「4万円も出すならもっと性能のよいデジカメを買えるけどね」と言いたくなりますが、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を多用したり、もっぱらクラウドで写真やデータを管理している人には便利なんだろうな!と思えるアンドロイド(Android)を搭載したスマートデジカメがニコンから登場しました。しかもWi-Fi対応です。「COOLPIX S800c」という型番です。ではその特徴とは?
アンドロイド搭載のスマートデジカメ「COOLPIX S800c」
これってかなり本格的なスマートデジカメと言えるかもしれません。ニコンはGoogleのモバイルOSであるアンドロイドとコンパクトデジカメを合体させました。これでますますスマートフォンとデジカメの境目が薄くなったような気がします。
まず、カメラ機能ですが、いまどきのコンパクトデジカメで搭載されているハイスペックを実現しています。
■ 約1600万画素(裏面照射型CMOSセンサー搭載)
■ 光学10倍ズーム
■ フルHD(1920×1080px)動画撮影可能
■ ディスプレイは、3.5インチで854×480ドットの有機ELタッチパネル
■ 本体:サイズ約 111.4 × 60 × 27.2mm、重量 約 184g
デジカメにアンドロイド搭載してスマート化
この「COOLPIX S800c」はアンドロイド(Android 2.3.3)を搭載、おまけにWi-Fi(IEEE 802.11b/g/n準拠)で無線通信可能ですから、その特徴を生かして、ネットに即座に接続してオンラインストレージサービスにアップロードできたり、Google Playからダウンロードしたアプリを利用して簡単にFacebook、Google+、TwitterなどのSNSにアップロード即座に家族や友人と共有できるのが特徴で
プリインストールされているアプリを利用するなら、すぐにyoutubeやGメールを利用できるそうです。Nikon
アンドロイド搭載ですから、基本的にアンドロイドスマートフォンで可能なことはほとんどできると考えていいのではないかなと思います。
近いうちに同じアンドロイド搭載のスマートフォンやiOS端末(iPhoneやiPad)などと連携が図れるようになって、WiFi経由ですぐに転送できるようなるそうです。
上記のニコンから出たスマートデジカメ「COOLPIX S800c」のカラーバリエーションはホワイトとブラックの2色で、価格は4万円代です。しばらくすれば3万円台になると思いますが・・・。なお発売日は9月30日です。すでに受付が始まっています。Amazon または 楽天 からどうぞ。
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