2011年8月16日の天声人語は、終戦記念日に行われる国の式典で、戦争体験者である年配者(elderly folk)の出席が激減しているという内容、戦争の悲惨さを忘れてはならないというコラムでした。
さて取り上げる英語の表現は、動詞の”house”です。
■ 動詞としての’house’
天声人語に登場した動詞のhouseは動詞で使われることも多いようですね。「~を泊める、収容する」という基本的な意味があります。
用いられている英文は以下の通りです。
Chidorigafuchi National Cemetery, which houses the remains of Japan’s many unknown soldiers.
日本語は、「千鳥ケ淵戦没者墓苑」(千鳥ケ淵戦没者墓苑)となっていて、これを詳しくしたのが上記の英文になっているわけです。丁寧に英訳されています。直訳としては「身元不詳の日本兵の遺骨を収容(納骨)している国の千鳥ケ淵共同墓地」となります。
■ 英語表現のまとめ
- cemetery [ ‘seməˌteri ]共同墓地
- house ~を泊める、収容する
- remains (複数形で)残り、遺骨、遺跡
- scorch ~を焦がす
- In the scorching heat 炎天下の中
- elderly folk 年配の人々、高齢者
- conflict (武力による, 比較的長期にわたる)戦い, 戦闘
- How time flies. 時は瞬く間に過ぎ去る。
- slay [ slei ] (slew /slú:/; slain /sléɪn/)殺害する
- officer 将校
- make up 40 percent of~の4割を占める
- less than ~に満たない
今日はここまで
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