インフルエンザワクチン注射(予防接種)は子供のころから恐怖でした。小学校に入る前に、講堂でのインフルエンザ予防接種に連れて行かれたのですが、現場で注射と聞いて私は逃げまくり、とうとう看護婦さんや母親は私を取り押さえることができずに、ワクチン接種を受けずに無事に帰ることができました。母親はかなり怒っていたので、次の年は仕方なく予防接種を受けたのを覚えています。
それ以来インフルエンザ予防接種はとにかく激痛の皮下注射のイメージがあり大人になっても気がひけます。しかしその必要がなくなるかもしれないという報告がアメリカから届きました。
皮膚に張るだけの痛くないインフルエンザワクチン接種になるだけかもしれないとのこと。では、
- 皮膚に張るだけ予防接種の効果があるのか?
- インフルエンザのワクチンパッチの普及のメリットとは?
皮膚に張るだけ予防接種の効果があるのか?
この皮膚に張るだけのインフルエンザワクチン接種はやはり針が付いていました。しかしどうやら痛みがほとんどない針だそうです。針というか見えないとげか?
この針は長さが0.7ミリで中に粉末状のインフルエンザワクチンが入っています。パッチを張るときに皮膚に針がささり、針先もインフルエンザワクチンと共に皮膚に溶けだし一緒に吸収される仕組みのようです。
0.7ミリの針は痛くないのだろうか?と疑問ですが・・・マウスに対しての効き目は抜群だったようです。
インフルエンザのワクチンパッチの普及のメリットとは?
ワクチンパッチの一番のメリットは、私にとってはあの「痛み」(いや激痛だ)がないことですが、それ以上のメリットがあるようです。
以下の点でワクチン接種の費用の削減が見込まれます
- 自分で接種可能
- 輸送の簡便さ
- 保存のしやすさ
本当にこのパッチを張るだけのインフルエンザ予防接種が実現すれば、医療費が財政を圧迫している日本にとって朗報ではないでしょうか?
今のところこの実験はマウスだけで、人への効果の確認はまだ先のようです。
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