国債の金利の仕組み!今さらですが理解!預貯金の利息が低迷している理由とは?

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最近米国の国債が何かと話題になって、為替が乱高下していますね。その影響は円が買われる事態へとつながり、日本の経済に深刻な打撃を与えています。

さて、ここ日本の国債発行残高は過去最高を記録し続けているのにその価格はかなり安定しています。これには買い続けているのが外国ではなく日本国内の機関投資家(銀行、保険会社など)が中心だからだそうです。国際的な格付けがいくら下がっても、あまり関係ないわけですね。image

さて、国債と金利(長期金利)の関係はしばしば話題になりますが、本当のところどういう仕組みになっているのでしょうか?それが私たちの懐具合とどのように買関係しているのでしょうか?

金利が上がれば国は大変!

目先の年金や税金などには興味がある私ですが、こんかい国債と金利の関係をおぼろげながら理解でき、経済ニュースが少しでも分かるようになりました。ちなみに個人向け国債は発行ごとに飛ぶように売れています。財務省

はじめに要点から述べると、国債と金利の関係は国債の市場価格で以下のように決まるようです。

国債の価格が上昇=金利が下がる
国債の価格が下落する=金利が上がる

不思議ですね。これを5年もの国債でどのように説明できるでしょうか?

「金利が3%の5年もの国債10万円」を購入した場合、償還時(政府による借金清算時)には当然、10万円×5年×3%=1万5千円(固定)の利息が付き、合計11万5千円もらえるのです。

市場価格

ではこれをある人(機関投資家や個人)が買いたい場合はどうなるのでしょうか?全てはその時の市場価格で決まります。

たとえば上記の国債が、市場で額面の10万円より高い10万5千円で買えた場合、5年後にはそれが11万5千円(固定)になっていますので、1万円の儲けとなります。購入額の10万5千円を基準にすれば金利(年利)は約2%です。

一方、上記の国債の市場での売買価格が11万円とさらに上昇したらどうでしょうか。5年後には5千円の儲けしかなく、金利(年利)は約1%に下落するのです。
まとめると、

国債の価格が上昇=金利が下がる
国債の価格が下落する=金利が上がる

したがって、金利が上がる、つまり国債の市場価格が下落すると、政府は新たに国債を発行して借金しなければならない時、高い金利を約束して売らねば売れないので損をしてしまうわけです。今の状況ではまだ国債の市場価格が高い、つまり金利が安いのでいいですが、将来国債が下落したりすれば大変なことになります。

預貯金と長期金利

実はこの国債(10年もの国債)の金利は日本経済の根幹に影響を及ぼすようです。いわゆる長期金利は、「10年もの国債」の金利に連動しています。

長期金利といえば、住宅ローンの金利、銀行の企業へ融資の金利、はたまた私たちの個人の預貯金の利息を決定するため基準となっているわけですね。

国債の金利が上がれば(国債が下落)長期金利も上昇し、預貯金の利息は上がります。一方、企業はお金を借りづらくなり設備投資などができなくなり、株価は下がり、経済は低迷するわけです。 当然安い国債に人気が出てそちらにお金が流入するわけです。

以上のように、国債の市場価格で長期金利が決まり、ひいてはそれが私たち日常の経済活動に大きく影響していることが理解できした。

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