私はまだ「Windows XP」を使っていますが、ソフトやアプリ、とくに「Windows Live Essentials」の最新版などはインストールできません。それでWindows7にアップグレードしなければなりませんが、私のPC環境つまりVistaからのXPへのダウングレード版では、Windows7へのアップグレードには2万円以上かかります。
それでひとまず付属のDVDでVistaへのアップグレードしようと思いますが、いかんせん「忘れ去られた存在」とされれているほど評判の悪いVistaです。そこでVistaと安定しているといわれているXPの比較を調査してみました。どうやらVistaのSP1以上では、Vistaのほうに軍配が上がりそうです。なぜ?
XP対Vista(SP1)
VistaとXPの比較を論じる前に、私のPC環境が十分Vistaに対応するスペックであることを確認しました。以下の通りです。
■ パソコン環境
- CPU:Intel Core2 Duo P8700
- メモリ:4.00GB
- システム:32ビット
ちなみにスペック(システム)を調べる方法は、コントロールパネルの「システム」からわかります。
さてXPとVistaの比較ですが、信頼できるほどの比較サイトがありませんでした。唯一信頼できるサイトはマイクロソフトの「XPとVistaのSP1」との比較でした。
PCやソフトの起動スピード
断然XPよりVistaのほうが早いようですよ。VistaにはXPにはない「スリープ」という機能が新たに加わりました。その状態とXPの「スタンバイ」や「休止」状態」からの起動の比較です。以下の通り、Vistaは3.4秒でほとんど瞬間的な起動です。
(シャットダウン状態からの起動は、私の調査ではXPもVsita(SP2)も1分30秒程度でほとんど同じでした。)
さらにソフトの起動は、VistaのほうがXPより、約 5 倍のスピードだそうです。私の体感も激速だと感じました。
また、定評の悪いVsitaのグラフィック「Windows Aero」あの半透明の分かりずらいWindowsデザインですが、CPUの負荷はXPの2分の1だそうです。(ちなみに私は、複数の作業窓が見えずらいので、「Windows Aero」をOFFにしています。)
ほかにも以下の点で比較され、XPよりもVista(SP2)へのアップグレード決行の理由となりました。以下は私が選んだ理由の優先度順になっています。
- 定期的なバックアップのしやすさ ・・・
VistaにはXP「バックアップ」のと違い「バックアップの状態と構成」があります。(バックアップにはいつも泣かされますから、これは重要な要素です。) - セキュリティー対策の向上
- 音楽や動画の管理と再生環境の充実 ・・・
Vistaから登場した「Windows Media Center」が大きく影響したり、DVDメーカーもあり、動画の保存も楽になっている。
以上が私が、XPから「7」へのつなぎとしてVista(SP2)にアップグレードしようとした理由となった比較結果です。
(実はVistaにしようと思った最大の理由は、「Windows Live Essentials2011」のツールバーがリボン式になった新「Windows Live Writer」が使いたかったからです。)
いまでは快適に使えるソフトたくさんあるので、しばらくはWindows Vistaでネット閲覧とブログ更新を行ってゆきたいと思います。
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