今日のネット界隈は iOS 8.1 の新機能の話題で持ち切りです。早速私もMVNOの「OCN モバイル ONE」のSIMカードで運用している iPad mini 2(Retina) SIMフリー版を更新しました。正常接続可能だけでなく、テザリングも可能でしたした。さらに嬉しいことに「Instant Hotspot(インスタント・ホットスポット)」も可能であることを確認しました。ドコモのキャリアプロファイルは「ドコモ18.0」です。以下に詳細を記します。
iOS テザリング問題
MVNOでiPhoneやiPadを運用している場合、iOSやキャリアプロファイルのアップデートは冷や冷やものです。特にテザリングしているユーザーならなおさらでしょうね。ドコモのキャリアアップデート16.2ではテザリングが不可能になり衝撃が走ったのは記憶に新しいところ。
でも iOS 8.0x で不具合が多かった 「Instant Hotspot(インスタント・ホットスポット)」を何としても利用したいと思い、思い切って iOS 8.1 へアップデートしました。当然、 iOS 8.02 の状態でバックアップを取った後にです。
参考iPhone5で「iOS 8」を利用!バックアップから快速インストールまで
思い切ってアップデート
結果のスクショ入りで経過を説明します。iPhone5sと iPad mini 2(Retina)です。
ひとまずiTunesを①バックアップしてから、②iOS 8 更新ファイルをダウンロード/更新(インストール)します。
iPadも同様に①でバックアップし、②でiOSを更新します。
「OCN モバイル ONE」でテザリング
ここからが本番です。MVNOの「OCN モバイル ONE」で接続できるかですが、見事「LTE」のマークが!しっかりモバイルデータ通信が可能です。
さて、いよいよテザリングです。「OCN モバイル ONE」のSIMカードを装填したiPad mini 2(Retina)を親機にして、子機のiPhoneから接続してみます。ちなみにドコモのキャリアアップデートファイルは「ドコモ18.0」です。
iPhone の「設定」から「Wi-Fi」で見事「○○のiPad」が表示され、タップすると接続されました。
「Instant Hotspot(インスタント・ホットスポット)」
親機のiPadの「インターネット共有」で確認すると「OFF」から「ON」に、つまり「リモートインターネット共有」が可能になったのです。そうです、あの「Instant Hotspot(インスタント・ホットスポット)」が機能開始していたわけです。
子機のiPhone(画像は自宅のWi-Fi)を確認すると「インターネット共有」にiPadが登録され、接続先iPadの電波感度、バッテリーの残量、テザリングが表示されています。
ちなみに、Instant Hotspot(インスタント・ホットスポット)」が可能になるためには、親機も子機も以下の3条件を満たす必要があります。
- どちらも Wi-Fi を ON にする
- どちらも Bluetooth を ON にする
- どちらも同じ Apple ID で iCloud にログインしておく。
- どちらも iOS 8.1 以上(iOS 8.02以前では不具合が多発)
これらを満たせば、接続先の親機(iPadまたはiPhone)の「インターネット共有(テザリング)」がOFFになっていても、子機の「Wi-Fi」設定で表示されるテザリング可能な親機を選択すれば、親機の「インターネット共有」が自動でONになります。カバンの中から親機を取り出してONにする必要はないわけです。便利ですね。
以上、 iOS 8.1 にアップデートしたiPhoneと iPad mini 2(Retina)を「OCN モバイル ONE」でテザリング動作確認したレポートでした。
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