PCの遠隔ウィルスソフトで無実の若者が誤認逮捕されたことは驚きでしたね。そこで「筑波大学発ベンチャーソフトイーサ株式会社」がフリーソフト「パケット警察 for Windows」(通信記録・プロセス起動記録ソフト)を開発してくれました。これで、PCがハックされて遠隔操作で犯罪に巻き込まれないように予防しましょう。ではその機能と使い方とは?
「パケット警察 for Windows」
まさに冤罪でしたね。犯人ではないのに、犯人にしたてられて、犯行の動機まで無理やり言わせられた事件でした。警察の失態もさることながら、遠隔操作ウィルスソフトを作って使用した真犯人の恐ろしさは言うまでもありません。
さて、自分のPCは大丈夫でしょうか?ウィルスソフトを入れて常に更新している人は、少し安心して良いのですが、それでも不安な方は「筑波大学発ベンチャーソフトイーサ株式会社」が緊急リリースしたフリーソフト「パケット警察 for Windows」をPCにインストールしておいて、常時チェックしておくと良いかもしれません。
こフリーソフトにはウィルスそのものを駆除したり、自動発見したりするわけではありません。しかし予防できる以下の機能があります。
- パケットログの記録
これは、PCがインターネットを通じてPCやサーバーとやり取りを記録するものです。ログファイルは圧縮されたハードディスクを圧迫しないように蓄積されます。 - プロセス起動・終了の記録
アプリケーションの起動と終了に関する記録がすべてログに保存されるというものです。もし自分が気付かないうちに、ハッカーがそっと遠隔ウィルスソフトを起動・終了させても痕跡がハードディスクに自動記録されます。
「パケット警察 for Windows」からダウンロード・インストール出来ます。
ダインロードファイルを実行しします。
使用許諾契約を熟読し「はい」をクリック。
「次へ」
同意にチェックして「次へ」
インストールホルダを確認して「次へ」。
そのまま「次へ」。
次の「インストール開始」をクリックして開始します。すぐに終わりますので「終了」させます。
これで後は普通に、PCを使い続ければいいわけです。
PCが気になる挙動を起こしたら、この「パケット警察」が威力を発揮します。ログが蓄積されるフォルダは以下の通りです。
C:Program Files (x86)SoftEther Packet PolicePacketPolice_logProcess_Log
またLAN接続によってネットへの通信記録をログ化したい場合は、以下のように「ppmgr.exe」を起動します。不安な方は書き換えられないように、「パケット警察」のパスワードを設定します。
ここから、LAN接続されているプロファイルを登録して、ログを記録してゆくことができるようです。
安全にネットサーフィンしているつもりなのに、不正の書き込みの犯人に仕立てられたらたまったものではありませんね。そこで自己防衛する必要があるわけですが、フリーソフト「パケット警察 for Windows」はその一助となりそうですね。
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