WordPressの高速化でしばらく前から話題なものは、VPS(Virtual Private Server「仮想専用サーバ」でApacheの代わりに、Nginx(エンジンエックス)をリバースプロキシとして利用することだそうです。サーバに無知な私がどうやってそんなことができるのでしょうか?サーバの基礎知識が必要のようです。以下に「VPS」編:「Wordpressを運用するために学んだサーバやVPSの最低知識」と題して、まとめてみます。
サーバとは
ビールサーバやウォーターサーバと同じですね。水を飲みたいときにサーバに行って、水ををコップに注いで、水を飲む。同様に、サーバ・コンピューターもネットでつながれた家庭のPC(クライアント)からリクエストされた情報(HTMLのWebページ、動画など)を、ダウンロードさせてあげるのですね。
サーバOS
ノートPCにもWinodwsなどのOSがあるように、サーバもOSがあるんですね。以下ように対応してみました。(間違っているかな?)
ノートPC | サーバ | |
OS | Winsows Mac OS | FreeBSD Linux CentOS Ubuntu |
アプリ | Word Excel iTunes | Webサーバ (Apache,Nginx,lighttpad) PHP、MySQLサーバ |
データ コンテンツ | テキスト 動画、画像 音楽 | 左に同じ |
Nginxの豆知識
Nginxは現在急速に拡大しているWebサーバのようです。PHPなど動的ファイル生成はApacheとスピードは変わりないようですが、静的ファイルのリクエストでは。数倍速く、Wordpress.comなどにも採用されているほどです。
共有サーバと専用サーバ
さてここからややこしくなってきた!共有サーバと専用サーバの違いです。これまで共有サーバしかなじみがなかった私ですので仕方ないですね。
共有サーバとは複数のユーザーが、一つのOSで構築されている一つのサーバを共同で利用しているのに対し、専用サーバは独りのユーザーが、一つのOSで構築されている一つのサーバを独占的に利用するわけですね。それでOSを替えたりWebサーバ(アプリ)を変更したりできる管理権限が与えられるわけです。
その管理権限のおかげで、インストールするアプリ(Webサーバ、PHP、MySQLサーバ)の調整を細かにほどこせるようになります。
VPS(仮想専用サーバ)とは
では肝心かなめのVPS(仮想専用サーバ)とは何?それは物理的には共有サーバですが、内部的は専用サーバのようにふるまう領域を保持できるものですね。ですからOSやアプリを自由に変更できたり可能なわけですね。
注意点
VPSの最大のメリットは費用がかからない。つまり基本は共有サーバですから。一方デメリットは、基本的に専用サーバですから自分でサーバの管理をしなければならない点です。セキュリティー設定・アプリのアプデートも必要ですからかなり大変です。サーバのトラブルは基本的に自分で解決する必要があります。ほったらかしているとじきにハックされてしまう可能性があります。
VPSの国内サービス
VPSサービス | 提供会社 | お勧め度 |
さくらのVPS | さくらインターネット | ☆☆☆☆☆☆ |
SaaSas Osukini Server | 日本ラッド | ☆ |
カゴヤ・クラウド/VPS | カゴヤ・ジャパン | ☆ |
CloudCore VPS | KDDIウェブコミュニケーション | ☆☆ |
Serversman@vps | DTI | ☆ |
私も勉強のため、「さくらのVPS 」に申し込みました。2週間お試しがあるのでいいですし、格安ですから。
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