スポーツギアとして世界的にシェアを持つカシオの「G-SHOCK(ジーショック)」がカシオ製のスマートフォンMEDIAS(メディアス)シリーズに続き、iPhone(アイフォン)とも連携可能になりました。対応する新型「G-SHOCK」の型番は「GB-5600AA/6900AA」シリーズです。この新型「G-SHOCK」を腕に付けていれば、iPhoneへの着信がすぐに分かります。まさにスマートウォッチとも呼べるかも。他にも便利な機能が・・・。
「G-SHOCK」はしばらく前から、カシオ製のスマートフォン「メディアス」とBluetooth経由で連携が図られていましたが、世界ナンバーワンのシェアを持つiPhoneとつながれば、もっと売れるのにと思っていました。カシオのお偉いさんたちもそう思っていたでしょうけど、やっと2012年10月から、それを実現する「G-SHOCK」の販売を開始します。「GB-5600AA/6900AA」シリーズです。
では、このiPhoneとつながるスマートウォッチ「G-SHOCK」で何が便利なのでしょうか?カシオのプレスリリースによると、Bluetooth v4.0を介して以下の連携機能が使えるそうです。
- 音声着信などを腕時計でお知らせ
- 腕時計のボタン操作でiPhoneの音を作動させる探索機能
- 接続が切れるとバイブレーションで通知するリンク切れ警告機能
- iPhoneの時刻情報を腕時計が受信して時刻を自動修正
- 内蔵の傾斜センサーが腕時計の動きを感知すると自動再接続
一番役立ちそうなのは、1.の着信を「G-SHOCK」で教えてくれる点でしょうか。iPhoneをマナーモードにしておいてバッグにしまっていても、メールや音声着信があれば、バイブレーションで知らせてくれるなら、見逃しがありませんね。
これまでの「G-SHOCK」ユーザーでiPhoneを持っている人は是非とも欲しい一品となりそうです。(利用するためには、App Storeから専用のアプリ「G-SHOCK+」をダウンロードする必要があります。)
いずれも世界的にシェアを持つ腕時計とスマートフォンですから、売上の相乗効果も絶大な気がします。
価格と発売日ですが、四角型のGB-5600AAシリーズは定価が18,000円、発売は2012年11月。丸型のGB-6900AAシリーズは、定価は同じで発売日は10月です。
私の好みは真ん中の「GB-6900AA-1JF」ですね。間もなく発売されるiPhone5でも使えると思いますよ。将来的には、「G-SHOCK」だけでメールや通話ができるようになったらいいですね。まさにスマートウォッチへの進化を期待したいと思います。
参考リンク:ニュースリリース – CASIO
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