無線LAN機能が搭載されたSDカードが話題です。まず「Eye-Fi」はかなり知られるようになっていますが、東芝から発売されるSDHCメモリカード「FlashAir(フラッシュエアー)」とはどのように違うのでしょうか?
普通のデジタルカメラに、無線LAN機能が搭載しているSDカードを挿入するだけで、いちいちデジカメをUSBでPCにつないで転送する必要はないのはありがたいですね。
それを実現する、Eye-Fiはこれからかなり普及するかもしれないとことがしばしば取り上げられていますね。しかし東芝はさらに「FlashAir(フラッシュエアー)」なるものを発売し2012年2月に発売します。この「FlashAir」はEye-Fiとどう違うのでしょうか?
その違いの説明がjapane.engadgetさんでで分かりやすく解説されていました。一部引用してみます。
まず、Eye-Fiについてですが、
1. カメラからは電源供給を除き独立して動作し、
2. あらかじめ設定したアクセスポイントを探して写真・動画を自動アップロードする機能に特化
これは分かります。機器に依存しておらず、独立しています。
では、FlashAirについては?まず、FlashAir が準拠する標準規格 Wireless LAN SDカードについてですが、
1. 原則的に対応機器(カメラ等)の機能やアプリを介して動作し、
2. アクセスポイント経由のアップロードだけでなく、機器どうしのファイル転送などさまざまな機能に対応
これも何となくわかります。対応機器やアプリに依存しているわけですね。つまりWireless LAN SDカード対応機器以外では、従来のSDカートと同じということでしょうか。
ではその標準規格Wireless LAN SD機能が搭載された「FlashAir」とは?上記の記事では、
FlashAir では、Wireless LAN SD規格準拠に加えて、東芝独自の機能としてカードそのものにウェブサーバを載せています。これにより、非対応機器に挿入しても他の無線LAN機器からカードの中身にアクセスすることができ、一種の無線ネットワークストレージ的にも機能する仕組みです。
なるほど、東芝の「FlashAir」は、標準規格Wireless LAN SDとEye-Fiの機能を合体させたような機能を持ち、さらにNASハードディスクのようなサーバー機能まで搭載したメモリーカードといえるのでしょうか?何となく分かってきました。
今年2月に発売される「FlashAir」対応のデジカメは今年秋ごろにならないと発売しないそうです。はじめに「FlashAir」を発売することで、規格を普及させる狙いがあるのでしょうか?
以上が、これから主流になりそうな、無線LAN機能付きSDカード「Eye-Fi」や「FlashAir(フラッシュエアー)」の違いでした。もう少し勉強する必要がありそうです。
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