weather.exe の起動が原因です。
まあ、ポータルサイト「Hao123」が気に入っていれば、迷惑でもなんでもありません。
でも気持ち悪いですね。
昔はもっとひどかった。『新しいHao123をスタートページに設定しませんか?』なんて表示されず、問答無用でブラウザのホームが乗っ取られていました。しかも、ブラウザから変更しても、PCを再起動すれば再び「Hao123」がスタートページに設定されていました。今は親切です。許可を求めてくれるのですから。
でも気持ち悪いので、「新しいHao123をスタートページに設定しませんか?」の案内が金輪際ポップアップされないようにしたいと思います。
まず原因究明です。
ググると、被害者が続出しているせいか、簡単に原因と対処方法が分ります。
私のWindows10 PCで、以下のタスクマネージャーに示されているように、The Desktop Weather というソフトがWindowsサービスのスタートアップに登録されていることが原因でした。
The Desktop Weather (Windows weather tool)がインストールされていると、右下のタスクバーに雲のアイコンが常駐して、登録されている地域の天気を表示してくれます。別に悪くありませんが、必要でもありません。
ちなみに、昔は、「Baidu The Desktop Weather」と、Baidu が頭についていましたが、あまりのイメージの悪さに自ら省いたのでしょうね。
原因が分かったところで、とっとアンインストールしちゃいましょう。
※ タスクマネージャーのプロセスタグで Windows weather tool を終了させて以下のようにアンインストールしたほうが確実かも。
Windowsエクスプローラを起動させ、
[コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\プログラムと機能]
にアクセスします。
どうやら、今年のはじめにインストールされているようです。でもその時期にインストールされたフリーソフトは削除されているので、どのフリーソフトにハンドルされていたかは不明です。察しはついていますが・・・。
The Desktop Weather を右クリックして「アンインストール」をクリックします。
往生際が悪いソフトで、アンインストールさせないように手順を追加してゆきます。
以下のように表示されたら「アンインストールするには」をクリックして「アンインストール」ボタンを表示させます。
※ 猫のキャラクターが寂しそうにしていても、同情してはいけません。
The Desktop Weather のアンインストールの最後の確認。
最後に、ブラウザでアンケートページが表示されますが、無視してもかまいません。
以上「新しいHao123をスタートページに設定しませんか?」攻撃を食らった時の処理方法でした。
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