先回の[006]形式主語の<It …that ~,what~>に続き、今回も形式的目的語としての<It>を復習します。Itの後に出てくる真の目的語である動名詞句(~ing)、不定詞句(to~)、名詞節をitで形式的に表す場合です。
■ 不定詞句
I make it a rule to read a book befor going to bed.
「就寝する前に読書を習慣にしています。」
解説:真の目的語は「to~」以下となっている。
注意) make it a rule to~ は「決まって~する」という意味の慣用句。
■ 動名詞句
You will find it enjoyable working here.
「ここで働くことが楽しいことが分かりますよ」
「ここで働くことが楽しいことが分かりますよ」
解説:真の目的語は「~ing」以下のことです。
■ 名詞句
I took it for granted that you would come to my office.
「君が私のオフィスに来るものと思っていた。」
「君が私のオフィスに来るものと思っていた。」
解説:「if S V」が真の目的語である。
注意:「take it for granted that s v 」は「~を当然のことと思う」という慣用句。
今日はここまで。次回からは不定詞を含む構文です。
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