水田から電気を「電田プロジェクト」!太陽光発電を日本に広げるソフトバンクの孫社長!その課題は!

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田んぼから電気を生み出す構想をソフトバンクの孫社長は取り組み始めようとしています。その名も「電田プロジェクト」というそうですね。なんと日本の休耕地の20%に太陽光パネルを設置すれば5000万KWつまり東電の発電能力に匹敵する電力を生み出せることが可能とか!すごいですね。では「電田プロジェクト」の課題とは?

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電田プロジェクト

すでにソフトバンクの孫正義社長は、35の都道府県の賛同を得ているそうで、かなりの追い風を獲得しています。また、超党派の国会議員たちの集会で日本人としてのプライドを守るために、現行の太陽エネルギーの買い取り制度よりさらに広範囲の「法律」を作り、再生エネルギー普及促進の法律を作るようにと檄を飛ばしたそうです。(朝日新聞2011年7月4日付より)

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この電田プロジェクトは主に太陽光発電を中心にしたものですが、自然エネルギーにはほかにも、風車、水力など多岐にわたり実用化されているものがあります。

スマートグリッド構想

ソフトバンクの「電田プロジェクト」を今すぐに広めるのはかなり多くの課題がありそうですが、かりに日本中に普及したとしても、電力の受給と供給のバランスを管理する電力制御施設がなければ自然エネルギーと現行の発電システムの効率的な利用にはつながらないようです。

そこで登場するのがスマートグリッド構想です。各家庭や会社、ビル、工場などにデジタル電気メーター(無線式のスマートメーター)を取り付けて、地域別と時刻による需要と供給の完全な可視化と制御を可能にする基盤が整う必要がありますね。

すでにこの全国の電力会社管轄においてスマートメーターへの取り換え工事が始まっていいますが、震災の影響でなかなか進んでいないようです。ちなみに九州電力の予定では20年後をめどにスマートメーターの全世帯への導入を計画しているそうですが、もっと早めないと日本の電力問題の解決が鈍るかもしれません。

すでに多くのベンチャー企業がスマートハウスやスマートマンション、またパナソニックなどがそれらを束ねるかのようにスマートタウン構想(神奈川県藤沢市)を打ち出しています。

とにかく、孫社長の「電田プロジェクト」が国と地域のを結びつけた自然エネルギー促進の大きな第一歩となることを期待していいます。

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