電子マネーって便利そうで結構面倒なんですよね。特にチャージとか。でもポイントが沢山つくならシステマティックにチャージと支払いを繰り返し、お得なポイント生活を送りたいです。以下に筆者が電子マネー「nanacoカード」と最高還元率を誇るクレジットカード「リクルートカード」を組み合わせて利用開始した理由と、システマティックに年間数万円のキャッシュバッグつまりポイント還元を狙う目論見をメモします。各種税金の支払いでポイントを爆増できましたよ。
※ 2018年03月16日(金曜日)追記:リクルートカードは2018年4月16日(月)より、電子マネーチャージによるポイント付与を合計3万円を超える部分は対象外にしました。以下の通りです。
- 【JCBブランド】・・・nanaco(ナナコ)、モバイルSuica。
- 【Mastercard(R) / Visaブランド】・・・ nanaco(ナナコ)、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA
ポイントは結構面倒
「税金をクレジットカード払いにしてポイントをガンガン貯める方法!」みたいなタイトルをトレンディ系雑誌のタイトルでしばしば見かけます。
でも実際にやっている人はごく少数だと思います。私の友人や親族でこのお得な裏ワザを実行にしている人は一人もいません。
なぜか?「そんな方法聞いたこともない!」が大半でしょう。
でも聞いてもおそらくやりません。
なぜか?
「面倒だ!」と感じるからです。
私もこれまで金融関連雑誌やサイトで知っていましたが、やりませんでした。このブログを運営していなければ、やらなかったかもしれません。
でも実際にやってみると、意外や意外 簡単でかなりポイントを貯め込んでおります。国民健康保険税・年金保険料・自動車税、さらには携帯・家賃・水道光熱費費・ネットの支払いに以下の方法を利用して毎月最低でも1000円以上のポイントが溜まっています。
どんな方法なのでしょうか?
nanacoカードは各種税金の支払いが可能
その方法とは冒頭でも紹介したように、税金の支払いに利用できる唯一の電子マネー(プリペイドカード)「nanaco(ナナコ)カード」をハブとして利用するというもの。
※ nanacoカートとは、イトーヨーカ堂・セブンイレブンで利用できる電子マネーのこと。
そのnanacoカードにお金をチャージする手段にクレジットカードを利用して、クレジットカードのポイントをガンガン貯めるわけです。
どう思います?聞いただけも面倒ですかね。
でもこれで、毎月1000円以上のポイントを確実に得ることができたらどうですか?
因みにnanacoカードはセブンイレブンでいつでも発行してもらえます。ただし発行手数料は300円です。
※ この発行手数料さえタダにする方法もありますが、面倒なら300円ぐらい払いましょう。さらにAndroidスマホを持っているなら「nanacoモバイル」に申し込めます。でもカードが断然おススメですよ。
リクルートカードの還元率は半端ない
「でもクレジットカードの還元率ってせいぜい1%じゃないですか?そんなに貯まらないでしょう!」
という声が聞こえてきます。
ではポイント還元率が1%ではなく、1.2%のクレジットカードならどうですか?しかし存在します。現在最高還元率を誇っております。
それは【リクルートカード】 です。あの広告代理店のリクルートが運営しているカードです。その還元制度はリクルートポイントと呼ばれています。
なんでそんなに還元率が高いんでしょうね。
「そんなの知らん!とにかくカードを手に入れろ!」と言いたくなりますが、私なりの見解を述べます。
それは、リクルートの戦略です。損するサービスはだれもやりませんから。とにかくリクルートが儲かるわけです。単にポイントをまき散らす太っ腹サービスではありません。
リクルートはポンパレ・モ―ルをじめとするショッピングサイトや「じゃらん」などの旅行サイトを運営しており、そこで生活必需品の購入から海外旅行に至るまで幅広いサービスでポイントを使えるようにしているわけです。
※ 私は貯まったポイントでお米10Kgをポンパレ・モールで購入しています。10Kgで約3000pint です。「もちょっといいコメ買えよ」。いやいやこれが結構いいコメなんですよね。
もうお分かりですね。つまりリクルートは「リクルートカード」をバンバン利用してもらいポイントをまき散らし、自社のサービスで利用して下さいね!という戦略です。楽天カード戦略と同じです。
節約の極意
節約生活にはポイント還元が欠かせません。でもぜいたく品や定価で販売いているコンビ二の買い物でポイント貯め、必要でもない交換品でお得を感じることは節約になりません。
生活必需品やどうしても支払わなければならない税金、年金、家賃、水道光熱費などでポイントを貯め、そのポイントをお米などの生活必需品購入に再還元するそこが節約の極意です。(← 息がつまりそうなせこびっち生活だと言われますか?ここでポイントを不要不急な商品に充てるならカード会社の思う壺です。)
これこそがクレジットカードのポイントを利用した節約生活なんです。
リクルートカードとは?
