昨年からRSSリーダーとしてもっぱらfeedlyをアンテナ(情報収集ツール)にしているのですが、昨日からDDoS攻撃でクラッシュ中です。なんと攻撃者から身代金を要求されているそうです。でもDDoS攻撃っていったい何?
feedlyが使えなくなり、まさに外から隔絶された気分です。それだけfeedlyというRSSリーダーが強力なツールになっている証拠ということが改めて分かりました。
feedlyの運営ブログによると、feedlyは現在DDoS攻撃を受けており、ハッカーたちから金銭を要求されているとのこと。(以下の画像は同ブログのGoogle日本語訳)
同記事によると、feedly側はハッカーに対して法的手段を含めた対抗処置を考えているそうです。そして自力で復旧しよと懸命に作業を続けている様子。
DDoS攻撃とは?
でも、feedlyが自らblogで認めているDDoS攻撃(Distributed Denial of Service Attack)とは何でしょうか?
IT用語辞典によるとDDoS攻撃とは以下の通り。
複数のネットワークに分散する大量のコンピュータが一斉に特定のネットワークやコンピュータへ接続要求を送出し、通信容量をあふれさせて機能を停止させてしまう攻撃。
この種の攻撃はセキュリティーホールを突いてくるのではなく、ハッカー集団自身のPCやハッキング済みのPCを懸隔操作して一斉に対象サーバーに接続しダウンさせる方法のようです。
そういえば、昨日仕事でお会いしたお客さんも、「最近PCが勝手に動くんですよね!どうやらウィルスにやられているようなんですけど、ほったらかしにしていました。」と言っていました。
このようなITリテラシーが低い世界中のユーザーのPCを遠隔操作して一斉に特定のサーバーにアクセスさせるのがDDoS攻撃というもの。feedlyもこの種の手法でやられているわけです。
私は無料でfeedlyを使わせていただいているので、サーバーがダウンしたからといって公然と文句を言えませんが、feedlyのプレミアム(有料)プランを利用しているユーザーは黙ってはいられないかもしれません。feedly側の賠償責任はおのずと生じるかもしれません。
とにかくfeedlyの早期復旧を願うばかりです。それまでの間、情報収集としてTwittterをぼんやり眺めておくことにします。
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