【暴露本】初代iPadはドコモに決まっていたそうだがソフトバンクの孫社長が破談させ、SIMカードを大量に処分していた

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日経新聞によるドコモとアップルの密約の記事は、初代iPadの日本での販売キャリアがドコモに決定済みで、ドコモは大量のSIMカード準備していたそうだですが、契約サイン直前にソフトバンクの孫社長が横やりを入れ、ドコモ版iPadの話をお流れにさせていたらしいことを、改めて暴露しています。 日経の問題の記事はアップルの密約 ドコモに与えた最恵国待遇。 まず同記事の主旨ですが、ドコモのが iPhone 5s スタートダッシュにつまずいても動揺していない理由が先を見据えた密約があるからだというもの。アップルがドコモに魅力を感じている真の理由は自社にないネットワーク技術を利用するという狙いがあり、それゆえにドコモにiPhoneへの独自サービス導入、販売ノルマに関すして妥協している、というもの。 同時にそこで暴露されているアップルを挟んだドコモとソフトバンクのつばぜり合いが非常に興味深かったですね。 実はアップルがiPhoneやiPadが販売する度に、ドコモは取扱い交渉をしたいたそうですが、販売ノルマで折り合わないだけでなく、ソフトバンクが横槍を入れることが度々あったそうです。

加藤が経営企画担当の常務を務めていた3年前。アップルがタブレット(多機能携帯端末)の「iPad」をデビューさせたときのことだ。  ドコモは、日本国内でiPadを販売する契約交渉をアップルと進め、最終サインを交わす寸前まで話を詰めていた。iPadに使う通信カードの発注を済ませ、プレスリリースも準備した。 ところが、すぐに大量の通信カードを転売して処分する事態に見舞われた。土壇場でソフトバンク社長の孫正義がジョブズに直談判して独占販売契約を確保、ドコモとアップルの話が白紙に戻ったからだった。ドコモが孫に煮え湯を飲まされたのは、日本で初めてiPhoneを扱う通信会社がソフトバンクに決まった2008年に続いて2度目。再び苦汁を味わったのだ。

ドコモはiPad用のSIMを大量生産するところまいっていたみたいですが、それをすべて廃棄させたのが、ソフトバンクの孫社長。彼とアップルの前CEOスティーブ・ジョブズ(故人)とのコネにドコモは太刀打ちできなかったわけです。同記事の内容からすると、日経が2011年12月に報じた「ドコモが iPhone 5 を発売」の記事は、まんざらガセネタでもなかったことが分かります。同時に当時のソフトバンクの孫社長の圧倒的なパワーと業界へのコネづくりの上手さには誰もが舌を巻いていたのが伺えます。今ではアップルのかじ取りはクック氏。そのもとでアップルはドコモとiPhone後の新製品のために、戦略的な蜜月関係を築づきつつあるようです。 ??

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