今ネットで紛糾している年金問題。厚生労働省は年金滞納者への強制執行(財産差し押さえ)を予告する督促状を送付するという方針を固めたからです。でもどんなステップで給料差押のような強制執行にまで及ぶのでしょか?
3日前に私 @Ama119 に年金事務所から電話が電話がかかってました。
「納付書は手元にありますか?税金の控除の対象になりますので、年末までに少しでもは払えばお得ですよ。」
みたいなニュアンスで話されました。「督促状が間もなく送付されてしまいますよ」みたいな脅しはさすがになかったのですが、支払っていない理由などを本人に聞くことも、「未納」にならないように「猶予」や「免除」の申請を提案する案内は一切なしでした。
私が「免除」の資格がないことを知っていたからかもしれませが、まず納付する側の立場を理解するためにの会話でもあれば良かったなと思ってしまいます。
そんな時、今日(2013年12月13日)の報道でただならぬ方針が。
厚生労働省は12日、国民年金保険料を指定された期限までに納付しない滞納者全員に対し、財産差し押さえを予告する督促状を送る方針を固めた。- YOMIURI ONLINE(読売新聞)
数年前までは、年金不払いのペナルティは、将来支給される給付金が減額される、または、受給資格さえなくなる、というものでした。
しかし、このまま若い世代の未納状況が続くと、生活保護の支給が増え、年金の基盤そのものが危ぶまれる状況なのでしょう。近年 悪質な滞納者には強制執行するまでになりました。
それがさらに厳しくなり、納期限まで納めなかった滞納者全員に財産差し押さえを予告する督促状が来そうなのです。
これまで給料差し押さえなどの強制執行に至るまでにはいくつかのステップがありました。突然の口座に手が付けられるわけではなかったようです。(日本年金機構)
私のように年金保険料の支払が遅延している方には、まず紫色のハガキ(記事上)や電話でお知らせがきます。(「納付督励」)
それでも期限までに納付しないなら「こんまま滞納が続くと延滞金が課される督促状きますよ」みたいな予告状が来るようです。その後「督促状」が送付されます。年利で計算された延滞金付きです。
それでも頑として支払わなければ「差し押さえますよ」みたいな予告上が送付され、最後まで頑固に拒むと、給料差し押さえのような「財産差し押さえ」となるようです。
以上が、これまでの強制執行までの流れです。
しかし今回の報道によると、さらに厳しくなり、早めに(?)財産差し押さえを予告する督促状が、滞納者全員に送付されるようなのです。
督促状送付までに滞納期間の長さがどれくらいに設定されるか分かりませんが、払えるなら払ったほうがよさそうです。ストレスが減ります。
国民年金に関しては以下のような記事を書いておりますので、参考に。
国民年金の「後納制度」開始!年金ネットで未納保険料の納付月を確認しよう
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