我が家で現在もお世話になっている「悠香」の「茶のしづく石鹸」の訴訟問題が各地で起こっているようで、本格的なアレルギー訴訟はこれからというところです。「茶のしづく」に含まれていたアレルギーを引き起こす小麦由来成分のために、これまで意識不明などの重篤症状を訴えた方は全国で66名、目や鼻のアレルギー症状を訴えた人は471名に上ったそうです。
では、具体的にどんな健康被害が巻き起こっているのでしょうか?自分が「茶のしずく」(小麦加水分解物含有石鹸)でアレルギー反応を示すかどうかをどうやって診断できるでしょうか?診断してくれる医療機関は?
「茶のしずく石鹸」(悠香)によるアレルギー症状
朝日新聞の朝刊(2011年11月15日付P39)によると、「茶のしずく石鹸」(悠香)の深刻な小麦アレルギー症状を訴える様々な事例が紹介されていました。
たとえば兵庫県の60代の女性は、去年の11月と今年の2月の2回にわたり呼吸困難に陥り、意識不明になったそうです。
またそれほど重くない症状、たとえば目のかゆみや鼻の炎症などの「茶のしづく石鹸」の小麦由来成分によると思われるアレルギー症状を訴える人は全国各地に多数います。日本アレルギー学会によると、医師の診断書付はおよそ300件、それ以外の自己申告が900件以上の報告があるそうです。
訴訟問題に発展
また、訴訟問題に発展しており、全国13か所(東京、大阪、福岡、愛知、東京)などで被害者弁護団が結成しています。
我が家もいまだに使ってる悠香のお茶石鹸「茶のしづく」はすでに交換してもらいましたが、人から贈り物としてもらったりした場合は、手にしている石鹸がアレルギー引き起こす小麦成分が含まれていないかどうかが気になりますね。
診断方法
そこで、実際に使ってみて本当にアレルギー症状かどうかを自己診断する方法があります。日本アレルギー学会の小麦加水分解物含有石鹸のアレルギー診断基準によると以下の通りです。アレルギー情報センター
自己判断は危険
また、『自分は小麦アレルギーではないので、これまでの小麦成分入りの「茶のしずく石鹸」を使い続けても問題ない!』とは思うと危険なこともあるそうです。
毎日少しづつ使い続けることで、アレルゲンが継続的に目や鼻を刺激し続け、アレルギー反応(発症)が生じるようになるそうです。去年までは花粉症でなかったのに、今年から花粉症の症状が出始めた、という人が多いのと同じですね。
ちなみに、自分が「茶のしずく」に含有する小麦成分由来のアレルギー疾患にかかっていないかどうか診断できる医療機関は上記の「アレルギーセンター」に掲載されています。ちなみに九州は以下の医療機関で受け付けています。
とにかく、これからも我が家のように、この悠香のお茶石鹸「茶のしずく」を利用し続けたい家庭は、いま家にあるかも知れない「茶のしずく」が改良製品かどうかを確かめた方がいいようですね。
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