ここで改めてリクルートカードの紹介をしておきます。最大の特長はポイント還元率が半端ないという点。
年会費無料の「リクルートカード」の還元率は1.2%、
リクルートカードの特長
リクルートカードは詳細は以下のとおり。
2016/10/10(月) 時点でリクルートカードは1種のみです。
種類 | リクルートカード VISA,JCB | |
---|---|---|
ポイント還元率 | 1.2 % | |
年会費 | 無料 | |
家族カード年間費 | 無料 | |
旅行傷害保険 | 海外最高2,000万円 国内最高1,000万円 | |
ショッピング保険 | 年間200万円 |
旅行傷害保険はいいですね。つまり旅行でもバンバン使ってくださいね!という訳です。
ポイント付与の計算
リクルートカードのポイント付与の計算方法ですが、ショッピング利用額の合計に対して1.2 %が付与されるというもの。
一方しばしば比較される「楽天カード」や2015年12月からの「dカード」は、一回の買い物100円につき 1ポイント。決済ごとに100円以下の端数は切り捨てです。ですから、それらのカードは支払合計に対する還元率は1%以下です。つまり、毎回のショッピングで100円を切る端数を合計してもポイントが付きません。
その点で「リクルートカード」は支払合計に対するポイント付与率です。ですかか限りなく1.2%に近いわけです。
とはいてっも、繰り返しになりますが、「リクルートカード」が最強と言われる理由は、通常ではポイントが付かない各種税金・国民健康保険税・自動車税・国民年金の支払いでポイントが付与さえる裏ワザが使えます。これが無茶大きいい!
そのカラクリとは、「リクルートカード(プラス)」はセブンイレブンで使える電子マネー「nanaco(ナナコ)」へチャージする場合でもポイントが付与されるということ。そして、この電子マネーnanacoが、税金の支払いで使えちゃえるのです。
税金支払でポイントを加算する方法のまとめ
これまでのまとめです。
- 電子マネー「nanacoカード」は税金の支払いに利用可能。
- nanacoカードへのチャージ時にポイントが付与されるクレジットカードにリクルートカードが含まれる。
- リクルートカードのポイント還元率は業界最高レベル。
- リクルートポイントは交換できる商品やサービスが幅広い。(お米や味噌が買えます。2015年12月からはポンタポイントを経てドコモ利用料金に充当可能。)
この4つの事実によって、ポイント節約生活が可能になるのです。
※ 以下の図は、上記のnanacoカードとリクルートカードを利用し、税金の支払いで倍増させたポイントをドコモの利用料に還元する流れです。ただしnanacoポイントは貯まりません。nanacoを介することでチャージするクレジットカードにポイントが付与されるという仕組みを利用する裏ワザです。
(※ クレジットカード決済ができる税金や公共料金は直接クレジットカード決済したほうが良いです。ただし地方自治体で対応が違います。)
たとえば国民年金は夫婦2人で毎月約3万円、国民健康保険税は2万円、これで合計5万円です。それを「クリルートカード」で支払えば、1.2%の還元で1200円です。とてつもなくデカい!他にも水道光熱費や携帯代の引き落としに設定できますから。
確定申告を自分でやっている方は、確定申告提出時に所得税納付書をコンビニ振り込み用紙に変えて発行してもらうことができますよ。私もそうしました。
リクルートカードでnanacoカードに初めてチャージする準備
さて、めでたくリクルートカードとnanacoカードに入れましたね。これからnanacoカードへリクルートカードからチャージできるように準備しましょう。
※ まだ手に入れていないなら、nanaco カードはお近くのセブンイレブンで、リクルートカードは 【リクルートカード】 からどうぞ。
リクルートカードのWebサービス開始手続き
リクルートカード登録時にMUFGカードWebサービスを登録している方は以下のような通知が郵便で届いているはずですので、IDとパスワードを確認しておきましょう。
次に MUFGカードWEBサービス へ行き以下の部分から「ログイン」。まずパスワードを変更し利用開始手続きを完了しておきます。これをしないと、nanacoカードにリクルートカードを登録できません。なお、以下に説明するように、このIDとパスワードはnanacoカードにクレジットカードを登録するときのVISA Web認証サービスで利用します。
もし、リクルートカード発行時にWebサービスに登録していなかった方は左の「新規IDの登録」から登録を済ませておきます。
