アップルより「iPad3」(アイパッド)が来年にも登場することが明るみに出ているようですが、その売れ行きを左右するような新情報が登場しました。マイクロソフトが文書作成ソフト「ワード」で知られる「Office」を iPad用に開発してるとのことです。これまでの「Office」商品のネーミングから推し量るに「Office for iPad 2012」というわけです。
「Office for iPad 」
アップルのPCであるマック用の「Office」として「Office for Mac」が発売された時は、業界に衝撃が走りました。アップルはかなり嫌な思いがしたかもしれませんが、自社のPCであるマックの売り上げに貢献すると判断して、思い切って許可したのでしょう。
今回マイクロソフトは「iPad」でも「Office」を使ってもらおうとソフトの開発を進めているというのです。来年にも発売予定ですから、ネーミングは「Office for iPad 2012」ということになりそうです。
この衝撃的な記事に関してのマイクロソフトサイドのアナウンスは
「我々はすでにOfficeをいくつかのプラットフォームやデバイスに提供しており、将来に向けて拡大していくことを約束しているが、現時点でこれ以上お伝えすることはない」
となっています。とにかく「Office」はどんなOSやデバイスにも応用できるように開発していますよ!と言っているわけで、「Office for iPad」を”発売する”とも”しない!とも言っていないのです。しかしマイクロソフトによる発売は確実のようです。CNET Japan
価格
では「Office for iPad」価格はどうなるのでしょうか?まさに激安のようです。上記の記事によるとたったの10ドル(800円程度)です。この価格はアップルのオフィスとえる「iWork」と同じだそうです。ちなみに「iWork」は「Office 」との互換性があるので、これまでの「Office 」が全く役に立たないということはないわけですが。
以上のように来年に「Office for iPad 2012」(仮)が発売されることはほぼ確実のようですが、同じく来年に発売される新型アイパッド「iPad3」の売り上げに拍車をかけることには間違いなさそうですね。
コメント
OfficeはもともとMac向けに出したのが先ですよ。Appleとしても、競合する製品があること自体は悪く思わないでしょう。現にOfficeをそこまで目の敵にもしてません。iWorkが目指すところとMicrosoftOfficeが目指すところは若干違いますし。