裸眼で3Dを視認できる液晶画面の開発競争はいったい何だったのだろうと思わせる画期的なフィルム状の3Dシート「Pic3D」(ピック3D)が開発され2011年8月から発売を開始します。では、「Pic3D」とは?
「Pic3D」(ピック3D)
裸眼3Dテレビやニンテンドー3DSの液晶画面に代表される、視差バリアを活用したディスプレイが話題になりました。いまでこそ話題性は低下したきらいがありますが、今回グローバルウェーブ株式会社が販売する「Pic3D」は3Dに対応していない、デスクトップパソコンやノートPCのディスプレイ、iPadやiPhoneなどのスマートフォンやタブレット端末に特殊なフィルムを張るだけで、裸眼3D表示する機能がある驚きのシートなのです。
そして3D表示の明るさの不足という問題も克服しているようです。従来の方式では明るさが低下するようですが、「Pic3D」では透過率9割のレンチキュラー方式を採用しているので、明るさの低下はほとんど感じないようです。
さらに角度の問題も克服しています。通常の裸眼3Dでは角度によって見え方が大きく違うようですが、「Pic3D」では視野角120度です。つまりほとんどの角度から3Dを視聴できるわけですね。大人数での視聴に向いています。
それにフィルムは最大23インチものまであるので、大きなサイズのディスプレイでにぎやかに3D映画や3Dゲームを堪能できそうです。嬉しいのはyoutubeの3D動画 もURLを入れるだけで3D再生可能になります。すごい!
対応機種やサイズと価格は以下の通りです。
PCのモニターは解像度1920×1080用(23インチ、25.1インチ)と、解像度1920×1080用(15.6と12.1)があります。
さらにiPad2用やiPhone4とiPod touch4G用もあります。
利用方法
「Pic3D」の利用法は簡単で、液晶画面にこの特殊なシートを張り、iOSとWindowsに対応する専用のプレーヤー「Pic3D-Player」をダウンロード・インストールして3D映像対応の映画や動画を再生するだけです。Pic3D
このように極めて簡単にノートPCやiPadやiPhoneなので裸眼3Dを楽しめるようになるようです。興味ある方は上記からどうぞ。
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