お世話になった「トレドミン」というSSRI抗うつ薬は効果がなかった

健康

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これは驚きです。私の家族や友人が飲んでいたSSRIという第三世代抗うつ薬に属する「トレドミン」。実は18歳未満に抗うつ薬としての効果が確認されなかっと厚生労働省が認めました。しかし友人はどうしてうつ病から回復できたのでしょうか?

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SSRI「トレドミン」に効果なし

私の家族や10歳年下の友人が、以前に副作用の少ないとされる抗打つ薬「SSRI」の「トレドミン」を処方されて服用していました。当時SSRIは三環系抗うつ薬より体重増加などの副作用が少なく、効き目もかなりあるとされていました。しかし我が家族はあまりの胃痛のためにやめてしまった経緯があります。しかし友人は飲み続け、見事にうつ病から回復したのです。その友人は当時高校生でした。

実はそのSSRIが18歳未満には、抗うつ薬としての効果が確認できなかったという海外の臨床結果を踏まえて、厚生労働省が医師に注意を促していたことが報道され話題になっています。

効果なしと報告されたSSRIに属する薬名は以下のとおりです。

◇ レクサプロ
◇ ジェイゾロフト
◇ サインバルタ
◇ ルボックス
◇ デプロメール
◇ レメロン
◇ リフレックス
◇ トレドミン

繰り返しますが、最後の「トレドミン」は私の家族が服用していただけでなく、10歳年下の友人も高校生の頃に処方されていました。(当時うつ病で学校に行けなくなっていましが、現在では元気にやっています。)

SSRIの臨床結果

18歳未満にプラセボ(偽薬)を用いた臨床結果ですが、実際のSSRIを服用させたグループとプラセボを服用させたグループはいずれも60%に改善効果が確認され、グループ間では差が見られなかったそうです。(「何じゃそりゃ!金返せ!」という叫びが聞かれそうです。)

結局「病は気から」という言葉は「回復も気から」に通ずるところがあるのではないでしょうか?友人もうつ病になって、病院に行った時、薬を処方してもらったという安心感で、かなりの安らぎを得られていたようですから。

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