Googleがものすごい勢いで進化させているブラウザ「Chrome」(クローム)ですが、そのVer.12安定版の最新更新情報です。どうやらセキュリティーの強化とユーザーのネット利用状況などのプライバシー保護が強化されたようです。
日本では一般にネットにへばりついているネットユーザー以外は、あまりグーグルの「Chrome」(クローム)といってもピンときません。IEやFirefox派の私も未だにそうですが、とにかくGoogleが力を入れてものすごい勢いで進化させているWebブラウザです。
今回はChrome12安定版の最新リリースです。Chromeユーザーは自動でアップデードされるようです。Google Japan Blogによると3Dなどのグラフィック機能強化と同時に以下の2つの点が強化されています。
セーフ ブラウジングの技術
まず「セーフ ブラウジングの技術」の強化ですが、今世界中でゾンビPCを製造しているマルウェアだけでなく、フィッシングサイトからChromeユーザーを保護し、怪しいコンテンツファイルのダウンロードは警告されるようになります。(以前かからなかったけ?)。利用者にとって気持ちがよいのは、
Chrome ないしGoogle がユーザーのクリックしたURLやダウンロードするファイルの内容を把握することなく、悪意のあるコンテンツだけを見つけられるように、慎重に設計されています。
ということで、ユーザーがどのWebサイトを閲覧しているかをグーグルは把握せずに、上記のような悪意のあるコンテンツやファイルからユーザーを保護するという機能です。使う側にとっては、実に気持ちがいいですね。
プライバシー保護
2つの目はプライバシー保護です。Webサイトを閲覧時に自動的にブラウザなどに保存されるクッキー情報などをユーザーが制御かのうになることです。今までのクッキー削除機能からはどうしても削除できなかったものもあったようですが、それさえもユーザーで可能になるようですね。
上潮のように悪意のあるサイトが増える電脳空間を安全にさまようためには、Webブラウザの進化がどうしても必要ですが、googleも必死になって開発を続けているようです。まだChromeを使ったことのない人は一度お試しあれ。
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