最近Googleは怪しいChrome拡張機能の排除に力を入れており、ユーザーがChromeウエブストアからのみダウンロードするように警告するだけでなく、怪しい拡張機能の駆除を随時行っています。しかし次から次へとスパイウェアやアドウェア関連のツールが紛れ込んでくるようです。そこで役立つのはChrome拡張に怪しいプログラムが仕組まれていないかどうかを検知してくれる拡張機能「Extension Defender」です。Firefox版もありますよ。
放置しているChrome拡張機能
私は数年前にFirefoxからChromeに乗り換えて以来次から次へと拡張機能を試してきました。今気づくと無効にしているものも含めて40ほどの拡張機能をインストール中。はっきり言ってこんなに必要ありませんし、使いこなせません。しかしいつか使うかもと思い、削除できないでいるのです。物を大切にする戦後生まれではないんですけどね。
しかしChrome拡張にマルウェアなどが仕組まれていたという報道があがるので、恐ろしくなり、今インストールしている拡張機能を「Extension Defender」でスキャンしてみました。
Extension Defender の使い方
Chrome版では以下の通りにスキャンできます。
インストールしたら、アドレスバーに表示される以下の拡張ボタンをクリックしブラウザに表示される「Scan now」をクリック。
以下のように「None found! There were no malicious extensions found」(悪意のある拡張機能は見つかりませんでした。)という結果がでれば一安心です。
一方、以下のようにアイコンと共に拡張機能がリストアップされたら、悪意のある拡張機能がインストールされていたという意味です。即刻右側のAction「Remove」をクリックして削除できます。
リアルタイムスキャン
この拡張機能「Extension Defender」はインストール済みの拡張機能をスキャンしてくれるだけでなく、怪しいエクステンションをインストールしようとすると事前に警告までしてくれる心強いリアルタイム検知機能もあるようです。
結論
今、Chromeを使っているユーザでまだこの「Extension Defender」を利用していない方、またIEなどからChromeに乗り換えてこれから拡張機能をどんどん使ってやろうと意気込んでいるユーザには必須の拡張機能だと思いますね。
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