今日のgoogleロゴは「西遊記」の「万籟鳴 万古蟾 生誕 112 周年」で、孫悟空や桃、化けたタヌキも!

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今日のgoogleロゴはアニメーション表示の「西遊記」の孫悟空の冒険が題材になっていました。どうやら中国初のアニメーション映画「西遊記 鉄扇公主の巻」を制作した万籟鳴(ウォン・ライミン)と万古蟾(ウォン・グチャン)の生誕112周年を記念しているようです。

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「万籟鳴 万古蟾」の生誕112周年

万籟鳴(ウォン・ライミン)と万古蟾(ウォン・グチャン)は今からちょうど112年前に中国で生まれた双子の兄弟です。中国初のアニメーターで中国のアニメ業界をけん引してきた中心人物たちです。image

彼らによって制作された「西遊記 鉄扇公主の巻」と題した映画はアジア初の長編アニメーションで、日中戦争の最中の1941年1月1日に上海で初めて公開されましたというものです。万籟鳴と万古蟾の偉大さがよく分かります。中国のアニメ好きはこの双子の兄弟に大いに感謝しているに違いありません。Wikipedia

牛魔王の妻・鉄扇公主

ところで、アニメ「西遊記 鉄扇公主の巻」の鉄扇公主とはいったい誰でしょうか?Wikipediaによると、

「鉄扇公主」は『西遊記』の登場人物である牛魔王の妻・羅刹女のことである。

とありました。中国では扇でおなじみの鉄扇公主(てっせんこうしゅ)と呼ばれるていますが、日本では羅刹女(らせつにょ)が一般的だそうです。

あの火焔山の燃え盛る炎を消すことが出来る「芭蕉扇」を持つことで知られていた「鉄扇公主」から それを借りるために、孫悟空が悪戦苦闘するという話が「西遊記 鉄扇公主の巻」というわけです。

それで、今日のgoogleロゴはアニメーションで、真ん中の文字「o」が風車のようなもの、つまり火の車になっていたようです。

孫悟空と牛魔王の妻・羅刹女との激しい戦いやだまし合いに関しては、Wikipedeaの鉄扇公主に詳しく記されているます。それによると今日のgoogleロゴが何となくわかってきます。左から孫悟空、桃、火の車(火焔山の炎)、タヌキ、如意棒、などが表現されているようです。ちなみに孫悟空は天界で皇帝に仕えていた時に1個食べれば千年生きられるという桃の実をちゃっかり食べていたようです。

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今日(2012年1月18日)のgoogleロゴは、googleがサービスを行っていない中国 近代アニメ「孫悟空」を制作した歴史的な人物「万籟鳴」「万古蟾」の生誕112周年を記念するものだったのですね。googleは親中に傾きかけたかな?

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