今日(2011年1月25日)のNHKクローズアップ現代で、ゲーミフィケーション特集がありました。
ゲームはオタクのものというイメージが払しょくされるような番組でした。ゲーミフィケーションは今やスポーツ・リハビリ施設、会社組織、セキュリティー会社に浸透する動きがあるようです。
たとえば、ジョギングシューズなどのスポーツ用品の購入者に専用のゲームサイトに登録してもらい、日ごとにどれほど運動しているかを競い合わせることで運動効果を高めあうことはゲーミフィケーションの典型です。
また、老人ホームでリハビリを兼ねた運動ゲームが登場しています。Wiiでも話題になりましたが、ゲーミフィケーションはさらに進歩して、ポイントなどで同様の施設利用者間でわいわい競ってリハビリ効果を高めることができるそうです。
さらにゲームによる会社内の人事評価制度があります。スマイルバッジ、熱血バッジ、絆バッチ(仲間を気遣う人柄)など社員が互いに評価しあうことで、職場での交流ややる気を高めるというシステムです。これもゲーミフィケーションというそうです。
このようにゲームが人を没入させて、仕事を可視化されることでやる気やモチベーションを高める効果があるようです。
エイズ治療薬の開発につながるタンパク質の構造解析するゲームに10万人が参加。科学の知識が乏しい人でも参加して、タンパク質が安定すればするほどポイントが上がるというゲームで、コンピュータより早く解析に成功しました。これもゲーミフィケーションの素晴らしさを裏付ける実例のようです。
また、外国では監視カメラの映像を監視する人を募集して、摘発した人には月に最高3万円も与えているようです。
私の場合は語学学習でもこのゲーミフィケーションというシステムを取り入れたサービスがあればと思いました。
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