nanacoカードにチャージする準備
次に、リクルートカードでチャージできるようにnanaco カードを準備しておきます。
nanacoカード裏面の「nanaco番号」と右下の番号を確認しておきます。
次に nanacoへゆき、上記の番号でログイン手続きをします。
会員メニューの「nanacoクレジットチャージ」をクリック。
もしカード発行から10日以上経過していないなら、以下のようなメッセージが表示されます。
カードの場合は入会から10日後、モバイルの場合は入会・機種変更から4日後にクレジットチャージ申込み等を行っていただくようお願いいたします。
めでたく10日経過すると、最下部に以下の「特約に同意の上、登録」が表示されるので、ためらわずに押します。
次に、リクルートカードの番号、有効期限、裏面のセキュリティー番号、リクルートカード登録時の電話番号を記入して「次へ」。
氏名(半角カナ)、 生年月日(半角数字)、クレジットチャージ専用のパスワードを作って登録。
※ このパスワードは決して忘れないようにメモしておきます。
最後に確認して最下部の「登録する」へ。そうすると以下のように表示されますので、そのまま我慢して待ちます。
次に、MUFGカードWEBサービスのVISA認証サービスの認証を受けます。(リクルートカードでVISAを選択した場合。)
MUFGカードWEBサービス | クレジットカード(MasterCard・Visa・JCB)なら三菱UFJニコス
上記で利用したWEBサービスIDとパスワードを再度入力します。
以下のように表示されたらめでたく登録完了です。
ご登録が完了いたしました。お申込みありがとうございました。
でも実際にチャージできるまで、さらに24時間待たねばなりません。面倒ですね。
無事24時間経過しました。これでやっとリクルートカードからnanacoカードへチャージできます。
「nanacoクレジットチャージ申込み」をクリック。
クレジットカードによるチャージは1回で5千円~2万9千円までの千円単位。1日3回まで、ひと月15回までで月合計金額は20万円までとなっています。さらにnanacoカードの残高は5万円まで。つまり5万円以上の税金支払いは利用できないとうことか?
リクルートカードからチャージする金額を確認して「申込み」を押します。
以下はチャージ明細です。
「これでチャージOK!」と思ったら・・・。
クレジットチャージされた金額(マネー)は、センターお預り分となっております。
お手元のnanacoに受取るには、セブン-イレブンなど所定の場所にて残高確認を実施してください。
という案内が表示されました。まだダメ!手間がかかり過ぎ!
Web上でクレジットカードによるチャージはあくまでも、センターでの預かり分。手元のnanacoカードまたはAndroidアプリ「nanacoモバイル」に残高を読み込ませる必要があります。
「nanacoモバイル」(Android)会員以外は、セブンイレブン(または以下の店舗)のレジで「nanacoの残高確認お願いします!」と申し出たり、セブンATMで残高確認し金額を反映させます。
ちなみに残高確認できるのはセブインイレブン以外は以下の店舗やATM。
電子マネー nanaco 【公式サイト】 : クレジットチャージしたマネーの受取り方法
Android スマホでは「nanacoモバイル」で「センターお預り分反映」をタップすれば反映されますが、私はiPhoneなのでダメ。仕方なく上記の店舗、つまりセブンイレブンへ。
右下のnanaco残高確認を押し、右のカード読み取り装置にnanacoカードをかざします。
こんな感じでnanacoちゃんをかざします。
マネー残高 29,000円 となりました。
これでやっとnanacoカードで税金の支払いが可能になりました。早速滞納していた国民年金保険料の納付書をレジに持って行きnanacoで支払ました。
※ 国民年金はクレジットカード払いにできますが、私のように1/4免除などにしているなら無理です。
以上長くなりましたが、高還元率を誇るクレジットカード「リクルートカード」や電子マネー「nanacoカード」でポイントをサクサク貯めて節約生活する方法でした。
毎月忘れずにnanacoにチャージし、セブンイレブンに納付書を持って行き決済したりするのが面倒でない方は是非おススメですよ。とはいっても、水道光熱費やプロバイダ料金、携帯代などはリクルートカードから自動決済できるますからかなりポイントがたまりますよ。
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