インターネットを主にプライベートで活用している人がほとんどというネット社会で、プロバイダーに穏やかならぬ許可が総務省から出されたようです。
それはプロバイダー(インタネット接続業者:ヤフー、NTT、OCN、KDDIなど)が「ディープ・パケット・インスペクション(DPI)」技術によって、盗聴ともいえる行為、つまりユーザーの検索した情報やサイト閲覧履歴を蓄積、分析して、それによって最適な広告を出せる仕組みです。あなたは反対?賛成?では、
- 「ディープ・パケット・インスペクション(DPI)」とは?
- DPIによってあなたのプライベートなネット事情が・・・?
- 情報を読みとられないための、DPIへの対策とは?
「ディープ・パケット・インスペクション(DPI)」とは?
「盗聴」ともいえる、この「ディープ・パケット・インスペクション(DPI)」の実態を知って、気持ち悪いと思う人が多いことでしょう。米国ではこの技術で訴訟問題が起き、破たんしたプロバイダーがいるほどです。
では、そもそもDPIとはいったい何なの?
それは、あなたのネット履歴をすべて丸裸にする技術のようです。(丸裸とはいっても外部に漏らすわけではない)。
- どんなキーワードで検索したか?
- どんなサイトを閲覧しながら、サーフィンをしているのか?
- 何を購入したのか?
などの情報を保存し、あなたの趣向や悩み、コンプレックスや持病などを読みとり、最適な広告をあなたのPCに表示させようとしているのです。つまり自社の売上向上のために、あなたが何を考え何を欲しているのかを丸裸にするのです。メールの盗み読みも可能な技術だそうです。恐ろしいと思いませんか。米国で訴訟問題が起きたのも無理もない!
それがいやなのでブラウザの検索や閲覧の履歴をブラウザを閉じるごとに消去する設定にしている人はかなりいるのに、プロバイダーはその情報を蓄積しもうけようとしているのですね。
DPIへの対策
総務省はプロバイダーにDPIを許可すると同時に、利用者が拒否すればぷrファイベー情報の収集を停止することも提言しています。
ですから、あなたのネット接続のプロバイダーにDPIが導入されるなら、個人としてそれを拒否し「盗聴」されないように要請できるようです。安心ですね。
ではプロバイダーに問い合わせてみようかな!
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