50万ダウンロードを誇るアイフォーン用の音声翻訳アプリ「VoiceTra」(ボイストラ)がアンドロイド端末にも対応しました。
iPhoneでこのアプリを立ち上げているだけで、会話を勝手に翻訳してしまうことで友人たちと話題になっていましたが、これがアンドロイドに対応したことでさらに人気アプリのランキングにランクインしそうです。
音声翻訳アプリ「VoiceTra」(ボイストラ)
友人がこの前アイフォーン(iPhone4)の素晴らしさを淡々と語りながら、様々なアプリの素晴らしさを披露していました。その中に音声翻訳アプリ「VoiceTra」(ボイストラ)で日本語のあいさつが英語に正確に翻訳されるのを自慢していました。
そして話題が別に移ったところ、何やらアイフォーンから英語が聞こえてくるではありませんか。なんと友人との会話を”盗み聞き”していた「VoiceTra」が勝手に私たちの会話を認識して、どんどん翻訳していたのです。
旅行会話を正確に翻訳
この音声翻訳アプリ「VoiceTra」は、日本の独立行政法人「NICT」が開発して、かなり普及しているiPhoneアプリで有名です。なんと31の言語に対応しており、音声だけでなく文字による入出力が可能です。
iOS(iPhone/iPad)
Android
主に旅行用の会話が中心ですが、普段の会話を上記のように認識してくれます。たいていの日本語の音声を高い翻訳精度で英語などに変換しくれます。会話の内容はTOEIC 600点に相当するそうです。
韓国語にも対応しています。
使い方は下の動画で確認できます。
アプリ本体に翻訳のためのデータが入っているのでなく、携帯回線やWi-Fi経由で専用のサーバーに接続して、ほぼリアルタイムに翻訳してくるのです。
※ 回線の状況がかなりネックになっており、利便性に大きく影響しているようです。東京2020年の東京オリンピックでは快適に使えるよう期待したいですね。
「ボイストラ」のiPhone版があまりにも使えるアプリだったので、「NICT」はAndroid版もリリースしました。
日本では地方でも外国人観光客が増えており、コンビニ、各種宿泊施設、交番、交通機関で、通訳の必要が急増しているようです。
実際の通訳者による通訳サービスが開始されていますが、需要に全然追いついていないので、「ボイストラ」のような翻訳・通訳アプリの性能向上に大きな期待が寄せられています。
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