「フェニックス銀河団」のニュースと人類の間に関係があると思う人が少ないのは、そのニュースを伝える記事のブックマークや「いいね!」の数から分かりますね。しかし私は「はてぶ」を付けました。ではこの「フェニックス銀河団」とは一体どういう巨大銀河団なのでしょうか?
「フェニックス銀河団」
この巨大銀河団である「フェニックス銀河団」の名前の由来は、発見された場所が「ほうおう(鳳凰)座」(hoenix)という日本からはあまり観察できない南天の星座付近にあるからだそうです。ナショナルジオグラフィック
その質量は、人類が暮らす銀河系を含む銀河群全体の1000倍になるとか。
さらに驚きなのは「フェニックス銀河団」が恒星を年に740個以上も生み出している「スターバースト」期にありそうだということ。その数はこれまで発見された記録を塗り替えているそうです。道理で若い星特有の青白さがこの銀河団の中心を占めているわけですね。
同記事によると
非常に稀な銀河団だが、この発見が、あらゆる銀河団の進化についての説明の助けになるかもしれないと科学者たちは話している。
となっています。つまり銀河団の進化は究極的には我々が住む銀河系の成り立ちを解明する手掛かりを与え、飛躍して言うなら我々人類の行方を科学的に占うものとなるわけです。人類に大いに関係しています。
それにしても”神様”はこんなに素敵な「フェニックス銀河団」を何のために造り、我々人類に観察させているのでしょうね?
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