評判があまり良くなかったAmazonオンラインストレージサービス Amazon Cloud Drive(クラウドドライブ) がプライム会員でなくてもい保存容量が無制限プランを利用できるようになりました。料金は写真ファイルなら年額11.99ドルつまり月額1ドル(120円)、ファイル形式に制限の無いプランが年額59.99ドルつまり月額5ドル(600円)になります。有料プランを提供している他のオンラインストレージの中で最強となりそうです。
Amazon Cloud Drive (クラウドドライブ)は一般ユーザーは5Gまで無料で利用できていましたが、今回 圧倒的なコストパフォーマンスで料金価格を引き下げてきました。 (Amazon Cloud Drive )
プラン | 料金 |
---|---|
無料プラン 5Gまで | 0ドル |
写真ファイルのみ 容量無制限 | 年額11.99ドル |
すべてのファイル形式 容量無制限 | 年額59.99ドル |
無制限のオンラインストレージを年額約60ドル(約7200円)で利用できるなんて破格です。
コストパフォーマンスの高いとされてきたGoogleドライブは、15Gまで無料ですが、有料プランは1TBが月額9.99ドル、30TBが月額299.99ドルです。無制限プランは一般ユーザーにはありませんでした。
一方Dropboxは、2Gまで無料、1TB(Dropboxプロ)が月額1,200円です。ビジネスプランの中に1ユーザー月額1500円で無制限があります。
マイクロソフトも「Office 365」契約者に無制限を解放しておりますが、オフィスを使わない人には縁のないサービスです。
今回のAmazon Cloud Driveのコスパは既存のオンラインストレージに比べて圧倒的なコスパを誇っています。またAmazonはAmazon S3など世界一級レベルのサーバー関連サービスで知られているので、品質はかなりのものと考えられます。
一方で、ストレージ上でのファイルの編集や共有サービスはこれからといった感じがします。Dropboxはマイクロソフトと提携しOffice関連ファイルのクラウド上での編集が可能になったり、GoogleDrive もドキュメントやスプレッドシートでかなり利便性の高いプラウド機能を提供しています。
Amazon Cloud Drive が年額59.99ドル(月換算約600円)で無制限プランを始めるのはいいですが、是非ともクラウド上で共有/編集が可能になればと思います。しかしバックアップ保管場所としては最高のコスパでしょうね。日本での対応が待ち遠しいです。
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