レノボ「YOGA 3 Pro」を「Surface Pro 3」と比較

PC,モバイル

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現行の第4世代(Haswell)の「Core i」 シリーズ製品に比べて、消費電力を60%も減らした Core M プロセッサを採用のレノボ最高峰2in1PC「YOGA 3 Pro」が発表されました。モバイル性の高い「surface pro 3」を、営業で利用することを想定した「YOGA 3 Pro」と比較するのもなんですが、気になるので大まか違いを比較してみました。

レノボ「YOGA 3 Pro」と「Surface Pro 3」

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「YOGA 3 Pro」を「Surface Pro 3」と比較

始めに述べておきますが、レノボが最高峰ノートPCと位置づける「YOGA 3 Pro」は、モバイル端末の利便性を高めるGPS、加速度センサー、光センサー、ジャイロスコープは搭載されていません。作業用、営業用としてオフィスで利用されることが想定されているようです。

特徴は何と言っても、インテル最新鋭のプロセッサ Core M(5Y70) の搭載でしょう。タブレットとしても利用できるノートPC(2in1デバイス)向けあって、現行の第四世代プロセッサに比べてると消費電力を60%も減らし、バッテリーの持続時間を飛躍的に伸ばしており、熱の問題も大幅に減少させています。

さらにディスプレイ解像度が4Kにも迫る3200 x 1800 px。ディスプレイは美しいいに越したことはありません。リソースの消費が激しそうですが。

ちなみに、キーボードの取り外しは不可能ですが、取り回しは楽みたいです。ディスプレイが360度回転して、4つのスタイルで利用できます。通常の「ノートブックモード」。キーボードを裏返した「スタンドモード」、危なっかしい「テントモード」、そして360度回転させた「タブレットモード」です。「テントモード」は以外は頻繁に利用しそうです。

以下が「YOGA 3 Pro」と「surface pro 3」の詳細なスペック比較表です。

surface pro 3 YOGA 3 Pro
OS Windows 8.1 Pro Windows 8.1
ディスプレイ 12インチIPSパネル
2160 x 1440 (3:2)
ppi:216
13.3インチ IPSパネル
QHD+
3200 x 1800
サイズ 292 x 201.3 x 9.1mm 300 x 228 x 12.8mm
重さ 798g 1.19kg
プロセッサ

Core i5
Core i3
Core i7

Core M-5Y70
メモリ

4GB (64GB/128GB)
8GB (256GB/512GB)

8GB
ストレージ
SSD
64 / 128 /256 /512GB 512GB
カメラ 前後に500万画素カメラ
フルHD対応
HD 720p カメラ
Wi-Fi 802.11 a /b /g /n / ac 802.11 ac
Bluetooth 4.0 4.0
センサー 加速度センサー
ジャイロスコープ
光センサー
電子コンパス
GPSなし

コネクタ USB3.0
Mini DisplayPort
microSDXC
ヘッドセット端子

USB 3.0 x 1
USB 2.0(給電機能付き) x 1
Powered USB 3.0 x 1、
Micro-HDMI
マイクロフォン/
ヘッドフォン・コンボ・ジャック
(以下カードスロット)
SDメモリーカード
マルチメディア・カード
SDXC、SDHC

Office Office Premium 搭載 Office Home and Premium,
Office 365
バッテリー
(最長駆動時間)
Webブラウザで
9時間
8時間
ペン入力 N-trig
感圧256段階
価格(税込) Core i3( 64GB) : ¥ 99,144
Core i5(128GB) :¥120,744
Core i5(256GB) :¥150,984
Core i7(256GB) :¥177,984
Core i7(512GB) :¥219,024

21万500円 前後

「YOGA 3 Pro」公式動画は以下より。

Lenovo YOGA 3 Pro Tour – YouTube

「YOGA Tablet 2 with Windows」と「surface pro 3」の比較

ついでにレノボから同時に発表された「YOGA Tablet 2 with Windows」と「surface pro 3」も比較してみます。

image

LTE搭載モデルをリリースするということでかなり気になる「YOGA Tablet 2 with Windows」。着脱式のキーボードカバーが搭載されている10インチタブレットです。

前モデルまでAndoridに特化した製品でしたが「YOGA Tablet 2」からは Windows 8.1 with Bing 版も販売されることになりました。

以下のとおり、スペックは「surface pro 3」に比べるとかなり見劣りしますが、LTE搭載(12月中旬発表)ということで大注目です。価格も54,500円前後(WiFiモデル)と「surface pro 3」と比べてリーズナブルです。

surface pro 3 YOGA Tablet 2
(Windows 10インチ)
OS Windows 8.1 Pro Windows 8.1
with Bing 32bit
ディスプレイ 12インチIPSパネル
2160 x 1440 (3:2)
ppi:216
10.1インチIPSパネル
1920 x 1200px
サイズ 292 x 201.3 x 9.1mm 255 x 183x 3~7.2 mm
重さ 798g 629g
プロセッサ

Core i5
Core i3
Core i7

Atom Z3745
1.33GHz
メモリ

4GB (64GB/128GB)
8GB (256GB/512GB)

2GB
ストレージ
SSD
64 / 128 /256 /512GB 32GB
カメラ 前後に500万画素カメラ
フルHD対応
前面:160万画素
背面:800万画素
Wi-Fi 802.11 a /b /g /n / ac 802.11a/b/g/n
Bluetooth 4.0 4.0
センサー 加速度センサー
ジャイロスコープ
光センサー
電子コンパス
GPSなし

加速度センサー
GPS
光センサー
電子コンパス

コネクタ USB3.0
Mini DisplayPort
microSDXC
ヘッドセット端子
micro USBポート
micro HDMI出力ポート
マイクロフォン・イヤホン端子
microSDカードスロット
Office Office Premium 搭載 Microsoft Office Home & Business 2013
バッテリー
(最長駆動時間)
Webブラウザで
9時間
WiFi使用時
15時間
ペン入力 N-trig
感圧256段階
価格(税込) Core i3( 64GB) : ¥ 99,144
Core i5(128GB) :¥120,744
Core i5(256GB) :¥150,984
Core i7(256GB) :¥177,984
Core i7(512GB) :¥219,024

Wi-Fiモデル:54,500円前後

LTEモデル:未定
なお、LTEモデルは2014年12月中旬発表予定で、スペック未定。

以上が2014年10月に発売されたレノボ「YOGA Tablet 2 with Windows」と「YOGA 3 Pro」を「surface pro 3」と比較してみた結果でした。

選択はユーザーの用途によって違うと思いますが、私としてはやはり高スペックでモバイル性に富んだ「surface pro 3」に軍配を上げます。しかし欲を言えばLTEに対応し、Core M を採用してくれればと思います。しかも現行価格に抑えてくれれば「surface pro 3」は即買いでしょうね。

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