米国の京セラが欧米向けに、アンドロイド(Android)搭載のスマートフォンを発売しましたね。「京セラ エコー(Kyocera Echo)」です。これってどうみても、上下2つのディスプレイでおなじみのニンテンドーDSにそっくりのような気がします。しかし通話機能がしっかりついているスマートフォンです。では、
- 「京セラ エコー(Echo)」でできることとは?
- 日本での発売はいつ、どこから?
「京セラ エコー(Echo)」で何が可能か?
発表された本体画像から、DSのように2つのディスプレイが付いていることは明らかで、様々な使いかたが想定さているようですね。
デュアルディスプレイ
まずは、2つの画面を合わせて使い、4.7インチディスプレイとしてサイト閲覧やゲームが可能ですね。
また2つの画面を別々に機能(「アシストモード」というらしい)させて便利な使い方も想定されているようです。たとえばyoutubeの動画を「京セラ エコー」の上部で再生させながら、下部で関連動画を探したりコメントを読んだりも可能です。
また、本体画像にあったように、上部ディスプレイで特定のサイトを閲覧しながら、下部でTwitterでつぶやいたり、メールを作成・送信したりできそうです。
さらにINTERNET Watchによると、
複数の機能を利用および表示可能なマルチタスク、マルチスクリーン環境だが、利用可能な機能は7種類のメインアプリに限られる。テキストメッセージやEメール、インターネットのブラウジング、電話機能、ギャラリー機能、電話帳機能などから2つの機能が選べる。
という「京セラ エコー」の理解しづらい機能説明の一文がありました。つまり2つのディスプレイを連動させて使える機能(マルチスクリーン)は限られ7種類のアプリしか対応していないということでしょうね。メールやブラウザが対応していれば十分な機能を発揮できそうなスマートフォンになりそうですど。
マシン本体の性能は、CPUクロック周波数は1Gで、内蔵メモリは1GB(512MB)、さらに、microSDHCカード対応ですから32Gまでデータ保存が可能です。欲をいえばCPUのクロック周波数をもっと高いものにしてくれればよかったですが・・・。
端末本体のサイズは、115×56.5×17.2mm。本体重量は193gで、まあまあの重さですね。
テザリング機能
またオプションで、モバイルWi-Fiルーターとしての機能が付加でき、5代まで接続可能のようですね。固定電話のブロードバンド回線の代わりに、このルーター機能でPCをネットに接続可能になるので、節約したい方は、このスマートフォン「京セラ エコー」だけにすることも考えられますね。
カメラ機能
今時カメラ機能のないスマートフォンは考えられないですが、「京セラ エコー」に当然カメラが搭載されています。5千万画素でフラッシュ付きです。HD動画の撮影も可能で、そこらへんの安価なデジカメよりはかなり上等ですね。
何といってもアンドロイド搭載ですから、充実したアンドロイドアプリから好きなものをダウンロード可能なのがいいですね。
気になるのは日本での発売でしょうね。SIMロックフリーが主流の欧米に比べて、SIMロックに規制がきつい日本(最近ではSIMロック解除が増えている)ではどの携帯電話会社(ドコモ、ソフトバンク、KDDI au)から販売するかがかなりの問題になりそうです。しかし、いずれ日本でも販売開始されるでしょう。
私の希望としては嵐が頑張って宣伝しているKDDI auから、このDSそっくりの2画面ディスプレイのアンドロイド搭載のスマートフォン「京セラ エコー(Kyocera Echo)」を発売してほしいですね。(詳細は Kyocera Echo Phone Features より)
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